うむうむ。
一週間早いですね。いつの間にかもう2月も半ば…。
週一の更新を月曜日と決めてから、しばらく経つのですが、月曜って他の曜日に比べると、比較的しんどいんですよね。なぜ、月曜にしちゃったんだろうな、あの日の私は…という。
と、変な愚痴を枕にしつつ、話に入っていくんですが。
2月。
そう。
2月です。
この時期が今年もやってきたわけですね。
東の空に、春の天の川が昇る季節。
季節ものですのでね、今年も撮ってまいりました。
いやあ、今年は、ただひたすら東に向けて走りました。遠かった(笑)
薄明の金星
PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム
焦点距離 12mm ISO12800 SS30秒 F2.8 アストロトレーサーType2
2022.02.06 高知県にて
撮影時間は、5時36分、大変寒い朝でした。
波打ち際で撮影していたことで、足先が微妙に濡れてしまい、足先の感覚がなくなるまで冷え切って難儀をしました。
東の空の低空に雲が広がっていて、その上に昇った天の川が姿を見せています。
今年の天の川は大変目立つお供を連れていますね。
中央左で、白く異様な輝きを放っているのは、最大光度を迎えている金星です。
とても明るい。
一度、ソフトフィルターも外してみたんですが、たいして、印象が変わらなかったので、結局付けたものを採用しています。
そのせいで、余計に明るく見えるというのはあるにせよ、しかし、水面の、ムーンロードならぬビーナスロードを見ていただければわかる通り、驚異的な明るさでした。
岩にビーナスロードを重ねることで、何とかできないかと試みたのですが、結果的には何ともなりませんでした。
最初、雲から金星が出てきた時には、低空で少し赤っぽい光になっていたのと、大気の揺らぎでゆらゆらと揺れていまして、何かがこちらに飛んできているような錯覚を覚えてしまい、変な声が出てしまいました。
金星の最大光度は、この間、計算方法が変わった関係で、-4.7等から-4.9等へ格上げされています。もちろん、計算方法が変わっただけで、今までも、最大光度は、最大光度だったんでしょうけれど。
今年も、天の川の季節が始まりますね。
ただ、まあ、天の川も撮りつつ、他の星も納めていきたい。
これは、春の大曲線の終着駅・からす座と海岸線の一枚。左上の明るい星はスピカ、その横の小さな四角形がからす座です。
同じ日の撮影。
こういう一見地味な星空も好きですね。
まあ、春の天の川が昇ってくると、今年も一年頑張っていこうという気にはなりますね。
今年も、無事に、一年撮れますようにと願いを込めて。
ではまた。