シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

春の天の川チャレンジ2023

さあ。

明日から大寒が来るようです。

うーむ。この前みたいな大雪にならないと良いのですが。

shironagassu.hatenablog.com

皆さんも、お気を付けください。

 

というわけで。

いやー。とうとう、星の撮影に行ってきました!

正月をゆうに超えて、旧正月になろうかという頃合い。

そして、今年初の星撮影は、なぜか、一番きつい時間帯、明け方をチョイスしてしまいました。

 

何故明け方か…。

このタイミングなら、もしかして、ギリギリ、春の天の川が写るのではないかと思ったからなのです。

(そして、寝過ごしたからです)

 

結論からいうと、まあ、何とか、ギリッギリ写りました。

天の川は、全て出きらずに、上半分だけ出てきたところまでで限界でした。

 

春の天の川2023

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA11-18mm アストロズーム 焦点距離 11mm

ISO6400 SS30秒 F2.8 アストロトレーサーType2使用 

2023.01.21 高知県にて

 

いやー、何とか、写っていますね。

さそり座も尻尾まで登り切らず、天の川も上半分ですが、一応天の川と分かります。

目視では、良く確認できず、あー、これはダメかなと思いながら、写したのですが、何とか、センサーは捉えてくれていました。

 

撮影時間は、5時34分

この日の日の出時刻は7時8分。

なので、天文薄明はその1時間半前から始まるということで、だいたい5時38分から。

うーむ。

まさにギリギリ。

 

私の撮影記録を振り返ってみると、春の天の川をシーズン初撮影した日付は、

2018年は2月10日

2019年は2月1日

2020年は2月23日

2021年は2月20日

2022年2月8日

と、それ以前は、春の天の川の出を撮っていないようなので、記録があるものは、全て2月に入ってからの撮影でした。

今回は、それを大幅に上回る1月21日

新月期でないと、天の川を捉えられないので、月の巡りと天気が合わないといけません。今回は、晴れにもめぐり逢い、幸運に恵まれました。

 

2020年と2021年あたりも、1月に捉えるチャンスはあったかもしれませんね。

ただ、今回は、寝過ごしたのが功を奏したので。多分寝過ごさなければ、春の大曲線あたりを撮影して満足して帰ってきてましたね。

今回は、宵のうちに出ようとしたら、少し雲が多く、疲れてもいるので仮眠してから夜半過ぎ頃出ようとしたのですが、普通に2時半頃まで寝てしまった、という怪我の功名。

 

よしよし。

とにかくにも、ようやく、星撮影ができて、年が明けた気分です。

今年も、じわじわと、星を撮影していきたいと思います。

 

ではまた。

 

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