シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

レンズ貯金宣言

さて…。

いや、本当に、無限に積読を増やし続けるマシーンと化しているので、ちょっと何とかしないといけないと思い立ちました。

本を買う速度を落とさねば。本を買わないというのは無理な話なので、あくまで、買うスピードを落とすことに専念しよう。無理なことはしない。

 

具体的には、ハードカバーの本は月1冊にしておこう。

写真集はどんなに多くても二ヶ月に1冊に抑えよう…。

新書は…まあ、必要なのは買おう…。(最近は、新書や文庫もわりと高いけども)

 

私は、基本的に、本と、カメラ関係以外はお金を使うことはほぼないので、本の購入速度を落とすと、少しずつですが、貯金は貯まり始める。

 

春の大曲線が西に沈む様子。魚眼レンズで撮影。

ひとまず、表紙用の一枚を。

西の空に見える春の大曲線。10-17mm魚眼による、一枚撮りです。北斗七星からアークトゥルス、スピカに至る一連の曲線をおさめることが出来ました。4:5のアスペクト比にトリミングしてあります。

 

レンズ貯金宣言

というわけで。唐突ではあるのだが、レンズ貯金の開幕を宣言する!

 

候補となるレンズは3つです。

①HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW

②HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR

③HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited

この3つ。どれも、それなりにお値段のするレンズです。ある程度のお値段はしないと、貯金のモチベーションにならない。

 

HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW

ricohimagingstore.com

APS-C用のスターレンズの一角、16-50mmPLM

広角から標準、中望遠域(24mm~75mm)をカバーするレンズとして、かなり使い勝手は良いでしょう。最短撮影距離も30cmと寄れるのもいいですね。

おそらくは、星撮影に使っても面白いはず。11-18mmと比較して、どう星像が違うのかもかなり興味あります。

 

ただ、新レンズには、星撮影以外のことも、担当してもらいたい。

この16-50だと、動画撮影時に、コンティニュアスAFが使えるのも、プラス材料。

また、PLM(パルスモーター)よる静粛、高速のAFも、スナップ撮影に良いのかもしれない。ただし、かなり重い(フード付き750g)。ちなみに、K-3Ⅲが820gなので、もはや鈍器ではある。

AW(オールウェザー)対応で、防塵防滴性能も完備。

 

色々見てみた結果、写りは、良い評判しかないですね。逆光耐性も強い。

www.cameranonaniwa.co.jp

 

HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR

ricohimagingstore.com

そして、2番目の候補は、DFA21mm。先日、フリートライアルを借りて、撮影したのですが、いや、写りは、飛び切り良いですね。

夕方、自転車で走り少年たちと長く伸びた影

これとか、すごく気に入っている一枚。

さすがに、借り物を夜の撮影にはもっていけなかったので、星の写りは未知数。

しかし、Limitedレンズは収差をあえて残しているので、あまり、星の写りを期待してもいけない。

そこそこに重く(416g)、気軽にスナップという感じのレンズでもないのですが、とりあえず、これをつけて撮り歩けば、良い感じの写真が撮れるのは保証されています。

 

最短撮影距離も、18cmと驚異的に寄れるのもプラスですね。

そして、開放ではふわりと柔らかく、絞るとキリっとしまるという、味付けも非常に面白いレンズです。

PENTAX が現代に放った銘玉なのは間違いない。

WR(ウォーターレジスタント)対応。AWほどではないですが、対候性能があります。

 

こちらの作例なども、良すぎ。

photo.yodobashi.com

 

HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited

ricohimagingstore.com

そして、3つ目の候補レンズはこれ。

FA31mm。使ったことないけど(以前、スクエア大阪があったころ、写してみたことはあると思う)、おそらくは、PENTAX 史上最高のレンズと言えばこれが筆頭に上がるでしょう。

smc版から、HD版にコーティングが変更されて、リニューアルされ息の長いモデルになっています。

 

APS-Cで使うと、ほぼ、標準レンズ(47.5mm)の画角となります。

341gとこの3つのレンズの中では一番軽いのもプラス材料。

31mm、43mm、77mmの3つのFA Limitedの内、一つくらいは持っておきたいというのがPENTAX 使いの性。ただ、これまで、星撮影用ばかり選んできたので、あまり優先度は高くなかった。

そろそろ、機は熟したのではないかと。

 

3つのHD FA Limitedまとめてのレビュー。写りは文句はない。

news.mapcamera.com

 

それぞれ、三者三様。どれを買っても後悔はないだろうけど、全部そろえることはできない。

高性能を追い求めたターレンズか、APS-Cでも使いやすく写りも実感している現代の銘玉か、それともPENTAX史上に名を残す伝説のレンズか…。

これは、悩む。

 

そして、こうやって貯金宣言をしておくことが肝要。

まじで、本を買ってしまうのですよ。本当に、気づいたら本を買っている。

夜中にナチュラルに本を検索して、朝起きたら、発注が済んでいる。ダメ過ぎる。

でも、本当に必要な本は買わないといけないので、こうして、貯金をしておくことによって、本当に必要な本も、ノータイムで買えるということにもなり、一石二鳥。

まあ、ほんと、もう、家に積読が溢れているし、毎週図書館にも通っているので、読むべき本は既に十分にあるのです。

何はともあれ、読まねば。

 

ではまた。

 

 

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