シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年の星景撮影を振り返る

さて。昨日、今年最後の星景撮影に行ってまいりました。 一応、予定では年内は、撮れそうにありません。 なので、今年の最後の記事として、2019年の星景撮影についてまとめておこうと思います。 うむうむ。 今年の星景写真は、50回の撮影回数を数えました。 …

2019年にQOSを上げたガジェット(?)6選

さて。 今年も残りわずか、差し迫ってきました。 まあ、一年を通じて、何とか撮り続けてこれたので、よしとしましょう。 今年は忙しくて、去年より撮影回数は減りましたが、何とか、定期の三か月ごとの応募×2=8本と、いくつかのフォトコンに出し続けるこ…

ふたご座流星群2019をそこはかとなく反省する

ふたご座流星群の極大日も終わりました。 ふむふむ。 今年は、月が大きい日取りとなったふたご群極大日。 しかし、その後の雨がち、曇りがちの天候を見ると、この日になんとか、雲があったとはいえ、星が見えたことに感謝しないといけないですね。 数日ずれ…

星景サルベージその78 祈り

うむうむ。 さて、今日(今晩)が、ふたご座流星群極大日。 どうも雲が出そうで、大きな月と合わせて、敗北の予感しかしない。 それでも、行かねばなりません。 問題はどこに行くかですね。 ギリギリまで見極めたいと思います。 高知県でいうと、比較的西側…

今年のテーマ(今更?)

うむうむ。 じわじわと師走も進んでいきます。 もう年の瀬もすぐですね。 一年早いな…。今年は忙しかったな。 また一年の星景については、まとめたいと思います。 年内最後の記事がそれだと美しいかな。 一応、応募を続けてきた種々のフォトコンの結果もまと…

星景サルベージその77 春風のポラリス

ふむ。とりあえず、最繁忙期は抜けたので、年末の締め切りに向けてペースを上げていかねばならない。 のだが、サルベージをしておかないといけない案件がたまっているので、サルベージをしておきましょう。そうね、また選外を量産したということですね。 あ…

星景サルベージその76 交錯する宇宙

とても。忙しい。 疲れ。 何とか、…ここは、サルベージで、時間を稼ぐ一手。 というわけで、別々に応募したものを2枚一組にして組写真としてサルベージ。 前々回のサルベージその74「潮騒」と同じ日(正確には同じ晩)に撮ったものですね。この日はなかなか…

高知県内34市町村星景行脚・現在の到達状況

うむうむ。 というわけで、これまで、私は、高知県内の星景を撮りためてきたのですが、34市町村ある高知県内自治体。 さて、私の星景行脚は、どこまで行ったのか…?? まだ全部は行ってないですが、まとめてみたいと思います。 星景到達市町村 市部 1、高知…

星景サルベージその75 夜に手向ける花

うむ、この忙しいのに、秋が深まっていきます。焦る。 焦った私は、先日紅葉を求めて、一路、馬路村へと行ってみたのですが、もみじはまだ紅葉していませんでした。結構(というか完全に想定外な)時間がかかったのだが…。 まあ、しかし、ひとつ、県内星景撮…

第三の撮影法・20分長秒露光についての覚書

うむうむ。 忙しいです。 まあ、さておき。忙しさはどうにもならないのでおいておこう。 今日は、私の星景撮影第三の撮影法、20分長秒露光についての覚書を書いておきたいと思います。 20分長秒露光 とりあえず、長秒2枚と、普通の1枚。 PENTAX KP レンズ …

書評「棋士とAI」

韓国、中国のトップ棋士を相次いで大差で破ったAI「アルファ碁」。 棋士とAIのたたかいの顛末を、日本棋院に所属するプロ棋士である著者が、囲碁ソフトの開発に携わった経験も踏まえながら、わかりやすく解きほぐしていく。 アルファ碁によって、何が起こり…

オリオン座流星群2019を一応反省する

私は、なんとなく、夏の流星群シーズンと冬の流星群シーズンの2つに、流星群を分けているんですが、特にそんなわけ方は聞いたことないので、適当な区分です。 ただ、この間は、なんとなく流星の数自体が増えるような気がする…気がするだけかもしれませんが(…

星景サルベージその74 潮騒

台風19号の被害があまりに深刻で、とても心が痛みます。 犠牲になられた方のご冥福を祈るとともに、被害に遭われた地域の一日もはやい復旧を願うばかりです。 気候変動の深刻さをまざまざと見せつけられ、この課題への取り組みが、確かに先延ばしできない地…

星景サルベージその73 星と光

そろそろ、コスモスが咲いていると思うので、撮りにいかないといけないのですが、月の巡りと空模様が良くない。 今朝がた、ど平日の明け方に、エクストリーム星景(星景を撮った勢いでそのまま出勤する)と行こうかと思ったのですが、MP消費が非常に激しい技…

新しい三脚がやってきた話

さて。 季節も完全に秋ですね。撮影をしていても吹く風が明らかに涼しい。 冬になる前の、この季節が一番撮影しやすいですね。寒くもなく、暑くもなく、夏の暑さによるセンサーノイズもおさまってきます。 というわけで、今回は、うちに新機材の三脚が来たの…

