シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその11 Regret

はい。

まったく、週末に晴れません。

何も撮れていません。サルベージをしてなんとかつないでおきたい。

 

Regret

魚眼レンズで捉えた夜明け前の海と波。さそり座等、わずかに星が見える。

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA10-17mm  焦点距離 10mm

ISO1600 SS4.1秒 F3.5 アストロトレーサーType2 

2023.01.21 高知県にて

 

夜明け前。星が消えようとする最後の一枚。

Regretは後悔という意味ですが、「心残り」程度の意味合いで使っています。

右側には、さそり座が、左側に見える明るい星は、夏の大三角の一角ベガですね。

1月の撮影ですが、すでに夏の星が昇ってきています。

 

この時間帯になると刻々と明るさが増し、設定が追い付かないのですが、そこは、ダイヤルをグリグリして、刻一刻と設定を変えていきます。この時は、波を描写したくて、4秒を選択したようです。(記録上は4.1秒となっていますが)

少し波の質感が残る程度にちょうど良い感じになったのでは…と。

 

いや。

うん、そろそろ撮りに行きたい。

でも、撮りに行けていないということは、読書は進むということです。

やたら、本を読んでいます。

 

先日、以前から、行ってみたいと思っていた高知の古本屋さん「MIDNIGHT・EXPRESS BOOKS」に寄って見ました。沢木耕太郎氏の本が多いので、まだ未読の沢木初心者としてどこから入れば良いですかと、ご店主に相談すると、深夜特急全6巻をおすすめいただきゲット。(貯金中の身にもやさしい、リーズナブルなお値段でした!)

6巻も読めるかなと半信半疑でしたが、沢木氏と言えばノンフィクションの名手、こういう旅行記というか、ノンフィクションはやはり私に合うらしく、すでに5巻まで来ました。写真家の紀行エッセイは、結構読んでいると思うのですが、沢木氏は友人から餞別にもらったというカメラを持っているんですが、ほとんど出さないし、撮らない。

カメラが手元にあると撮りたくなるのが世の常となんとなく思い込んでたんですが、撮らないんですね。カメラに撮って、記録として残しておくことよりも、肉眼で見て記憶をしておくということが大事なのかもしれません。

…と。本は、読めてるんですけどね。

撮らねば…ならんよ…。

ではまた。

 

 

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