うむ。
今日は、暖かい。とても、暖かい。むしろ暑い。んですが、先日、2~3日だけグッと冷え込みました。この寒暖の差を繰り返しながら、少しずつ春に向かっていきますね。
そして、その冷え込んだ分、水蒸気的に条件の良い朝に、春に昇る天の川を撮ることができましたので、更新しておきます。
うーん。なかなか条件が良かった。
呼び声
PENTAX KP レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム 焦点距離12mm
ISO6400 SS40秒 F2.8 アストロトレーサー、プロソフトンクリア、ほぼ固定撮影
「呼び声」
それは、いて座の方角からの。
引かれ合うような重力の中。
二重螺旋の連環の果てで。
あの呼び声を聞く。
あの呼び声を聞く。
天の川銀河の中心部には、太陽質量の400万倍といわれる大質量ブラックホール「いて座A*」があると言われています。
この銀河で生まれたものが、地球の生命以外にもあるとすれば、それは、この銀河系中心部にいやがおうにも引かれているはず。
この昇る銀河の中心部を見るたびに、けして出会うことのない、同胞の声を聞いたような気になります。
ISOを6400まであげ、露光も40秒まで伸ばすことで、手前の岩場を浮かび上がらせて描写しています。プロソフトンクリアを使用。本当にこのフィルターは使いやすい。
いや、しかし、大変、条件の良い夜(夜というよりほぼ朝ですが)に撮れましたね。
良かった良かった。
もう少し夜明けが近づいた時間のものは、まだじわじわ現像を重ねていまして、とりあえずストックしておきたいと思います。
しかし、春の天の川とこの場所というモチーフは、前回、県展に出したものと同じなので、県展用ストックにはならないかな。
何かに使おうと思います。
ということで。
ではまた。