シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

2015-01-01から1年間の記事一覧

【書評】犬が私たちをパートナーに選んだわけ

人類の歴史に寄り添い、パートナーとしてともに歩んできた「犬」たち。 本書は、犬の起源や、犬たちの認知能力の研究、また、現在における動物愛護運動まで、犬にまつわる話題を幅広く取り上げる。 犬が私たちをパートナーに選んだわけ 最新の犬研究からわか…

準星空案内人に

ええ。 3か月ほど通ってきたくらしき宇宙セミナーが先日19日晴れてフィナーレ。 ◆資格取得に成功 そして! 私は、1回目がアクシデントで参加できなかったのですが、補講を条件に準星空案内人の認定をいただくことができました。 もう一度、倉敷へ行かねば。 …

星になった三脚

えー。まいりました。 ◆星になった三脚(比喩的な意味で) 先日買った三脚が、星になりました。完全に召されました。 現在、ぶっ壊れて足元に転がっています。 なんということ……。 まだ1か月とちょっとぐらいしか使ってないのに。 10回も使ってないと思う…。笑…

【書評】海の極限生物

熱泉が吹き上げる深海から、氷点下の極域の海洋まで、また、百年を超えて生きる海洋生物や、その圧倒的増殖力で海の覇者ともいえる微生物など、極限環境で生きる生物種の生態をつぶさに紹介する。 私が、今年に入って読んだサイエンスライトの中でも、ベスト…

くらしき宇宙セミナーと瀬戸大橋での星空撮影

というわけで。 昨日、29日金曜日も、倉敷で宇宙セミナーが開かれまして、遠路はるばる行ってまいりました。 残すところあと二回。(実は来週は、いけそうにないので、最後1回を残すのみ。だいぶ、通いなれてきました) ◆初めての赤道儀 昨日は、望遠鏡の扱…

佐川地質館でディッキンソニアに会ってきた

というわけで、ゴールデンウィークに高知県佐川町の佐川地質館に行ってきたお話をアップしようと思います。 小さな博物館ですが、県内の地質学的コレクションや、プレートテクトニクスの展示などなかなか見応えがありました。 とその前に、先日撮った月と金…

金星と月がきれいですね

というわけで、西の空にひときわ目立つぎらぎらの金星と三日月がきれいだったので、撮影してきました。 まずは、月。地球照で輝面以外もうっすらと青く。 若干雲が出てどうかなと思ったんですが、写真を撮るときは流れてくれました。 そして、月と金星。全景…

星空写真ニュービー

というわけで、先日とった星空写真を上げていきましょう。 いまのところ、手元にあるのは、K-50を買ったときについてきたキットレンズのみ。とりあえず、入門者としての習作です。 (18mm F3.5 露出15秒 ISO3200) まずは、北斗七星。この日は、空が晴れた…

低予算で始める星空写真 カメラ選び(2019年追記あり)

というわけで、天体観測をはじめてからというもの抱いてきた、星空の写真を撮りたいという思いを実現すべく、一歩を踏み出してきました。ワナビー言ってる場合じゃない。生き急がねば。 目次 予算の制約 星空の写真にもいろいろと種類があるみたい カメラ選…

くらしき宇宙セミナー参加中

倉敷科学センターで6月まで、開かれている「くらしき宇宙セミナー」に参加をしております。 通うのがとても遠い…! 星空案内人 ® 資格認定制度sites.google.com 星空案内人、準星のソムリエ資格が取れる講座です。…が、私は、一回目の必修講義にアクシデン…

みずがめ座η流星群をiPhoneで無理やり撮影してみる

みずがめ座η(エータ)流星群が5月7日2時頃に極大をむかえるそうですが、私の住んでいる地域では、完全に雲に覆われていてノーチャンス…。 ということで、昨日の晴れた夜に撮影をしてみました。 いや、iPhoneで。 現在、手元にカメラがないので、それに向…

【書評】宇宙の謎に挑むブレーンワールド

【100円クーポン配布中!】宇宙の謎に挑むブレーンワールド/白水徹也ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 地学・天文学ショップ: bookfan 1号店 楽天市場店価格: 1,512円 超ひも理論(調弦理論)の予測する宇宙モデル=ブレーンワールド仮説…

【書評】エディアカラ紀・カンブリア紀の生物

エディアカラ紀・カンブリア紀の生物 (生物ミステリーPRO) [ 土屋健 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 生物学ショップ: 楽天ブックス価格: 2,894円 4億8500万年以前。 カンブリア紀とそれをさらにさかのぼるエディアカラ紀(5億…

初心者の天体観測

さて。 天体観測をしたいなあと思い。 望遠鏡を買ったり、本を読んだりしているこの頃ですが。 結局、何から手を付ければいいのか? 素人の天体観測は…どこから始めればいいのか。 いやまあ、とりあえずは、望遠鏡で星を見たりはしています。 でも、どういう…

【書評】進化の存在証明

進化の存在証明 [ リチャード・ドーキンス ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 生物学ショップ: 楽天ブックス価格: 3,024円 ダーウィニズムを受け継いだもっとも有名な生物学者による、進化論の証拠を提示。 欧米で影響のある創造説に対し…

【書評】ビッグバン宇宙論 上・下

人類の宇宙観の進展は、非常に目覚ましいものがある。 本書は、いまや、ゆるぎない定説となった「宇宙はビッグバンから始まった」という宇宙論について、古代の宇宙観から、解説していく。 ビッグバン宇宙論(上) [ サイモン・シン ]ジャンル: 本・雑誌・コ…

カノープス探し

先日、小さな望遠鏡を買ってからというもの、天体観測の真似事をしている。 実のところ、星座や星というよりも、宇宙や超ひも理論、ブラックホール、深海、氷河期といった大きめのテーマが好きで、今まで「実技」には、触れてはこなかったのだが。 このとこ…

【書評】これが見納め 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景

現在、年間4万種の生物が絶滅し続けていると推定されている。生物というのは誕生すれば絶滅するもので、自然の成り行きの中でも当然、絶滅する。のだが、もちろんここでいう年間4万種の絶滅が、人間の活動による環境の急激な変化をその主な原因としていると…

受信者としての、サイエンス系ブログ

このブログは、いわゆるサイエンスノンフィクション(科学本)と星がテーマである。 このブログの著者は、科学者ではないし、理系の教育を受けたわけでもない。 それでも、本当に不可思議な、日々刷新されるこの世界に対する根本的な認識を知らずに置くこと…