シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

2016-01-01から1年間の記事一覧

反省おうし座南流星群

大体流星群は反省をするのが恒例なわけですが、今回も、完全に反省案件。 良く晴れていたのだが、1時間程度と粘りが足りなかったこともあり、流星を写すことができませんでした。 まあ、そういうこともあろうかと。 流星が写らなくても、ちょっと別に試した…

北極星を中心に。仁淀川河口にて

昨日、11月4日は非常によく晴れた夜で、家に帰ってきたのが21時頃とちょっと遅かったのですが、これは撮影にいっておかないといけないなと思い、いつもの仁淀川河口付近へ。 あわよくば、おうし座流星群南群もピークに近かったので、流星も見えないかなと思…

星景サルベージその12 ひまわりと沈む夏の星

うーむ。 以前撮影してきた遅咲きのひまわりの写真を、少しずつ編集していたので一枚。 夜間の花の撮影は難しいですね。 まず、写してみるまで細部が見えないので。 写してみて、ライブビューで確かめて大体いいかなと思ってみても、家に帰ってモニターで見…

朝焼けの中の木星

そろそろ、日が昇るのが遅くなって朝の撮影が可能になってきました。 今日の日の出が6時23分前後。 これくらいなら、まあ朝5時くらいに撮影に行くことは可能。そうすると、まだ星も出ている。 というわけで、行ってきました。 もう、だいぶ寒いですね。も…

星景サルベージその11 跳ねるオリオン

以前、仁淀川の河口で撮影した一枚から。 もうオリオンが昇る季節になりましたね。 どの星座が一番好きかといわれると悩ましいですが、オリオンがランキングの高い位置にあることは間違いない。でも北斗七星も捨てがたいし、はくちょう座もなかなかいい。う…

遅咲きのひまわりと秋の星空

ひまわりといえば普通は夏ですが、土佐市で遅咲きのひまわりが見ごろになっているとのことで、夏に撮れなかったひまわり+星空の一枚を撮りに足を伸ばしてきました。 前回、風に揺れるコスモスでさんざん苦戦しましたが、今回は、風も少なく、そもそもひまわ…

月夜に揺れるコスモス

本日、10月13日は、栗名月・十三夜ですが、残念。高知は、月が見えないほどの曇り。 昨日、月に照らされたコスモスを撮ろうと、越知町まで足を伸ばしてきたので、それをアップしておきます。 しかし、風が強く、風に揺れるコスモスと長時間露光の星景色は、…

のいち動物公園 夜の動物公園

先日9日は、のいち動物公園が、夜の開園ということで、行ってまいりました。 暗い中で動物を撮るというのは、私の腕では、なかなか、至難の業。 うちにある唯一の望遠レンズsmc DAL50-200mmを使って撮影を敢行してきました。 ISO8000 暗い中、しかし、動物…

オリオンは猟犬を連れて

高知は、9月から天候不順が続いていまして、なかなか撮影にいけなかったのですが、とうとう昨日(6日夜)に、晴れ間が到来。 しかしながら、撮影に出れたのは日をまたいで夜中の7日未明。とりあえず、それでも久しぶりすぎるチャンスなので無理してでも行…

【書評】冥王星を殺したのは私です

優れたサイエンスノンフィクションというのはどんなものか。 もちろん、いくつも条件はあると思うのだが、…、ひとつは、ある分野の科学の知見について、わかりやすく的確にかかれていること。二つめは、それを進める科学者の姿が見えること―できれば生き生き…

バーチカルなモーション(習作)

というわけで、昨日、超久々に一瞬晴れたので、1時間だけ近場に撮影に行ってきました。 しかし、雲も多く、あまりまともな写真はのぞめそうもなかったので、前々から試さねばと思っていたタイムラプスのバーチカルなモーションをやってみました。 ノヴァ モ…

書評を書かなすぎ問題

さて。このブログは一応、星景写真と科学本のブログと銘打っていて、書評を書かねばならないのだが、最近、サボりすぎて書評を書かなすぎなので、ツイッターで本の感想をつぶやいたのを備忘録として張り付けておきたい。 そして、ちゃんとこの中からいくつか…

星景サルベージその10 去りゆく季節

高知。台風は、県西部を中心に、浸水被害などなかなかの猛威をふるい去っていきました。それはそれで心配…。 しかしながら、台風も過ぎたのでいよいよ晴れるのかなと思ったら、まったく晴れません。 次、晴れたら、どうあれ撮影行くしかない、というところま…

虹、夕立の向こうに

高知は雨が続きます。 週明けにはどうやらとうとう台風も接近する模様。星の撮影に出られず、なかなかストレスが溜まりますね。そして、低気圧というのもどうも体調にいい影響はでませんね。ストレスフル。 そんな中、日中は少し晴れ間が広がったので、すぐ…

星景サルベージその9 流星の名残

なんとも、不安定な天候が続きます。 これを書いている今現在も、外は強い雨音。 今年の中秋の名月はちょっと見られないかもしれないなあ。 9月のどこかで一度は撮影に行けると良いのですが…。 というわけで、撮影に行けないので、過去作を掘り返す。 とい…

