シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年下鴨納涼古本まつりにて

というわけで。 前回の記事でも書いたように、この間、京都へ行ってまいりました。 夏の京都は暑かった。 高知も南国土佐といわれるだけあって暑いとは思うんですけど、京都、さすがは盆地というべきか、何か質の違う暑さですね。 そして、夏の京都といえば…

2018年ペルセウス座流星群反省会会場はこちら

さて。ペルセウス座流星群の極大日が終わりました。 まだ、もう少しは流星の多い時期が続くと思いますので、チャンスがあれば撮りにいきたいとは思いますが、いやはや、とりあえず、恒例の反省会を開いておかなければなりません。 今回のペルセ群は、月の条…

ペルセウス座流星群をむかえうつ

さて。 立秋を過ぎましたが、季節は夏。夏の流星群シーズン真っ只中です。 特に、ペルセウス座流星群の極大日(12日夜~13日未明)が近づきまして、こちらの準備にも力が入ってきております。 ただ、新たに台風もできたりしてお天気が心配ですね。いや、心配…

高知みらい科学館プラネタリウム 年間パスを手に入れたぞ

というわけで、お待たせしました。 多分、待ってたというていで話をすすめます。 とうとう、私が、高知みらい科学館のプラネタリウムに行ってきましたよ。 高知に約40年ぶりにできたプラネタリウム。全国に300はプラネタリウムがあるという話ですが、ここ高…

星景サルベージその41 プリンキピアの証明

うーむ。 暑いですが、気候が安定してきた気のする今日この頃。 そろそろ、おそらく、夏の流星群シーズンの流星が、ちらほらは飛び始めているように思いますね。 撮らねば。 そして、カメラ2台体制を見越して、レンズヒーターとUSBモバイルバッテリーの2セ…

2018年火星大接近の夜に

うーむ。 先日の皆既月食は、起きたら4時半で完全に撮り逃したわけですが、…そもそも、雲で隠れていなかったか。もうこの際、隠れていたということにして欲しい。 というわけで、火星が最接近したので、撮りに行ってきました。 いや、星景写真なので、これが…

星景サルベージその40 CQ/こちらは水の惑星、火星の皆さんへ

うーむ。 明日7/28の朝というか明け方、皆既月食なのですが、日本列島には台風が近づいている状況…これは、どうだろう、かなり条件が悪い。 雲間から一瞬でも見えるということがあるだろうか。 どうだろうか。それに、合わせて起きれるだろうか。この薄い可…

むやみなペースアップと近づく火星

というわけで、梅雨明けから、こっち、今年最大の目標としている県展の締め切りも近づいてきたことから、やたらむやみなペースアップをしていまして、なかなか…。 しかし、県展については、もう手持ちのあれでいくしかないかなと半ば心をきめつつありますが……

星撮影用としてのHD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4ED Limited

さて。 とりあえず、私の星撮影に使用しているレンズ(持っているほとんどのレンズを、何らかの形で星景撮影に使用してはいるのですが)について、星撮影用としてのレビューをしたためるコーナー。 第二回は、HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR(…

星景サルベージその39 時巡るアジサイ

うーむ。 梅雨が明けたのは良いのですが、完全に、気が急いてまして。梅雨時に撮れなかった分を取り返すように、むやみなハイペースで撮影を重ねています。 が。そんなに、ペースを上げて撮ったからといって、良いものが撮れるわけではないので、ちょっと深…

星景サルベージその38 花咲く夕月

もう、ツイッターの方では書いてしまったので、あれなんですが、「第5回市民が選ぶ鏡川写真コンテスト2018」、一般部門3位ということで、ギリギリ入賞しました。ギリギリ。 審査ではなく、投票で選ぶタイプのユニークな市民参加型写真展で、送ったら全作品…

梅雨明けと15リミ・ファーストライト

今週のお題「星に願いを」 今回のはてなブログのお題が「星に願いを」だったので、つけておきます。 うーむ。 四国も梅雨明け宣言が出されました。 いやはや、しかし、最後の長雨はとんでもないことになってしまいましたね。高知県でも犠牲者が出てしまいま…

星撮影用としてのsmc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mm

というわけで。 shironagassu.hatenablog.com 前回の記事でお伝えしたように。 新しいレンズがやってまいりました。HD DA15mm Limited。 これの使用感は、しばらく使ってみてからということに、したいと思います。 とりあえず、見た目は、最高ですね。 ただ…

星景サルベージその37 星の営み

うむ。降りしきります。 台風まで来る始末で、西日本の皆さんは、だいたい、お天気が崩れっぱなしなのではないでしょうか。 今年に入っての、星の撮影無し期間を更新していっております。去年の秋雨以来ですね。 いや、去年の秋雨の時期は、ちょうど、仕事が…

梅雨の合間の機材話

というわけで。 梅雨です。降り続きます。 関東方面は、梅雨が明けたらしいですね。四国は、依然雨の中なんですが…。なんでだ…。普通、こっちが先だろう。そうでもないのか? と、思うんですが、まあ、致し方ない。 もう星が撮れないので、機材の話でもして…

