シロナガス/星景写真と科学本のブログ

受信者としてのサイエンスブログ。高知県内の星景写真、スタータイムラプスと、ポピュラーサイエンス/サイエンスノンフィクション(一般向け科学書)の書評。PENTAXで撮影しています。

ウィルタネン彗星をとらえる

極大日を待ちきれず、ウィルタネン彗星撮影を兼ねて、ふたご座流星群のリハーサルをしてきました。

結構流れていて、3時間で27を数えて、目視しましたが、これが困ったことに、ほとんど写りませんでした。…なんでだ(頭を抱える。

本番に若干の不安を残しつつ。確かに火球クラスは目撃できなかったので、暗いのが多かったか??ただもう少し写っても良かったのになぁ…なぜかなぁ。解せぬ。

 

 

リハーサル自体は順調

しかし、リハーサルとして、必要な荷物を全部運んで展開できたので、本番もスムーズに撮影に入れそうではある。特に普段(歩き回るので)あまり使わない↓これはちゃんと再充電しておかねば(レンズヒーター用)。

 

さて、レンズとカメラの組み合わせはどうしようかな。少し考えてみなければ。

昨日はKP+15リミ→フィッシュアイズーム、K-50+SMC50mmF1.4+タイムラプス用ターンテーブルの組み合わせでしたが、たいした成果が出なかった。

タイムラプス用ターンテーブルであらあら、輻射点を追っているのですが、ここにきて、ようやく正しいやり方が分かった。

ターンテーブルの中心を北極星に向けるのが正解ですね。そして、雲台をもう一つつけて、カメラを輻射点の方に向けて構図を合わせればいいのか。ただ赤道儀ではないので、精度はとても荒いですが、ないよりはまし。割と追います。あるものは何でも使うプアマンズスタイル。

最初ふたご座とぎょしゃ座を間違えていたのはご愛敬。

だいたい2時間~3時間でターンテーブルのバッテリーが切れるので、そこからは、K-50魚眼&KP15リミに移行する形で。と、シミュレーション中。

つまり、

1、KP+魚眼、K-50+50mmで撮影に入る。

ターンテーブルのバッテリー切れまで粘って、(たぶん2時間くらい)

2、KP+15リミ、K-50+魚眼に移行。

で、バッテリーがもつまで撮る。

何かしら変化をつけなければならない時の、リザーバーとして、20-40を持っておく。

でどうだろう???(何が正解か、わからん)

 

今の気持ちとしては、14日(金)の深夜から翌朝までを狙っています。逆に今日は、機器の充電などの準備に充てて、そしてまず体調をベストに持っていくため早く寝ておこうと。昨日の感じだと、寒さは耐えられるような…気がする。最大限着ていかないといかないけれど。

天気も、どうやら…太平洋側は…悪くはなさそうですね。さてさて。

 

流星群観察メモ

ついでに、流星群観察の一口メモもおいてます。

・ふたご座群は年間3大流星群ですし、今年は月の条件も比較的良く、流星を見たいならチャンスです。1時間も粘れば、いくつか(条件が良いところなら10個くらいは)流星が見えるでしょう。

・時間は14日(金)の20時過ぎくらいから、可能なら日付変わるあたりが一番いいかもしれません。

・場所は、郊外の公園などトイレと駐車場を完備しているアクセスが良いところがベストです。普段行きなれない山奥などに行くのはあまりお勧めできません。暗いですしね。まずは安全第一で。

・地面からの湿気を遮るシートと、あれば、羽織るブランケット、携帯カイロなども含めて、最大限の防寒をしていくのが良いです。暑ければ脱げばいいので。で、シートの上に寝っ転がって見上げると、首も疲れず空全体が良く見えます。(公園内など車の走らない安全なところで)

・足先、指先、耳などが冷えます。厚手の靴下や手袋、ニット帽などがあればなおよし。特に明け方は冷気がやばい。

ふたご座流星群に「ふたご座」が冠されている意味は、ふたご座のあたりを中心点に全方位にわたって流れるように見えるという意味なので、流星を探す方向はふたご座の方でなくとも、どちらでも構いません。月明かりや街明かりのない暗い方、雲のない方を狙ってみてください。

・家に帰りつくまでが、星空観察です。居眠りなどに注意して安全に帰宅してください(ガムがあると眠くなりませんね)。

 ぜひ、良い流星群観察を!

