シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその73 星と光

そろそろ、コスモスが咲いていると思うので、撮りにいかないといけないのですが、月の巡りと空模様が良くない。

今朝がた、ど平日の明け方に、エクストリーム星景(星景を撮った勢いでそのまま出勤する)と行こうかと思ったのですが、MP消費が非常に激しい技なので、まったく残存MPが足りず、起き上がれませんでした。うん。そんな気はしていた。

先日、一回だけ成功したんですけどね…。MP消費がきつい。

 

ただ早く寝た、というだけになりました。

そこを逃したので、コスモスはもう一週間ぐらい先だろうか。満月の下では撮りようがない…気がする…。いや、…アイデア次第か…ふーむ。

 

しかし、とても大きな…デンジャラスな気配のする台風が近づいてきていますね。

最大限の警戒で、安全第一でいきましょう。

撮影どころではない。

 

というわけで、サルベージです。

 

星と光

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PENTAX KP レンズ DA35mm 焦点距離35mm

ISO4000 SS20秒 F2.4 約30分を比較明合成

2019.5.24 高知県高知市にて

 

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PENTAX KP レンズ   HD DA☆11-18mm アストロズーム 焦点距離12mm

ISO4000 SS30秒 F2.8  地上部は約30分の比較明、空は一枚撮りを合成

2019.5.31 高知県土佐市にて

 

蛍と、星というテーマで2作を組み写真にしてみました。

ヒメボタルとゲンジボタルかな。6月と7月は、梅雨と仕事でほとんど撮影できなかったので、何とかその前に撮ってきたものになります。

地上に舞う星のように、ホタルが明滅する様を。

 

この2枚は、実は、色々と合成手法を駆使して作成しています。

蛍の光跡は、比較明合成なのはいわずもがな。

2枚目のゲンジボタルアジサイについては、普通に比較明合成をした場合、空に雲が出てきて、うまくグルグルをえがけなかったために、空のみ一枚撮りのものを後から合成しなおしています。ただ月が大きかったので、あまり星が写らなかったのが残念。

そういう意味ではやはりグルグルさせたかったが…。雲が出て…どうしようもなかった。

 

雲のなさ、月の具合、アジサイの咲き具合、ホタルの飛び具合と4つも要素が重なるとベストのタイミングとなるのは、ほぼ無理ですね(この場合、休みとか仕事の都合も考慮してない、いれると5要素…)。

何かは欠けてしまう。

が、いつか、ベストの写真が撮れるように来年も頑張りたいと思います。

 

2枚目に、思い切り合成をつかったので、1枚目も、もうこの際デジタル処理して良いかということで、DxO photoLab2に入っているブラー機能で処理をしています。つまりボケの追加ができる機能です。夜景とかで、明かりをぼかしたりするんだと思うんですが、それで、一番手前のホタルをぼかして奥行き感を出しています。

割と自然に処理ができていますね。

 

と、デジタル処理を駆使した2枚。

 

これは、地元紙のフォトコンに応募したものですが、特に加工についてのレギュレーションはないので、明記した上で出しました。

まあ、選外だったんですが…。なので供養のサルベージ。

とりあえず、デジタル処理も忌避せずやっていきたい。

まあ、どちらかというと心情的に一枚撮りが主にはなりそうですが。デジタル処理でできることは全部してもいいだろう、タブーはない!という立場ですが、その中で、どの手法を選ぶかというと、なるべく一枚撮りでいきたいな、という今の心境。

しかし、合成も表現したいものと、手法が合致するのであれば採り入れていきたいところです。

 

ではまた。

 

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