シロナガス/星景写真と科学本のブログ

受信者としてのサイエンスブログ。「暮らしの中の星空」をテーマにした高知県内の星景写真、スタータイムラプスと、ポピュラーサイエンス/サイエンスノンフィクション(一般向け科学書)の書評。PENTAXで撮影しています。

そろそろペルセウス座流星群2019を反省する

うーむ。

夏の風物詩、ペルセウス座流星群

極大日は過ぎましたが、天候が良いならもう一日くらい落穂拾いに行こうかと思っていたのですが、どうも天候は崩れる方向のようです。

なので、ここらへんで、ペルセウス座流星群2019の反省会を開いておかねばなりません。

 

ペルセウス座流星群2019

というわけで、毎年、この時期は、地元にいない可能性が高いので、撮影地に迷うのですが、なんとか、二晩撮影に出ることが出来ました。

そして、いくつか、流星を写すことには、まあ、成功はしたのですが。総じて細やか。

細やかな流星しかとらえることができませんでした。

しかし、流星群は写る写らないも、大事ではありますけど、まずは見ることが何にも代えられず格別な体験ではあります。夜空に流星が流れる様を今年も楽しむことができました。

 

一晩は、滋賀県蔵王で。

主に、北東から、東を向きながら流星を待ちました。目視では、10日の夜23時00分ごろから、翌11日明け方の4時頃まで観測して、19の流星を数えましたが、写真に写ったのは3ショット(4流星?)でした。

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8月11日2時45分。昇りゆく昴の少し右上に一つ。

左に見える一番明るい星は、ぎょしゃ座のカペラですので、この上のあたりにペルセウス座があります。

なので、その方向から流星が流れているように見えますね。

 

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11日3時9分。先程より昴が高く昇っています。その下に一筋。ただ、これは明るいですが、ペルセ群ではなさそうです。前後を確認しても同じような線は確認できなかったので流星は流星だったかな、と。そして、そのまま、もう少し右に行ったあたりに、薄く一つ。こちらはペルセ群のように見えます。

 

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11日4時1分。薄明が空を青く染めていきます。なかなかきれいですね。

もうこの時間にはオリオンが昇ってきています。その足元に一つ。目視ではそこそこ明るく見えたのですが、残念ながら、あまり大きくは写らず。

オリオンの肩のあたりに右斜め上に抜けていく線は、飛行機ですね。

 

二晩目。こちらは、京都市内郊外。私は結局ここで撮る率が高い宝ヶ池

こちらは、13日明け方2時半ごろから、4時頃まで撮影しました。3時ごろに月が沈みました。極大は8月13日の17時ごろと言われていたので、極大に向けて流星が増えていく極大日の夜ですね。私以外にも何組か流星観察をされている方がおりました。

流星が流れる旅に、小さく歓声があがり、雰囲気も良かったです。ただ、私はメガネのチョイスをミスってあんまりみえてませんでした(笑)

この時見えたのは1時間半で5個程度。後ろの方は、私より後に来て10個ぐらい流れたねといいながら帰っていたので、まじか…見えてない。ただ途中で、前日買った双眼鏡で昴やヒアデス星団を見て遊んだりしていたので、そのせいもあるかと思います。

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13日2時57分。左下、雲の間に縦に一つ。この真上がペルセウス座ですので、ペルセ群で間違いないでしょう。割としっかりは写っていますね。

 

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13日3時36分。おうし座の頭(ヒアデス星団)の左横、中央部にひとつ。これもペルセ群でしょう。

 

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13日4時3分。雲が迫る中、中央やや左下(見づらいですが)、雲間をついて、流星が流れる。今年のペルセ群で写ったものの中では一番明るかったですかね。雲がなければもっとしっかり、色も確認できたのではと。惜しいですね。

 

ということで、計6時間半。で7つの流星を撮影。悪くはない。悪くはないということにしておこう。真夏の盛りですが、夜は、気温も下がって、両方とも湖面を渡る風が涼やかで気持ちよかったです。

 

反省の弁

というわけで。うーん。今回も火球が撮れなかったので、久しぶりに、流星群反省会。

 

①主敗因はカメラ一台

実は11-18mmを買って初の流星群撮影でした。なので、全体11-18mmだけで撮っていますが、なかなか広い範囲が撮れます。対角で言うと104°。

オリオンを見てもらうと、ある程度スケール感が伝わるでしょうか、どうでしょうか。オリオンが小さく写るので、かなり広範囲を収めていることが実感できるのではないかなと思います。横位置で左右がもちろん広いのですが、縦にもかなり広範囲を撮れています。計算してみると縦の画角は(計算があってれば)57°ということなので、60°近い。かなり高い位置まで一枚で撮ることができます。

それは、良いことなのですが、そうなると、よほどの大火球が流れなければ、流星が小さく写るのは必至。

ということは、もう一台画角の狭い20mm、35mmあたりで、流星を大きく捉えるという作戦が必要でした。

いや、分かっていたことなのですが、遠出なので、もう良いかなと思って一台しかカメラもっていかなかったんですよね。うーん。だめだ。やはり三大流星群くらいは、二台体制で攻めねばなりませんでした。

二台あれば、10-17mmフィッシュアイズームと11-18mmで空を幅広くカバーして大火球を待つという戦略もありえた。

反省。

 

②SDカードの容量

うむ。これは、全部RAWで撮らないといけないかということにもかかわってくるのですが、全部RAWとすると今手元にある32G1枚、後は16、8Gあたりを中心としたSDカードラインナップでは容量不足ですね。

特に、一夜毎にPCに保存できない状況だとなおさら。

これは、冬のふたご座流星群に向けて、増強する必要がある…か。

が、しかし、二晩目の京都の夜は、もうJPEGで撮ってますので、JPEGでも十分なクオリティで撮影は出来てる気はするのですが…。

JPEGにすれば、保存枚数が稼げますので、感度をもっとギリギリまで上げて、短時間でシャッターを切ることで、流星を明るく捉えやすくなるかもしれません。

ただ、後で流星を確認するのが、枚数的に、恐ろしく面倒くさくなるので…。やはり…どうなのか。

暗さが十分なところでは、シャッタースピード30秒以上で撮っておきたい。30秒+2秒インターバルとしても、2時間で220枚程度なので、これならRAWで撮れる…。

うーむ。

どちらにせよ、SDカード容量は増強ポイントですね。64Gとしても、そんなには高くないし。ただ、一晩に64Gもデータを増やすと、PCの容量も持たないというアンビバレンツ。

うむ。まあ、しかし、最悪、流星が写ってないのは消すとしても、撮れないと始まらないので、必要ですかね。一晩撮る流星群は、三大流星群くらいのものですしね。

 

と、今回は、シンプルに二点反省。

運は相変わらずないのですが、もうこれはしょうがないので、反省しない(笑)

流星群、目視で観測するのも、気持ちの良い体験になるので、そこも重視して、次も撮影に行きたいと思います。火球が写るなら、星からの思いがけないプレゼントということで、前向きに。

最後に、ペルセウス座流星群2019のタイムラプスを置いておきます。

13日の晩から始めています。11日は月没から、薄明までのグラデーションと雲の流れは面白いかと思います。流星は、…あまり確認できないですね。無念。

 

ではまた。

 


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