 

ウィルタネン彗星

f:id:shironagassu:20181213015636j:plain

PENTAX KP レンズTAMRON 90mm MACRO 焦点距離90mm

ISO2500 SS40秒 F2.8 アストロトレーサー、ソフトフィルター使用 

2018.12.12 高知県土佐市にて

 

というわけで、流星群のリハーサルの写真は、ふたご座流星群の記事でまとめて出すとして(ほとんど撮れてないけど)。

 

今日の本題は、最近話題の46P/ウィルタネン彗星の撮影。

真ん中の緑の奴がそれ。(と思う)

うーむ。初めて彗星を撮った。いや、彗星というものを生で初めて見たかもしれない。淡いけれどグリーンできれいですね。

 

今は、おうし座のあたりにあります。

結構動きは早く、日に日に星座の中を動いていくようです。

 

肉眼(眼鏡のみ)で見えるかといわれると私の目ではよく見えない

私の眼の性能は4等は微妙ポイ、近視&乱視。

双眼鏡を向けると淡く見えてきます。アプリなどで、大体の見当をつけて、そこにあるとわかっていて、さらにそらし眼をして、目の周辺部で見た場合になんとか。

※そらし眼…眼の周辺(周辺の網膜)は、暗い星を捉えやすいという特性をいかして、正面から対象を見るのではなく、少し目線をそらして見るというテクニック。らしい。天体観測ではよく使う…ようだ。双眼鏡などを使ってやると効果的。

 

今回は、撮影レンズは、タムキューで。ソフトフィルターも使用しています。

これ以上の望遠は、あまり良いのがないので、たぶん、私の手持ちレンズでは、これを撮るにはタムキューが一番良いはず。

 

2018年12月 ウィルタネン彗星が4等台 - アストロアーツ

12月中旬が一番明るいらしい。

ということは、今か。

星景写真としても何か撮れたらいいけど。どうだろう。考えてはみよう。

 

うーむ。

ふたご座流星群は、リハーサルで、身体をならしつつ。メンタルも整えつつ。

あとは、本番を待ちたいと思います。

 

次のエントリーは、ぜひ、良い報告にしたいですね。

(まあ、いつもの反省会になる可能性はたかい…(笑))

 

来年に向けて 

そうそう。来年に向けて、これを買ってきた。

こっちの詳しい天文年鑑も似たような値段であるんですけど、藤井旭さん監修のものの方が図が豊富だったり、眼視用の(つまりカメラレンズでも撮りやすい…惑星の会合などの)天文現象が色々載っていたりして、星景撮りには良いような気がして、ずっと買っています。

またじっくり眺めて、来年の予定を立てていきます。あー…師走だ。早いですね。

 

ブログランキングに参加しています。

クリックいただくと、…特に何もありませんけど、管理人が喜びます。

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

星景サルベージその55 対峙する

うーむ。

かなり暖かかった最高気温20℃超の気温から、ここ数日は、ぐっと気温が下がった感じがします。

先週末は、曇り空だったこともあり、プラネタリウムだけ行って撮影はお休み。

いや無理をすれば、晴れ間もないこともなかったかもしれませんが、ちょっと無理をするにはお疲れでした…。そして、今日も曇っている。うむうむ。回復させてもらおう。

 

プラネタリウムは、オープニングのプログラムが終わり、新しいものに変わっていました。高知みらい科学館のオリジナルでつくっているらしい。

この先、全番組を見るということができるか…どうか…?さて…。

でも、そんなことを考え始めると、あれなので、気楽にいきましょう。気楽に。行けたら行く。

 

