シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

むやみなペースアップと近づく火星

というわけで、梅雨明けから、こっち、今年最大の目標としている県展の締め切りも近づいてきたことから、やたらむやみなペースアップをしていまして、なかなか…。

しかし、県展については、もう手持ちのあれでいくしかないかなと半ば心をきめつつありますが…。まあ一応最後まであがいてみて。

ただ、出展料が高いので、出すのは1枚だけですね。それでだめなら、もうしょうがない、来年出直そう、という潔さで行きたい。少なくとも後悔のないよう今年のベストを出すようにしたい。

うむうむ。まあ、まあ。気負っても仕方がないので、肩の力を抜いていきます。

 

 

水の惑星から火の星へ

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PENTAX KP レンズ  HD DA 15mm Limited 焦点距離15mm

ISO2000 SS20秒 F4 ソフトフィルター使用

2018.7.23 高知土佐市にて

 

波が打ち寄せる海岸の流木と火星。

このところ接近中の火星が目立つので色々と撮っています。

 

最近15リミの使いこなしを優先して、こればかりで撮っていますが、もうしばらく、練習してみたい。明るい星をあまり端っこの方に置くとメリジオナルコマ収差が悪さをするので、そこらへんを気を付けないといけない気はする。(これはしかし、20-40もサジタルな奴がでるのであまり端っこには明るい星はおけないので、運用の範囲内…まあ端っこに明るい星を置くのは構図的にも微妙だ)

あと、斜めから光が入った時にゴーストがでますね。(上の写真も月のゴーストが薄く)

懸念のF4は、明るくはないけど、それはそれで撮れます。しかしながら、星撮影用としてどうしてもこれじゃないといけないという要素は今のところありません(笑)

ただ、軽くてコンパクトで、これだけの広角というのは、面白い存在ではあるし、フィルターを使うとさらにおもしろいかも…。クロスフィルターが欲しいなぁ…。ケラれなければいいが…。広角用じゃないといけないだろうなぁ…。

 

ちょっと予算がないので、リスインをして、しばらく長期的様子見

こっちの方が安いな…。うーむ。

 

本当は、ペルセ群までに、2本目のレンズヒーターも欲しいのだが…どうするかなぁ…というところ…。さて。15リミを買ってしまって一気に金欠なんですよね…(笑)

今持っているモバイルバッテリーが一晩使っても全然減らないので、今度は2000mAhの低容量のを余剰Tポイントでゲットしたのだが…これが使い物になるかも不明。ダメなら10000mAhくらいのをなんとかしないといけない…が…。テストしてみよう、何時間駆動するか。

※2000では駆動2時間でした。これは足りないなあ…。うーむ。

 

よし。ひとまず、落ち着こう。 これは、矢継ぎ早に買うと、失敗するパターンだ。

まあまあ、ペルセ群は、片方レンズヒーターなくても、7:3くらいでレンズは曇らないとは思う。曇ったら…それも運命だ…。

 

思いのほか、余談が長くなりました。閑話休題

火星の話。

地球の兄弟ともいえるお隣の太陽系第4惑星・火星は、地球が2年2ヶ月ごとに内側から追いぬくことで、接近をするのですが、今年の接近は、約5800万㎞まで近づく、大接近で、話題になっています。

赤いから火星なんでしょうが、火とはいうものの、地表面の平均気温は、マイナス43度ということで、寒い。ただ、一番あたたかいところは20度程度ということなので、20度なら快適ですね…。でも赤道直下のごく一部とかで、しかも昼間の限定的時間とかでしょうかね。

火星は、極の地下には氷があると考えられていて、いくぶん地球に近いものがあるためか、探査機(ローバー)や、人工衛星などでの詳細な観測が最も行われている惑星ということになるのではないかと思います。

かつて火星には生命がいたのか、いたとしたらその生命の痕跡はあるのか、というのが良く話題になりますね。

今のところ、決定的な証拠というのはみつかっていませんが、地表面を水が流れた後などは発見されていて、かつて液体の水があったであろうことは確かなのではないでしょうか。

今後も、NASAを始め様々な探査計画があるので、火星の真実の姿の解明に期待したいところです。月の次に、地球以外の星へ人類がたどり着くとしたら、火星でしょうね。そこも、楽しみではあります。

 

火星の再接近は、7月31日(火)。等級は-2.8にまでなるそうです。金星は-4等級になるので、金星はまあいついかなる時も別格なのですが、今は火星が惑星としては金星につぐ明るさになっていますね。

21時頃に南の開けた場所で、南東の方角、低い位置に、赤っぽくやたらと光る星が見えたら火星です。何はともあれ、見てみてください。ここまで近づくのは15年ぶりということなので、記念に。15年前何してました?

15年前…ああ…、いや、そうか…。あまり思い出したいわけではないな(笑)回想終わり。

普段あまり星をみないと、いつもと比べて、明るいというのはわからないかもしれませんが、今は、火星、絶対的に明るいので。

もちろん肉眼で見えます。特に何か必要な道具もありませんので、時間があればぜひ見あげてみてください。

 

火星の最接近の前には実は、皆既月食月没帯食)が7/28(土)の明け方に起こるのだが…。これも撮り方決まってないなぁ…。撮れるかな。

 

あ、そうそう。

とうとう、PENTAX2年ぶりの新レンズ、D-FA★50㎜ F1.4が出ました。何か順調に売れているらしい。この勢いで11-18mmも頑張って、制作してもらいたいですね。お金使っちゃったので、2019年の夏前ごろ発売にして下さい(笑)

 

 

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