シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

O-GPS2ファーストライト

うむうむ。

最繁忙期は何とか終わりました…。

が、まあそれほど、急速にひまになるわけでもないのですが、少しずつ、なんとか撮影は再開していきたいですね。

 

というわけで、先日、ギリギリ深夜1時間だけ撮影に出て、O-GPS2をようやく試してアストロトレーサーの具合を確かめてきたので、それを更新しておきます。

 

O-GPS2ファーストライト

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム 焦点距離 11mm

ISO2500 SS30秒 F2.8 O-GPS2使用

2022.7.2 高知県にて

 

ちょっと雲が多かったですね。

主には、O-GPS2の動きを確かめる目的の撮影なので、特に面白いものは撮影できていません。

南西の空に、天の川が見えていますが、雲も多く、条件はそれほど良くありませんでした。

 

やはり、気になる、精密キャリブレーションにかかる時間ですが、私は、20回くらい試してみたんですが、大体5秒といったところでした。とても早く1秒以下という場合もまれにありましたが、大体は5秒かかる、と思っておいた方が良さそうだというのが結論。

 

それでも、O-GPS1と比較すれば、だいぶ精密キャリブレーション時間が短縮されているように思います。O-GPS1は20~30秒くらいはかかっていた印象だったんですが、…ちょっと同じ条件で試せてないですけれども。

 

そして、電波の受信感度ですが、これは、開けた海岸付近にいったので、あまり、シビアな状況ではなく、スムーズに拾いました。

これは、多分O-GPS1でも、同様に拾ったのではと思われます。

 

そして、アストロトレーサーの使い勝手ですが、精密キャリブレーションが短くなった以外は、それほど、変化は感じず、逆に言えば、問題なく、星を追尾してくれます。

 

と、ここで、スライダー。

左が、アストロトレーサーType2、右が、アストロトレーサーType1の撮影です。

 

あまり見た目に差は感じないのではないかと思います。

等倍に拡大すれば、Type2は星追尾が半分の速度なので、星の軌跡が若干伸びています。しかし、そんな大きな差ではないですね。

 

中央若干右に見える一番明るい星は、木星ですね。

真ん中の雲の中に、火星があるはずです、このごろは、惑星が明け方の東の空で良く見えます。

 

というわけでした。

想定通りの使い心地。

これで手元にO-GPS2とO-GPS1があることで、流星群時にKPとK-3markⅢでダブルアストロトレーサーインターバル(この2つの機種はアストロトレーサーしながらインターバルができる)ができるようになり、今から楽しみです。

 

うむうむ。

それではまた。

 

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