というわけで、タイトルの通りなのですが。
そうです。また、KPのグリップをつくり始めてしまった(笑)
何故前編かというと、まだ完成までこぎつけていないからです。
いや、全く星を撮れない。
ちょっと驚異的な長梅雨となっています。
ネタが枯渇して、もうグリップをつくるしかなくなったわけですね。
追い込まれたYFH。
これまで、3つグリップをつくっていますので、4つ目。
だいぶ、職人感が出てきた。
木材を拾いに海へ
というわけで、今回は、木製グリップ作成の再挑戦をしようということで、まずは、材料となる木材を探して、海辺へ。
流れ着いている流木から良いものがないか探し出してきました。
下の写真を見るとわかるように、昼間はまあ、雲は多いもののそこそこ晴れていたんですけどね、夜はまた雨でした。
写真で見るとそこそこ良い感じの青さですけどね、実際、割と夏っぽい暑さで、泳ぎにきている方も何組かおりました。
そして、しばらく、海辺で物色していると、なかなか、いい雰囲気の木材を発見。
何故なのかはわからないが、謎の黒い木材。たたくと割と堅い。
これは行けそう。ということで、確保!
今回はグリップベースを使うことに
そして、今回は、Ryo(@kanade_snowlit)さんが公開されているグリップベースを使わせてもらうことにしました。
DMM.make(@DMM_make)にて、KP木製グリップ自作用ベース部品を公開しました。
— Ryo@S.O.R.A. 【M&R Optics】カメラアクセサリ頒布 (@kanade_snowlit) July 21, 2020
木材の取り付けが簡単となるよう、部品前面を平面としています。
木製グリップの自作にぜひご活用ください。https://t.co/7oHNi4zxdX#pentax #pentaxkp #自作グリップ #kp自作グリップ pic.twitter.com/cimZnWHAhq
木製グリップの裏側の処理が、本当に、凸凹していて、めんどくさいのですが、そこをショートカットできるベース素材です。ありがたい。
以前つくった時は、パテを盛ってそれを削ることで何とかしました。
というわけで、現在グリップベースが届きまして、下のような状態に。
こう…異素材を組み合わせるので、今回は、素材感を大事にした仕上げにしようと決意。素材感を大事にと言う方向性だけ決めて、また、ライブ感で削ってしまった。3時間くらい削って、上のような形に。
拾ってきた木材は、表面は黒いのですが、内部は細かい木目で、木の風合いが生きています。
なので、一部上面を削り、斜めにしてグリップ感を増しつつ、木目を出すことに。
そして、ごつごつした木肌と、表面の黒さ、節などはそのまま生かして、木材の質感を最大限に生かす方向で調整をしています。
後は、グリップベースを塗装しないといけない。
そして、木ネジでの固定。
私の手持ちのスプレーに黒があるのと、銀もあるのだが…どちらが良いか…。
迷うなあ…。
異素材感を存分に出すためには、銀もありではないかと思うのですが…。いや、ここはやはり、黒だろうか。悩む。
というわけで、後編に続く。晴れた日にでもスプレーを吹いてしまいます。
以前のグリップ作成記事
こうしてみると、グリップをつくりまくっているみたいですが、同じ奴の塗装替えなども含まれています(笑)
いやしかし、KPのグリップ作成は面白い。
PENTAXは、現在、APS-Cカテゴリのフラッグシップ機を開発しているわけですが、ミドル機として、KPⅡのラインもぜひ検討してもらいたい。
もちろん、グリップ交換式で。