シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその107 アニミズムの夜

はい。

うむうむ。微妙に天気があれだったり、非常に疲れていたりしておりまして、撮影はできていません。一応カメラは触って、朝、ぶらりと散歩がてら撮影などはしてはいるのですが、特に、これといったものは撮っていません。

 

なので、いったん、サルベージをしておきたいと思います。

 

アニミズムの夜

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA11-18mm  焦点距離 11mm

ISO12800 SS30秒 F2.8 アストロトレーサーType2使用

2021.12.11 高知県にて

 

撮影自体は、結構前です。

実はPENTAXフォトコンに出していたんですが、案の定、落選しました。

そして、ここにサルベージして出すにあたり、半段ほど明るく補正をかけています。これでもまだ暗いですが、これ以上暗かったわけなので、ほとんど真っ暗だったと思います。

どんなつもりで現像したのか、その時の気持ちはよく覚えてないですが、なんとなくそんな気分だったのでしょう。

 

足元にゆらめくのは、シリウスの青い輝きですね。

アニミズム、全てに魂(アニマ)があるような気配を感じる夜。

波の音、寒さ、海岸の無数の石に落ちる星の瞬き、一つ一つが意味を帯びるような。

 

カメラを足元に向けて、星を撮るという、このところ結構試している謎の作風です。

明け方で、この海の沖には、結構、漁に出ていっているであろう、漁船の灯火が見えたのですが、この写真では、ちょうど岩の向うに隠れて見えていません。

その中で、波とちょうどシンクロして、シリウスが写り込んだ一枚が撮れたので、割とタイミングが良かったのですが。

よし、今年も落選した。うむ…これよりもまだ暗かったから…、…うん。そいつは無理だ。

 

というわけで。

サルベージでした。

 

もうチラホラと菜の花が咲いていますね。

まだ寒いですが、少しずつ春に近づいてきます。

 

ではまた。

 

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