シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

帰ってきた冬の大三角

さて、ずいぶん久々に星撮影に行ってきました。

ああ、その後天候が崩れて撮影のリズムがつくれていません。

今年は紅葉は撮れるのだろうか…。さて…。

どうだろう。

 

とりあえず、撮影してきた冬の大三角を出しておきます。

 

帰ってきた冬の大三角

f:id:shironagassu:20211108180558j:plain

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム 焦点距離 11mm

ISO6400 SS20秒 F2.8 アストロトレーサーType2、プロソフトンクリア仕様

2021.11.02 高知県にて

 

f:id:shironagassu:20211108194344j:plain

(現像違いもついでに、掲載)4:5のアスペクト比にトリミングしています。


東の空から、オリオンのベテルギウスプロキオン、そしてシリウスと順に昇ってきます。この3つの星を並べると冬の大三角ですね。

この日は結構雲もあって、昇っているはずなのに、なかなかシリウスが見えずしばらく待ちました。

 

今シーズン初のシリウス、これを見ると、ああ、一年また巡って帰ってきたなと思いますね。

いや、四季折々で感じるわけですけど。もちろん、夏の天の川にも感じますし、春の深夜に昇るベガなどにも、季節の移ろいを感じます。

 

本当は、冬のダイアモンドも撮影したかったんですが、久々の撮影で、波との距離感を完全に見誤りまして、靴が波をかぶること2回。さすがに、この季節に足がずぶ濡れなのは寒い、ということで、あまり粘らずに帰ってしまいました。

 

まあ、リハビリとしては悪くなかったでしょう。

USERモードが、撮影の設定を記憶してくれているので、それに設定するだけで、基本的には撮れてしまいます。これが本当に便利です。

通常星景用(ほぼ固定撮影用)、20分長秒露光用、インターバル撮影用と取り揃えているので、死角はありません。久しぶりの撮影でも、ちゃんと撮れるのはこれのおかげです。

まあ、久々だったんで忘れ物は当然してしまいまして、いつも夜用にかえている度の強い眼鏡があるんですけど、それは忘れておりました。

 

f:id:shironagassu:20211108181951j:plain

f:id:shironagassu:20211108182001j:plain

上の写真のオリオン付近を拡大したもの。微光星が良く写っています。うむうむ、これだけ写れば満足。ベテルギウスのオレンジ色も良く出ていますね。

 

よし、年末に向けて星撮影もペースを上げていきたい…ところなんですが、妙に、天候が安定しませんね。うーん?

紅葉撮りに行けるだろうか…無理だろうか…。

 

と、とりあえず、リハビリ的撮影の回でした。

 

ではまた。

 

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング