シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその36 ホタル舞う夜に

このところ、梅雨で天候は不順ではあるんですが、週末には晴れるという感じが続いていまして、星撮影には支障がないという不思議な状態ではあります。

 

先週末も、晴れまして、蛍と星空を求めて、まだ蛍がいるというお話をいただいた県北部の嶺北地方まで足を延ばしてきました。

 

うむ…いました。

やはり、平野部から山に向けて、順次、蛍が飛び始めるんだろうとなんとなく思っているんですが、おそらくそうなんでしょう。

気温の関係でしょうか?

 

まあ、とにかく蛍いたので、蛍と星と、この一か月、追い求めていたものを撮ることができました。

 

ホタル舞う夜に

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PENTAX KP レンズ HD DA 20-40mm Limited 焦点距離20mm

ISO6400 SS40秒 F2.8  ×24枚=約16分を比較明合成

2018.6.16 高知県土佐町にて

 

 

うむ。この間、空の開けているところで蛍が見付からない、または、蛍はいても曇っているという状態で4、5カ所色々撮ってきましたが、ようやく、晴れて蛍が待ってる様子を(とりあえず)撮ることが出来ました。

今年は、これで、満足ということにしておきましょう。

来年に向けて、どういうのが良いかロケーションも含めて、また構想を練っておきたいと思います。

 

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これは、地上部と星を別撮りして合成したもの。(ツイッターで出したものとはまた、少し合成方法を変えてます)

 

ホタルの光跡を盛りつつ、星部分は動きを止めたものをつくりたくて、一応つくってみました。

星部分はアストロトレーサーを使用して、地上部分は約20分くらいのものを比較明合成しています。

ただ、かなり長め(90秒ほど)に、アストロトレーサーをかけたところ、木のシルエットがかなりぼやけまして、うまく処理することができませんでした…。無念。

なので、ボケた木のシルエットを逆に生かすということで、あきらめ。

とりあえずのイメージということで。

 

もう少し短めの露出(少ないブレ)なら、うまく処理できそうでしたが…そもそも短めならあまり合成する必要はない気もする、という。

換算30㎜で20~40秒くらいなら、そもそも地上部のブレはあまり気にはなりません…が、少しディティールが落ちるのも事実なので、そのくらいのトレースで今度もう一度再挑戦してみます。

あまり、ブレが大きいと私の技術力では、うまく合成できないというのはわかった。

うーむ。

まあ、フォトショップの使い方ももう少しちゃんと勉強してみないといけないんですが、適当過ぎる…。

 

と、サルベージでした。

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