星景サルベージその72 レグルスの帰還

うーむ。9月も終わろうとしています。 もう今年も残り三か月しかない。しかし、この新月期の週末は、あいにくの空模様で撮影できていません。時が過ぎるのは早いので、撮影チャンスは逃さずいかないといけませんね。 過去の撮影ノートもみながら、何を撮る…

月と彼岸花(と、パンフォーカス星景のすすめ)

今年も、この彼岸花の季節が来ました。 ただ、彼岸花…咲いたと思ったらすぐに散るので、星と絡ませて撮るのは9月特有の不安定な天候もあって結構難しい。 チャンスと見たら機敏にいかないと、終わってしまう。 というわけで、撮影に行ってきたので、記録。 …

荒波と冬の宝石

うむ、少し天候が回復してきましたかね。 ただ、まだ台風が出来たりしていますね。千葉県の台風被害も本当に深刻ですが、一日も早く復旧することを願うばかりです。 まだ9月ですので、これから台風がいくつか来ますかね…、被災からの復旧を急ぎつつ、他の地…

星景サルベージその71 月光と白滝

えー。先日、撮影に行ってきたんですが、なんと三脚を持っていき忘れるというあまりな失敗をしてしまいました。 うん。 さすがに三脚がないと撮れない…。 と思いつつ、カバンに入っていたミニ三脚で、一応何枚かは撮影してみたのですが、やはり思うようには…

晴れないので雨の森に行ってきた話

うむ。というわけでですね。 雨と曇りの日々が続きます。 が、実は、この前一日だけ晴れて、星が撮れたんですが、その前の連続雨デーのさなかに、自分でも方向性を見失って、雨の降る山に撮影に行ってきました。 ので、そのことを書いておきます。 いや、星…

星景サルベージその70 星々の航路〈RE-EDITION〉

というわけで。 前回の記事で、お話した通り、とりあえずもう一度サルベージです。 一年間、準備してきた県展が選外でしてね。 うん。 まあ、それ自体はしょうがないのですが、なかなか、やはり受け止めるにはある程度の時間が必要でした。やはり、このため…

星景サルベージその69 銀砂を撒く

うむ。 色々と、選外で帰ってきてしまっていまして、昨日、謎に濃いのを更新したばかりですが、サルベージの後がつかえているので、頑張って更新しておきます。 1年間目標にしてきた県展も残念な結果となって、二日連続で、選外通知を受け取ったら人間多少…

J limitedツアーにシレっとゴールデングリップを交ぜてきた話

うん。そうなんだ。 曇天だからね。 また、今回も星の話ではないんだ…。私も星景ブログの管理者として責任は痛感している。 しかしながら、無情なる曇り。そして、明日からは雨。 ただ、つい今しがた、応募していたやつが、無事に選外で帰ってきて、サルベー…

夜の植物園at牧野植物園2019

うむ。 晴れません。なので、星を撮れません。困りました。 ですが、とりあえず、先週の土曜日に行ってきた高知県立牧野植物園の「夜の植物園」について書いておきます。 なんだかんだで、毎年行っている気がする。 でも、実は、今年から(かな?)、牧野植…

そろそろペルセウス座流星群2019を反省する

うーむ。 夏の風物詩、ペルセウス座流星群。 極大日は過ぎましたが、天候が良いならもう一日くらい落穂拾いに行こうかと思っていたのですが、どうも天候は崩れる方向のようです。 なので、ここらへんで、ペルセウス座流星群2019の反省会を開いておかねばなり…

J limitedと新調した双眼鏡のお話

うむ。 ペルセウス座流星群の極大日を過ぎました。 一応、何とか撮影にはいってきましたが、…うむ。 うーん。また、いつもの感じですね。 それについては、現在流星が写っているカットを精査中ですので、現像が済み次第、記事にしようかと思います。 かみん…

星景サルベージその68 春を照らす

うむ。 とりあえず、いったんサルベージです。 予約投稿機能というのを一回使ってみようと思い、うまくいっているだろうか。 春を照らす PENTAX KP レンズ HD DA☆11-18mm アストロズーム 焦点距離18mm ISO6400 SS20秒 F2.8 アストロトレーサー、ソフトフィル…

銀河の外れの町で

うむ。 平日、天気がよさそうだったの撮影に行ってきた一枚をアップ。この日は、平日ということを…忘れたわけでもないのに、実にナチュラルに全力で夜中まで、撮り切ってしまった、という。 しかし、また、台風が来て、天気が長期で崩れそうですね。平日行っ…

梅雨明けと夏の訪れ

うむ。 ようやく梅雨が明けました。 いやはや。長かった。 仕事の繁忙期と完全に重なり、まあ、逆に都合がよかったと言えばよかったのかもしれない。ただ、まったく、MPが削り切られて、本当に、この梅雨明けを待ちわびていた…。 今年ほど待ちわびた梅雨明け…

【書評】進化の法則は北極のサメが知っていた

法則。 生物学において、法則と呼べるものはほとんどない、と著者は指摘する。 著者は生態学者として、北極のニシオンデンザメ、南極のアデリーペンギン、オーストラリアのホオジロザメなど、世界各地で野生動物に小型の計測計を取り付けるバイオロギングと…