とりあえず、先日行った、牧野植物園の夜開園のことや、読み終えたグールド「ワンダフル・ライフ」についても書評を書きたいのだが…。
それもおいおいということで、先日のペルセウス座流星群のうち魚眼ズームでとったものを合成して一枚に仕上げたのでそれをアップしておきたい。
下の写真以外にも、ペルセウス座付近を撮ったやつに小さいのが3つ写ってたりもしましたが、あまりの小ささ。なので今回は割愛(笑)
不完全版メテオシャワー
8月13日の2時~3時に流れた流星のうち写ったものを合成しています。
小さいのも合わせて6つの流星が写り込んでいました。
ほぼ同じ方向(輻射点)から流れてきているように見えますが、一つ、真ん中付近の短いのは角度が合わないかなと。ペルセウス座流星群ではないかもしれませんね。
魚眼ズームだとかなり明るめの流星しか捉えられない感じはありますが、それにしては良く写った方ではないでしょうか。
これ、もう少し流星の数が多ければまさにメテオシャワーという画像にできたかもしれません。今回のは、手習い的な不完全版となっております。
3時間くらい同じ方向で撮るべきなのかも。冬のふたご座流星群などはそうしてみようか…どうしようか。
合成にはPhotoshop CCを使っております。
合成自体は意外と簡単で、流星のあたりを切り抜いて、ベースになる写真に張り付け、周りの星と整合するように回転させて向きを合わして、比較明合成をする。
というもの。
星空の写真は、あくまでネイチャー写真なので嘘になってはいけないと思うわけですが、その場で見えたものを一枚の写真として描き出すという意味で、かなり画像編集ソフトに頼る部分は大きい。
その画像の中に本来あるものを掘り出してくるという感じの使い方でしょうか。
天の川を浮かび上がらせたり、前景と星の明暗を強調してコントラストを上げたり、明るくなりすぎた地上部分のハイライトを落としたり、高感度で出たノイズを消したり…編集ソフトなしでは成り立たない。
あまり、機材の方は高いものは買えないので、ソフト面でカバーというのもある(笑)
というわけで、合成などの手法にもたけていきたいところ。
が、それも、元画像あってのもの。まずは、いい条件のいい写真を撮ることからですね。そうすれば、編集もいろいろできる…!
ハードにかけるお金をソフトに回す図
Adobe CCは利用料が月々払いなので、年間で考えるとそれなりの値段が自動的にかかってしまうのですが、それだけの価値はあるかなと思えるフォトショップとライトルームのセット。
星もそうですが、普段のスナップなども、RAW現像するとかなり出来栄えもかわります。肌の色とか、明らかに健康的になるし、レンズなどのホコリが何かの拍子に写り込んじゃった時とかもスパッととりのぞける(普段から手入れして、そんなことがないようにするのが一番ですが不可抗力もある)。
RAW現像を使って記憶を再現する感じでしょうかね。
人間の目と脳が認識している光の具合と、写真が写したものとの差はどうしてもあるし。
でも、このポテンシャルをまだ全然生かしきれてないのも事実。
RAW現像の本とかも読むんですが、ライトルームによるRAW現像の方はまだわかりやすくていいとして、フォトショップ の高機能っぷりがまったく使いきれない(笑)
宝の持ち腐れ感はあります。
写真の腕を磨くのと同時に編集の腕も…なんとか…。