ふたご座流星群に向けて

さあ。今週末がいよいよふたご座流星群ですね。

どうも、天気予報も良い方に転がりつつある感じはします。あとは、場所ですね。ロケーション。

どこで撮るか。

西の方にいる感じな気配なので、西の方の天気が良いことを祈りつつ。今のところ、高知県全域、四国山地が仕事をして晴れそうな感じが出てきています。

 

www.nao.ac.jp

国立天文台のサイトも見ながら、ぜひ、予習を。

 

14日の月の入りは23:06ということらしい。

この月が沈んでから、15日の夜が明けるまでが本番ですね。

いやー。しかし…寒いだろうなぁ。朝まで撮れるかどうかはちょっと確証を持って言えない。とにかく、防寒は最上級でいかないといけませんね。特に足先が冷えるというのが去年の教訓。何かしらの対策をしなければ。

いくつか流星を見たいということなら、日が変わる頃に、どちらの方向でもいいので街明かりのない方を向いて、30分ぐらい空を見上げていれば、ほぼ間違いなくみえるだろうと思います。

まあ、月が出ていても、22:30くらいには、ふたご座もそこそこ高くまであがっていますので、月のない東の方を向いてみていれば、流星をみつけられるでしょう。おそらく。

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、今回も選外だったものをサルベージです。

 

対峙する

f:id:shironagassu:20181210183720j:plain

PENTAX KP レンズ HD DA20-40mm Limited  焦点距離20mm

ISO100 SS840秒 F2.8 

2018.9.17 高知県土佐にて

 

東の空から昇るオリオンと対峙するように長秒露光で撮る。

オリオンは冬の星座ですが、これは実は、上にもあるように、まだ残暑の9月、2時くらいに撮ったものです。ただ、これから冬の寒さに耐えながら、オリオンの姿を捉え続けることになりますので、まさに冬の象徴的な星座です。

 

このところ、デモクラティックな写真とは何かということを考えながら、撮り続けています。いや、というよりも、写真というのはその在り方において、本質的にデモクラティックなものなのだろうと。

 

デモクラシーとは何かというと、それは、主体的な、それゆえに変革を目指さざるをえない個の在り方であるということが出来ます。そのデモクラシーがどこに生まれてくるのかと考えたとき、それは、自然や社会に対峙する者としての個人の中に芽生えるのだと見出し得るでしょう。自然や社会というものに対して向かい合って、それを変革していくというあり方にこそデモクラティックな個というものが育まれていく。

そして、写真というメディアは、この自然や社会という対象物に働きかけて、その様々な可能性の中から一つの様態を選び取っていくものである、つまり、対象の在り方を決めていくという意味で対象を変革するもの、と定義できるのではないでしょうか。であるならば、写真という「対峙する手段」を通して、その後ろにいる撮影者としての個の中にデモクラティックなあり方が生成していく。

 

マルクスは、フォイエルバッハに関するテーゼ(最も有名なのは第11テーゼ、「哲学者たちは、世界を様々に解釈してきただけである。肝心なのは、それを変革することである。」)において、

第3テーゼ:人間は環境と教育との所産であり、変えられた人間はつまり別な環境と改められた教育との所産である、という唯物論的学説は、環境がまさに人間によってこそ変えられること、そして教育者じしん教育されなければならないことを忘れている(反作用)。…(中略)…環境の変更と人間的活動との合致は、ただ変革する実践(革命的実践)であるとつかまれてだけ合理的に理解されることができる。

と記しました。

つまり、自然を変革するとき、私たち自身もまた変革されると…。

それを写真という行為に当てはめれば、写真を撮ることによって自然をありうる可能性の中からあるひとつのあり方に収れんしたものとして選び取るという意味で、変革している以上、それを撮る撮影者もまたその写真を撮る行為によって変革されているということでもあります。 