今更ながら…夜の植物園の話

9月になりまして、一時期の8月の猛暑から比べると朝晩だいぶ過ごしやすくなってきています。 しかし、台風も量産されて、天候が悪く、星の撮影にはいけていません。 一日だけ、夏とは思えない(冬の空のような)星がきらめく夜空になった日があったんです…

不完全版メテオシャワー

とりあえず、先日行った、牧野植物園の夜開園のことや、読み終えたグールド「ワンダフル・ライフ」についても書評を書きたいのだが…。 それもおいおいということで、先日のペルセウス座流星群のうち魚眼ズームでとったものを合成して一枚に仕上げたのでそれ…

ペルセウス座流星群反省会2016

さて。今年もこの日がやってきました。 ペルセウス座流星群極大日。12日夜半を過ぎ、13日になってから3時間ほど撮影に行ってまいりました。2日連続で眠かった…! ちなみに、前日は、ほぼ成果なしのため、この極大日にいいのを撮らねば…という追い込まれっ…

流星群シーズンなので

というわけで、夏の流星群シーズン絶賛突入中なので、撮らねばなりません。 ペルセウス座流星群の極大日は12日ということですが、ちょっと天気がどうだろう。怪しい感じですね。晴れると良いですが…。 ちょっと小手調べに小一時間ほど行ってきました。 流星…

灯台と天の川と

というわけで、先日の、中土佐町・双名島の撮影からもう一枚。 shironagassu.hatenablog.com 電柱と灯台と天の川と PENTAX K-50 レンズHD 20-40mm Limited 焦点距離20mm ISO1600 SS90秒 F2.8 アストロトレーサー&ソフトフィルター使用 2016.07.27 中土佐…

夏の”小”三角を撮る

昨日27日は、曇りの予報ではあったのですが、星は見えているしいけそうな気がして、高知県は中土佐町・双名島まで足を伸ばしてきました。 結果的には、撮影中は曇らず、いい撮影ができました。 以前も一度撮影にいった双名島。 でも、やはり、いい写真を撮…

星景サルベージその8・朝焼けの金星と月

とりあえず、久しぶりに星景サルベージ。 2016年1月の一枚。 朝焼けの中の金星と月 PENTAX K-50 レンズSMC PENTAX 50mm F1.4 ISO不明 SS時間不明 F値不明 2016.01.08 高知県高知市 オールドレンズのためか、もろもろ記録されておらず、もろもろ不明(…

梅雨も終わったようなので

というわけで、梅雨も終わったようです。 そして、仕事も一番忙しい時期を抜けたので、先日、久しぶりに撮影にいってきました。 場所は、前回も行った場所。 結果的には。本当は別のところにいこうと車を走らせていたのですが、ちょっといいロケーションが見…

梅雨空を縫うように天の川を

梅雨になり、曇り空が続きます。 ついでに、仕事もピークに忙しく、6月の撮影はちょっと無理かなとあきらめかけていたのですが、やはり毎月1回は撮影行っておきたいと思いなおし…。とりあえず、梅雨の晴れ間の星撮影、行ってまいりました。 6月13日(月…

京都府立植物園のバラなどを

5月のゴールデンウィークに、京都府立植物園に行ってきた話を、記録として残しておきたいと思いながらすでに一か月がたってしまった…。 京都府立植物園/京都府ホームページ というわけで、5月の植物園というのは、牧野植物園の時も書いたように思いますが…

反省して最接近の火星を撮ってきました

というわけで、火星と地球の距離が7500万キロの最接近。ここ10年で一番近づいているということで、さすがに、これは撮りにいかないといけないな…と深く反省して、撮りに行ってきました。 地球とその一つ外を回る惑星・火星は、2年2か月ごとに地球が内側か…

星系サルベージその7・四万十市夏の天の川

ゴールデンウィークは、だからというわけではないが、ブログをがっつり休んでしまった。 京都府植物園にも行ってきたので、そのこともアップしたいと思いつつも、たなざらし中。 とりあえず、サルベージでお茶を濁す所存。 四万十市にて、夏の天の川 PENTAX …

【レンズ】HD PENTAX DA 20-40mm F2.8-4 Limitedについて

というわけで、最近つけっぱなしにしているレンズ「HD PENTAX DA 20-40mm F2.8-4 Limited」について。通称リミズーム。 どんな感じのレンズか 拡大↓ 解像度はなかなか精密。綿毛一本一本もきれいに解像しています。特に中心に近いところはいい感じです。 ア…

【書評】野尻抱影 星は周る

本書は、星の和名の収集で名高い「星の文人」野尻抱影の随筆集である。 今は亡き(準惑星となった)プルートに和名「冥王星」と名付けたのも著者とのこと。 星の情景の表現が非常に豊かで、詩情深い。 野尻抱影 星は周る (STANDARD BOOKS) [ 野尻抱影 ]ジ…

星景サルベージその6・春霞むベガ

夏の大三角の一角こと座のベガが、まだ東の空低くに登る春の夜更け。 これは、4月2日の0時ごろ撮影したもの。中央左の一番明るい星が、ベガです。 春霞むベガ PENTAX K-50 レンズHD 20-40mm Limited 焦点距離20mm ISO1600 SS120秒 F2.8 アストロトレーサ…