シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

日曜市を撮る

うむ。

満月期なのと、少し疲れ気味でしてMPが不足しているということで、夜撮影に行くのは、つらいなと思いつつ。

しかし、2週間何も撮らないのも落ち着かないということで、日曜市を撮影してきました。

 

レンズは、HD DA70mm F2.4 Limited。このレンズは、昼間のスナップショット撮影用に入手したんですが、なかなか、気に入った描写をしてくれます。

 

www.city.kochi.kochi.jp

 

高知市のホームページによる、日曜市の説明を上げておきましょう。

元禄3年(1690年)以来,300年以上の歴史を持つ土佐の日曜市。年始(1月1・2日)とよさこい祭り期間(8月10~12日)を除く毎週日曜日開催されています。午前6時頃から午後3時頃まで,高知のお城下追手筋において,全長約1kmにわたり,約300店が軒を並べています。新鮮な野菜や果物はもちろん,金物,打ち刃物,植木なども売られており,市民と県外からの観光客などもあわせると1日に約17000人が訪れる生活市です。

とのこと。

本来は、かなり観光客の方も多いですが、今は、コロナの影響もあり、観光客の比率は下がっているかもしれません。地元客も訪れて、店先に出されている野菜や果物を通して、季節を感じることのできる、「暮らし」に根付いた市でもあります。

 

Market/2021.01.31

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APS-Cの70mm、フルサイズ換算で105mmの距離感というのは、日常を傍らでそっと撮るには良い距離間のように思います。

HD DA70mmはレンズとして小ぶりなのも威圧感を与えなくていい。

 

今回は、「手元」にフォーカスしながら、撮影をしてみました。

この手を介して、人と人とがつながっていく感じに、強く「暮らし」の質感を感じます。私にとって「暮らし」というのは、ライフワークとなるようなテーマです。

「暮らし」を撮り、遺していくことで、その日々が先へとつながるように、可能性を紡いでみたい。

 

日曜市の撮影は、Marketシリーズとして、満月期の日曜日(前日に星を撮りに行かない可能性が高い)などを中心にして、2,3か月に一度撮影するような感じでシリーズ化したいところです。

こちらでも、星座とはまた別の季節の移ろいを感じて、撮りためてみようかな、と思っています。

 

ちなみに、カスタムイメージは、ナチュラル」を採用。

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こんな感じで、彩度を一つ下げ、キーはグッと2ポイント下げて、コントラストとシャープネスを上げ、パリっとした感じを出しつつ、という感じで調整しています。

キーと彩度を同時に下げることで、キーを下げたときに色味が強くなる部分を少し緩和して、影の表現がうまく出るように、…というつもりで設定しています。

 

カスタムイメージを色々いじれるのもPENTAX機の魅力。

うむうむ。

 

というわけで、日曜市を撮る、Marketシリーズでした。

ではまた。