シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

冬の風物詩・ふたご座流星群2022

うむうむ。

とうとうワールドカップが終わりました。うむ、長いようで短かった。

勝戦は、なかなかの名勝負でした…。

 

そして、準決勝の日程とかぶって困ったのですが、しかし、ふたご座流星群を撮らないわけにもいかないということで、極大日の14日、何とか撮影に出てきました。

ワールドカップにかまけている間に、季節が一気に進み、大変寒い真冬になっていました。

 

ふたご座流星群2022

PENTAX KP レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム 焦点距離 11mm

ISO6400 SS10秒 F2.8 アストロトレーサーType1

2021.12.15 高知県にて

 

今年のふたご座流星群は、大きめの月があり、観測条件としては、あまりよくはありませんでしたが、天候は良く、目視でもかなりの数の流星を見ることが出来ました。

 

これは、最後の方の一枚。オリオン座の南、水平線の雲のすぐ上の辺りに、カノープスが見えています。少し水面に反射して、”カノープスロード”をつくっています。

ベテルギウスシリウスプロキオンがつくる冬の大三角の当たりに、そこそこの流星が流れて、花を添えてくれました。

 

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA10-17mm フィッシュアイズーム 焦点距離 10mm

ISO12800 SS8秒 F3.5 アストロトレーサーType2使用

2022.12.14 高知県にて

 

これが、今回捉えた中では一番大きな流星だったでしょうか。

北極星の少し東側に流れました。

HD10-17mmを初めて、流星群に使いましたが、良いですね。少しパープルフリンジがましになっている気がします。(まあ出ますけど

smc版は、このくらいの流星が流れると、もっとくっきりパープルフリンジが出ていたように思います。

流星を捉えるために、ISOを12800まで上げて、その分、露光時間を短めにして連打しました。

この日は、約2時間の撮影でしたが、それでも、K-3Ⅲだけで、800枚近い写真が撮れてしまい、これ朝までやると、とんでもない枚数になりそうですね。

 

以下、順不同で大きめなのを、いくつか並べておきます。

 

そして、捉えそこなった、たぶんこの日一番の流星がこちら。

もう少し、下だったなら。

 

こちらは、22時45分ごろから、23時45分ごろまでの1時間、オリオン座付近に捉えたふたご座流星群と思われる流星たち。(散在流星ぽいのは外しました)

うむうむ。

というわけで、まあ、2時間の割には、割と撮れたふたご座流星群でした。

火球クラスは、捉えられなかったですけどね。

 

さて、年内にもう少しは行かねば…。

 

と。

いま、唐突に思い出したんですが、この差し迫った年の瀬…私、2021年の残すべきRAWファイル選別をしていない…。

もう2022年も残りわずか。

追い込まれている。

 

ではまた。

 

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