言い換えれば、写真を撮るという実践の中に、変革する実践者(主体者)を育まざるをえないのが、写真という表現であるのです。ゆえに写真は本質的にデモクラティックだといえるでしょう。

 

そこでは、一枚一枚撮影される(そして、このようにブログやSNSなどの形で展示されていく)写真が、自分というものを変革する(かすかな、しかし確かな)契機として機能する。そこで起こっていることは、本当に弱く、かすかな逆照射作用でしかないのかもしれません。だから、そこに照らされて生まれる個は、ある意味で弱いものであるはずです。

その弱いものを積み重ねることによって、一つの主体性をより合わせて紡ぎだしていくというあり方。強い個を確立するというのも一つのやり方だろうとは思いますが、やはり自然や社会という圧倒的なものに対して、個の主体性というのはそれ自体では相対的に弱く限界を持ったものだといわざるを得ないのです。その一つ一つは弱い主体性が相互に結びつくことによって社会や自然をも変革する「強さ」を得ていくのですが、私はまずその一歩目としての弱さを写真表現としても大事にしたい。一枚一枚が、強い力は持たない弱い写真だとしても、それが積み重ね続けられるところに(まさに、その実践の中に)、弱くとも主体的な個が浮かび上がる。

そういうあり方を写真表現としても目指したい。

 

と。長々と語りましたが、つまり、派手で素敵な力強い写真というのは、私は撮れないんですけど、そして、そうである以上また選外になる可能性が高いんですけど、それはそれとしてめげずにサルベージしていきます、という長い言い訳です(笑)

この長秒露光という手法は、星の主張が和らぐので、そういう意味では、ある種の弱さを内包した手法なのかもしません。なので、こりずにまた使っていきたいと思います。

 

ということで、サルベージでした。

さて…ふたご座流星群…晴れてほしい…!

 

 

ブログランキングに参加しています。

クリックいただくと、…特に何もありませんけど、管理人が喜びます。

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

星景サルベージその54 水の惑星

うーむ。

ふたご座流星群極大日の天気をひたすら気にする日々。

長期予測が少し良くなっている気がする。

さて。…ねえ。特に準備することもないので、待つしかないし、予報を見てもまだ確度が高くないので、あまり意味もないのだが、そうは思いつつも、気になりつつ。

 

というわけで。

気を紛らわすために、サルベージしておきましょう。

 

水の惑星

f:id:shironagassu:20181205192637j:plain

f:id:shironagassu:20181205192654j:plain

f:id:shironagassu:20181205192705j:plain

PENTAX KP レンズ HD DA 15mm Limited  焦点距離15mm

ISO 1250/2000/4000 SS 50/40/50 秒 F4 アストロトレーサー使用

2018.7.21 高知県高知市 /8.3 高知県須崎市 /9.4 高知県土佐市にて

 

この夏、大接近していた火星と水辺の風景をテーマに3枚組写真にしてみました。

無事にいつもの通り選外だったので、少し現像をしなおしてのサルベージ。

 

2018年の火星は7月31日が、一番の最接近でした。

2年2ヶ月周期なので、今度接近するのは、2020年の9月末か10月頭ごろですかね。

shironagassu.hatenablog.com

 

この3枚は、カメラ内現像でクロスプロセスを使い、ブルーに青被りさせています。

ああ、ちなみに、それぞれの写真で一番大きく写っている星が火星です。

カメラ内現像が充実しているのもPENTAXのカメラのひとつの特徴ではある。

おお…久々にみたら、無印K-1がだいぶ手の届きそうな値段になってきている…。K-1Ⅱはまださすがにそこそこするけど…。

 

閑話休題

タイトルは、応募時とは少し変えて、「水の惑星」としました。

この言葉は、長い間、地球の代名詞だったわけですが、広い宇宙をみれば、いわゆるハビタブルな系外惑星が見つかり始めているし、そもそも、火星を詳しく調べることで、そこにかつては海があったということも分かってきている。

 