ヒマワリ畑と北天

さて。 梅雨ですね。天候は不順です。が、梅雨の晴れ間を縫うように、撮影に行っております。 そうなると平日動かざるを得なくなって、サッカーワールドカップの観戦と合わせて、眠みがやばい。 まあ、晴れ間に撮っておかないと、と考えるのはみんな同じよう…

星景サルベージその36 ホタル舞う夜に

このところ、梅雨で天候は不順ではあるんですが、週末には晴れるという感じが続いていまして、星撮影には支障がないという不思議な状態ではあります。 先週末も、晴れまして、蛍と星空を求めて、まだ蛍がいるというお話をいただいた県北部の嶺北地方まで足を…

【書評】時空のさざなみ 重力波天文学の夜明け

GW150914。 史上初めて、直接とらえられた重力波は、その歴史的・物理学的な重要性に比して、あまりに記号的な名称を与えられている。 2015年9月14日、アメリカのLIGO(レーザー干渉計型重力波天文台)が、かすかな時空のゆがみを検出して、新しい天文学の…

星景サルベージその35 EXIT

さて。 サルベージです。 いやあ、梅雨ですね。この週末は、星撮影はさすがに難しそうです。しかも、台風まで出来てますね。いやはや。これは、しばらく、雨降りが続くのは、あきらめるしかない。 先日、某PENTAXファミリークラブ送りにしていた、写真たちが…

星景サルベージその34 暮れなずむ星

はい。というわけで、サルベージを。 ホタルを撮りにいっているのですが、なかなか、うまくおさめられないので、これは来年以降への持ち越し案件かなと思い初めているところです。 梅雨入りはしたんですが、この週末はよく晴れまして、星を撮ることができま…

ホタルを撮りに行ってきた話

ここ2週間ほど、高知ではホタルが飛んでいまして、撮影に行ったりしております。例年より少し早めでしょうか。 何回か場所やら時期やらを空振りしつつも、いくつか、写真に納めてきたので、出しておきましょう。 ホタルの撮り方と、星の撮り方は共通する部…

星景サルベージその33 月が沈む街

前回は、このまま梅雨入りして、星枯渇期に入るのかなと思っていましたが、週末の土曜日になんとか晴れ間が広がりまして、撮影に行ってきました。 高知県下では、ホタルがチラホラ飛び始めていて、もう少しするともっと見えるようになると思うのですが、先週…

星景サルベージその32 繰り返されるありふれた物語を

ふーむ。 どうも、天候不順が続きます。今日も、曇り空。 これは…このまま、梅雨入りしてしまうのではないかと心配をしておりますが…。 週末から来週頭にかけてとりあえず、曇りor雨で推移するようです。 うーん。 星枯渇期に入りますね。 まあ、天候ばかり…

海岸線上の銀河と高感度ノイズ

ふーむ。 先日の金曜日の夜は、GPVは雲ばかりで最悪の真っ白の予報だったんですが、翌日の土曜日の夜が完全にダメそうだったので、まあ、ダメで元々と思って、出てみたのですが。 これが、意外に晴れてた。 一応、星空指数は100ということで、今回は、こっち…

みずがめ座η流星群を反省する2018

はい。 今年も流星群の季節がシーズンインしました。 私の中で、流星群は4月こと座流星群から始まって、1月のしぶんぎ座流星群で終わることになっている。 で、年間2ステージ制ですね、夏と冬の。 公式な定義がどうなっているのか、公式にそんな定義があ…

地域密着型水族館・むろと廃校水族館でウミガメを見てきた

今週のお題「ゴールデンウィーク2018」 というわけで、このGWを利用して4月26日にオープンしたばかりの「むろと廃校水族館」に足を延ばしてきました。 室戸岬をさらに超えて、高知の東の端、東洋町にほど近い室戸市室戸岬町の椎名地区というところにある廃…

星景サルベージその31 赤鉄橋

このゴールデンウィークは残念ながら、満月期ではあって、満天の星空を撮るには都合が悪いのですが、まあ、星景写真にとっては、前景を照らしてくれるという意味で、月は必ずしも敵ではない。うまく付き合わないといけませんね。 とりあえず、晴れていれば何…

星景サルベージその30 星明りの樹

はい。 というわけで、今日4/23の明け方は、4月こと座流星群の極大日だったわけですが、いやはや、何か疲れがたまっており、いけませんでした。 晴れてたかなあ、どうかなあ。 まだ、月曜だというのに、すでに疲労が蓄積している。 なんだろうこれは…。 参…

鏡川にかかる月と金星

さて。 しかし、今日はよく晴れている。日中は歩くとすでに暑いくらいになってきましたね。高知市は25度ほどらしい。 今晩も、良く晴れているので、予定外だが行かねばならないかなと思いつつある、が子守り。 なので、一度寝てから(起きれれば)明け方に行…

【書評】宇宙に命はあるのか 人類が旅した 一千億分の八

宇宙に生命を探すことは、人類のはてなき夢である。 この夢を現実にするために人類が歩んできた宇宙探査の歴史を、著者独自の視点で振り返り、未来を展望する。 この本は、NASAのJPL(ジェット推進研究所)で、火星ローバーの開発に携わるという、宇宙探査の…