シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

書評を書かなすぎ問題

さて。このブログは一応、星景写真と科学本のブログと銘打っていて、書評を書かねばならないのだが、最近、サボりすぎて書評を書かなすぎなので、ツイッターで本の感想をつぶやいたのを備忘録として張り付けておきたい。

そして、ちゃんとこの中からいくつかは書評を書いておこうと思う。

 

まず、先日読み終えた奴。この本の冒頭で紹介されているリチャード・フォーティ「生命40億年全史」も実は読んでおきたい一冊。

 

サイエンスライトの範疇に入るかどうか。ただ、日本の現状から科学を俯瞰して語ろうと思ったらこの側面も外せないとは思います。

 

長らくの懸案事項となっていた種の起源(下)を何とか読み終える(笑)。今年の宿題は完了。

ダーウィンが書きたかったという「ビッグ・ブック」種の起源はその要約・一般向け版とされる)も見てみたかった…。彼が書きあげずに亡くなったのでかなわないことだが…。

 
 

 

ダーウィニズムの奇才スティーブン・ジェイ・グールドのマストな一冊を読み終えた。今となっては、最新の知見というわけではなく、時代的な制約もあると思うんだけれども、グールドらしい、知的でウィットに富んだ一冊でした。

これは書評書いておきたいですね。

あとは、家で積読になっている、彼のライバル的存在ドーキンスの「利己的な遺伝子」は早めに読んでおきたい…。これもなんだかんだでマストだと思う。

 

 

ここら辺になると、だいぶ記憶が薄れてきている(笑)

ガンマ線バーストブラックホールの形成に伴って起こる現象。

これ一本に絞って内容を掘り下げていて、ガンマ線バーストについて知りたいなら最適な一冊でした。

 

 

 

これは、おそらく、今年読んだ中ではベストのサイエンスノンフィクションだった。今年発売ではないけど。

惑星探査を本業とする著者が、その過程で冥王星を惑星から外す決定打を積み重ねていく様子は、自伝的でもありドラマチック。そして、彼自身の人生と重ねて書かれていて、そこがまたなかなか良い。子育ての一幕の描写なんかはひかえめにいっても非凡。彼の研究人生と家族との相互関係を通じて、一人の人間としての科学者をしっかりと描き切っていて、かなり質が高い。

これを科学者の著者が書けるというのが憎い。

ちょっと、書評を書いておきたい。うーむ

 

著者は、環世界センス――人間が自然観を分類するために発達させてきたセンスと、現代の分類学がたどり着いた分岐学の考え方の対比を主題にこの一冊をまとめている。人間本来の認識感覚が失われていく過程の中で、自然の破壊も進んでいってしまうという著者の論には飛躍があるかなとは思いつつ、議論の入り口として面白いユニークな考え方で、興味深かったです。

 

 

映画にもなった、アポロ13。ドキュメンタリーとして、大変面白い一冊でした。

 

 

これは、火星のグーグルアースで旅をするというユニークな一冊でした。読みやすかった。

 

ゲイブリル・ウォーカー著「命がけで南極に住んでみた」を読了。南極というのは本当に魅力的な土地だ。科学的にも調査研究の最先端にあるし、自然も豊かでその面でも面白い。また、人間模様という意味でも、誰の領土でもない大陸に間借りし交じり合う人間同士のドラマも感銘を受ける。良い本でした

— YamamotoFHironaga (@fourier2010) 2016年2月6日

 

 

南極で実際に暮らしてみたというのは、それだけで価値ある体験で一冊の本にするに値する。

色々な役割をもって南極で暮らす人々のコミュニティーが覗けて面白い本でした。

 

 

これは、サイエンスライトなのか、どうなのか。シベリアという寒冷ではあるが豊かな自然の中で暮らす人間の文化が魅力的でした。

ここになるとさすがに、細かいことは忘れて、もはや、印象しか残っていない(笑)。

 

 

というわけで、ツイッターでつぶやいていた本の感想を抜粋。ツイッターに感想書かなかったのもあると思うけどもさすがに思い出せない…(笑)

この中からもいくつかは書評を…。まあ、なんとかしよう…。

 


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