何かしら特別だと思ってきたこと、もっと踏み込んでいえば、人間中心主義的なバイアスから開放されて、普遍性へと至る道筋がそこにあるというか。

科学は、ある意味で、人間や自然の神秘性というものを少しずつ剥がし解き明かして来たのではないかと思うのですが、それをもって、では、世界が小さくなったのかというと、そうではない、だろうと。

むしろ広く深く世界を認識するようになってきたというのが、人類の歴史の本質なのではないかな。と。

 

そんなことを想いながらの、組写真。

この組写真だけでそれを伝えることはできてないわけですが…、いや、私の力に対して、テーマがでかすぎる…。のだが…、いや、しかし…。まあ、そういう、ギャップの中に、いわば弁証法的に、私たちは歩むしかないわけです。

 

だいたい、話がでかくなる病

 

また、送りましょうかね。選外になるとしても。

良いか悪いかはともかくも、現実として我々は(いや、少なくとも私は)ギャップの中を歩むしかないのです。

それは、しかし、悲しいことではない。

という、何かよくわからない人生訓みたいになって、この記事を終わります。たぶん、写真のことだけを言っているのではないのでしょう。まあまあ。

サルベージでした。

 

ブログランキングに参加しています。

クリックいただくと、…特に何もありませんけど、管理人が喜びます。

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

明けの明星、最大光度 2018

うーむ。

お天気が崩れて、今週は、ずっと雨の予報です。困った。

まあ、週末が晴れてくれれば良いんですけど。

 

一番気になるのは流星群冬シーズン・最大の花形=ふたご座流星群のお天気。

12月14日(金)の晩から翌朝にかけて…が極大日。長期予測で見ていますけど…。どうだろう…。

今のところ、ベストとは言えない空模様の気がします。というか曇る??

雲が多い中の撮影になるのか、日をずらして極大日を避けなくてはならないか…。

ただ、長期予測は振れ幅も大きいので、バタフライ効果でうまい事劇的に晴れてほしいのですが、…。こればかりは、どうしようもなく、ただ、待つのみ。

 

というわけで、先日、12月2日(日)早朝、明け方の空に移っている金星が見頃を迎えて最大光度になっていますので、撮ってきました。

 

明けの明星と天守

f:id:shironagassu:20181203183505j:plain

PENTAX KP レンズ SMC 50mm  焦点距離50mm

ISO640 SS10秒 F2.8 アストロトレーサー使用

2018.12.2 高知県高知市にて

 

11月は紅葉を求めて右往左往したところ、自動車の走行距離が、かなり増大してしまい、ガソリン代目的補助金が途中で打ち切られるという憂き目にあいまして。

なので、今月は基本的になるべく遠出はやめておこう、というバイアスが働いて、近くの景色に目を向けています。ただ行くときは行かねばならない。が、まあ無理をせず。無理は無理すべき時にする。

 

制約があり、思うようにはいかないのですが、それはそれで、その枠内でどうするかが大事だろうと。全部自由にできるのなら、ニュージーランドのテカポで3年ぐらい納得するまで撮影するんですが、実のところ、求めているのも(もし求められているとすれば求められているのも、おそらく)そういうことでもない。

それを不自由。ととるか。自分の立ち位置があり、だからこそ、やるべきことがある…と考えるか。

 

それは写真一般にも言えることだと思います。

写真は基本的に目の前にある光景を、自然の力(科学)をもって写し取ることしかできないので。その制約を破ろうとは思わないし(破ろうと思えば割と破れるのも事実)、破っても意味がないだろうとも思います。制約があるからこその写真、という立場に立ちたい。スタンスが違うという方もいるでしょう。それもまたひとつの考えで、尊重はしたいが、私は、私の立場も明確にしておきたい。

というのが、今の到達点。まあ、まだまだ不勉強なので、また変わるかもしれませんけどね。

と、軽めに写真語りを入れつつ。

 

