シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

A Very Ordinary Starry Landscape(ごく普通の星景)

よし!

とうとう、撮影に行ってきました。

 

高知は、先週末あたりから急激に暖かくなって、桜も満開になっています。

月も出ていた夜だったので、桜を撮りに行くのが、被写体的にはベストだったのでしょうが、久しぶりの撮影なのもあり、のびのびやりたいなと。桜を撮りに行って人とバッティングするのは、なんとなくいやだったので、これまでの撮影データの中で、人に会わなそうな、何もないところを目指しました。

 

A Very Ordinary Starry Landscape

北極星を中止に、30分の星の移動を撮影。すでに田に水が貼られていた。一番明るい星はベガ。

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA10-17mm  焦点距離 10mm

ISO2000 SS20秒 F4.0  約30分を比較明合成

2024.03.29 高知県にて

 

本当にこれといった被写体のない写真となっております。

魚眼の効果で、電柱が曲がり、シュールレアリスムな仕上がりになっています。

一番明るい星は、ベガですね。夜半前、東(北東)の空からはベガが昇ってきています。

 

人と会いたくないという一念が強すぎて、本当に何もない場所に行ってしまった。

実際、遠くを自動車が走る以外は、全く人気がありませんでした。

 

ごく普通の星景

なのですが、星があることで、良いか悪いか被写体として成立してしまいます。

写真というものは、普段見慣れたものに視点を集中させることで、異化する働きがあるのだろうと思いますが、特に、星があることで、その効果が強くなります。

しかも、普通は、一瞬を切りとる写真というものが、比較明合成により、一定の時間を含みこむこと、加えて前述した魚眼の効果によって、肉眼では捉えられない歪んだ写真となることで、この異化の効果は、さらに倍加…ということなのでしょう。

人に会いたくない一念で撮影場所を選んだのですが、意外と、成立してしまいました。

 

ということで。

ここまで、今年に入って、3回の撮影。

1ヶ月1回。もっといかねばならないと思いつつ、頑張ってなんとか行っているなとも思いつつ…。

 

ぼちぼちと頑張っていきます。

あ、そうそう。フリートライアルで、K-1Ⅱが借りられそうなのですよね。

なので、借りてる間に何を試すか、ちゃんと考えておかねばなりません。

拡張機能のNDは入っているのだろうか、調べておこう。

 

ではまた。

 

 

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