はい。
お察しの通り、撮れておりません。
大変な、忙しさ。あと2週間はこれが続きますかね。
昨日も4時寝とか、そういうあれです。
これで夜撮影にいくと、寝る時間がなく、もうだめなので、もう少し我慢です。
今年に入ってからの、長い繁忙期もようやく終わりが見えてきた。
あと少し。
ということで、更新するネタは、まあさっぱりないので、近況的雑記を書いて、お茶を濁しておきたいと思います。
岩と波
とりあえず、トップ画像用に一枚。
まあ、雑記と言っても仕事(かポケモンGO)しかしていないので、書くことと言えば、本の事しかない。大変な忙しさの中、MPがもりもり減っている私は、定期的に本を買ってしまうという状態になっています。
なので、雑記として、最近買った本を、少しずつ紹介しながら、4月をしのぎたいと思います。(できれば、撮りにイキタイ…。が、しかし、かなり厳しい)
「Decades Vol.2」
中央の、奴ですね。左後ろにあるのは、DecadesのVol.1です。右には、高橋健太郎さんが編集長をつとめるりんご通信をそえて。
Decadesというのは、数十年というような意味合いでしょうか。
コロナ禍を期に、写真家の岩根愛さんが呼びかけた写真雑誌です。2000年代に入ってからの20年という意味合いが込められているらしい。
1号の紹介を引用してみましょう。
写真家・岩根愛の呼びかけに、石内都、アントワーヌ・ダガタ、骆丹、ERIC、キム・ジンヒ、沈昭良、石川竜一、 ベク・スンウ、マンデラ・ハドソンら、7つの文化圏、10名の写真家たちが呼応した。
コロナで世界の行き来が分断される中、いま同じ時間に生きる写真家は、各地で何を考え、制作しているのか─。
日本、フランス、中国、香港、韓国、台湾、アメリカ。それぞれの時間が凝縮されたフォトストーリーとエッセイ。
赤々舎から刊行する写真雑誌〈Decades〉は、世界が新しく分断される今、2020年に何を見たのか、2000年には何をしていたのか、「20年間」という時間軸を1冊に綴じ込め、お届けします。
参加作家も非常に豪華なのですが、表紙を、どの写真家のものにするか選べるというなかなか贅沢な仕様です。
2号の参加作家も、多士済々なのですが、何をもってしても、畠山直哉氏が高知を撮っているという。これは買わねばということで、光の速さで、発注しました。こちらも、表紙を選べるのですが、今回は畠山氏一択でした。
津波避難タワーを撮っているんですよね。意味深。
私も、夜、海辺に撮影に行くときに、津波避難タワーは常に意識します。
何か、妙な存在感があるんですよね。
高知の津波想定は非常に高く30mという場所もあります。
本当に、来たら、まず助からない…。その現実的な重さを、漠然と受け止めながら、夜、波の音の中で、星を撮っています。
津波避難タワー、日常と非日常の境目のような存在ですね。
じっくり味わいたいと思います。
ということで、多分、最低あと2回は、本の紹介です。
積読がまさにバベルの塔のように積みあがってるので、本はいくらでもある。あわー。
ではまた。