さて、話を戻して、金星最大光度。-4.7等というのは、やはり圧巻で別格。女王の…いや、女神の風格。ヴィーナスの名は伊達ではない…と。

国立天文台に、あの明るい光は何でしょうと、問い合わせがくるそうですね。そういう時は惑星の可能性があるとのこと。

 

www.nao.ac.jp

たしかに、見慣れていないと、この明るさは、何か人工物と思うかもしれない。

クロスフィルターを久々につかって、がっつり、クロスってみました。クロスがでかーい。

 

事前予測通り、ほぼ、思った位置に、思った時間に昇ってくれたので良かったです。

ただ、画角は、当初つけていった35mm(換算53mm)では少し画角が広すぎて(木が入ったり)、50mm(換算75mm)に付け替えました。一応予測の範囲内。持って行っていたということは。ふふふ。

まあ15、20-40、35、50、と必要になりそうなレンズは全部持って行っていたというのが事の真相です(笑)予測範囲が広い…。

いつも登りなれた高知城(頂上)への道のりでしたが、やたらカバンが重く、上についたころには普通に汗ばんでいた。

…いや、今年、少し暖かいですかね?

私が冬の寒さに馴れたのかと勘違いしてましたが、いや、暖かいでしょう、これ…?

 

実はアストロトレーサーは最短露光時間が10秒なのですが、換算75㎜だと、ちょっと長い。地上景が少しぶれます。ネットの解像度ならあまり問題を感じませんが…。いわれると少しぼやけている気がしてくるでしょう?

焦点距離が長くなっていくと、このアストロトレーサーブレ許容時間が、相対的にもよりシビアになる感じはしてます。

500ルールで換算15mmだと、固定撮影で星が点像で写るのは33秒とされるわけですが、アストロトレーサーを使ってこの倍くらいまで伸ばしても良い感じはします。

で23mmだと、1.8倍くらいかな…と(つまり22秒を40くらいまでは伸ばせる)。

30mmだと、1.6倍くらい(つまり27秒なんだけどそれが設定できないので30秒くらいかな…と。できれば20秒に抑えたい)、75mmまで長くなると1.2か1.1倍くらいかな…というのが大体の見積もり。ただの経験則なのでもう少し詰めてみないといけませんけどね。

このアストロトレーサーがもう少し細かく時間指定できるようになると星景での使い勝手が増す気がする…のだが…。どうだろう。せめて5秒刻みに…!その機能アップデートは、それほど難しくなさそうな気がするけど…。

まあ、ちゃぶ台をひっくり返すようなことをいうと、実のところ50mmは開放F値1.4と明るいので、1.4で撮ればISOにもよりますが、十分固定撮影できてしまうので、アストロトレーサー使わなくていいんですけどね(笑)

 

今、高知城は、ライトアップイベント「チームラボ 高知城 光の祭」もやっているので、お時間ある方はそちらもどうぞ。というか。21時半ごろまでそのイベントで、高知城の公園に入るのに有料チケットがいります。

一番上の広場も、たまご型のライトアップ用ライトで、占領されてました。私が行った時間帯は、明け方なので入場規制はなく無料で大丈夫。卵乱立の端っこで、静かに撮影。

↓こういうやつ。

www.teamlab.art

このたまご型のライト、いつだったか、京都の糺の森でも見かけたので、あれもチームラボだったんだなぁ…。まあ、機会があれば私も一度くらい見に行ってもいいかなぁと思いつつ。ライトアップ系イベントは星撮りとしては、あまり相性良くないので足が向かないかもなあとも思いつつ。

でも、チームラボ、人気ですよね。きれいだと思います。うむ。

 

まあまあ。明け方の金星、明け方は早起きしないと見れないので見づらいですけど5時ごろか6時ごろですかね。南東の空を見上げてみてください。しばらく金星の見頃が続くと思います。

 

ではまた!

 

ブログランキングに参加しています。

クリックいただくと、…特に何もありませんけど、管理人が喜びます。

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング