うーむ。
天候不順は、ひとまず、改善されたのですが、今度は、高知県も「まん延防止等重点措置」になりましてね。Covid-19との終わりなきたたかい。
長い…長いが、まあしょうがないでしょう。高知県も連日過去最高陽性者数を更新する状態だったので…。
しかし、デルタ株を主体にした今回の波は、大変な広がりを見せていますね。
さすがにそろそろピークアウトするのか…どうか…予断を許しませんね。
というわけで、今回は、表題の件。
少し、K-3markⅢのUSERモードの変更を行ったので書いておきたいと思います。
USERモードの変更点
実は先日、リコーイメージングのリコーフォトアカデミーで、USERモードの使いこなしを教えてくれる基礎講座がありまして、受講していました。
星景の撮影では、暗闇でのセッティングになるため、事前に必要なセッティングを記憶しておけるUSERモードは必須級の使用頻度になっているのもあり、何か、参考になればと思い参加していたのですが。
結果から言うと、思っていた以上の収穫があり、さっそく設定に反映させました。
前回の記事はこちら。
ユーザーモード1=STARRYSCAPE
ISO6400、F2.8、30秒、
カスタムイメージ・風景、ホワイトバランス・蛍光灯W
2秒セルフタイマー
アストロトレーサーType2 ON
各種補正、ノイズリダクションはOFF
RAWファイル保存
↓
ISO6400、F2.8、30秒、
カスタムイメージ・フラット、ホワイトバランス・蛍光灯W
2秒セルフタイマー
アストロトレーサーType2 ON
各種補正、ノイズリダクションはOFF
RAWファイル保存
基本設定は、カスタムイメージのところを、現像前提のフラットに戻しています。
それで、こっから講座で学んだ点なんですが。
1、ライブビューがFxボタンに割り当てられる
K-3markⅢは設定がかなり柔軟で、ボディの各種ボタンをFxボタンと呼んで、自分で任意の機能を割り振ることができます。
その中に、気づいていなかったんですが、ワンタッチLV(ライブビュー)機能というのがありました。
ボタンを押すだけでLVになるわけですね。
これを、カメラ右上にあるAEロックボタンに割り当て。
うむ…。AEロック、星景撮影では使いませんからね。
2、スマートファンクションの機能を絞る
K-3markⅢにはスマートファンクションという(前後のダイヤルに加えてある)第3のダイヤルに様々な機能を割り当られるんですが…。
ここの割り当てる機能を絞るということが可能でした。(気づかなかった)
なるほど。
というわけで、使用頻度の高いISOとアウトドアモニター(モニターの光度調整)の2機能だけに絞って、利便性を向上。
3、AF動作の設定
シャッターボタン半押しで、AFを動作させない設定があるとのことで、今回の講座で初めて気づきました。ピント合わせ後の誤動作防止に、採用。
正確には、親指AFボタンだけでAFを動作させる設定ですね。
星景ではAFは基本的に使わないので、これは便利。
11-18mmだと、フォーカスクランプをONにしていたら、AF動作しないので良いのですが、他のレンズだと、ピント合わせして、一度試し撮りするときに、MFに切り替え忘れて、誤動作する…というのを、今まで無数に繰り返してきたので…。
おまけ
USERモードを10個保存しておけるK-3markⅢ…。
というわけで、ひとつ、ツイッターで見かけて、夜空の明るさ調査用のを、組んでおくことにしました。
!その手があったか…。 https://t.co/dr2GJADELU
— YamamotoFHironaga (@fourier2010) 2021年8月29日
こういう設定ですね。
マニュアルモード
ISO800、F5.6、30秒、
カスタムイメージ・フラット、ホワイトバランス・自動
2秒セルフタイマー
各種補正OFF
ノイズリダクションは、長秒時ノイズリダクションをON
RAWファイル保存
これで、すぐに撮影にかかれるはず(あいにくと今日は雲が多いですが…)
特にこの長秒時ノイズリダクションは、撮影時に、ダークフレームを引いてノイズを低減してくれる機能なのですが、これをONにしておくと撮影ごとに、撮影と同じ秒数を使いダークフレームを作成し、結果、倍の時間がかかるという代物なので、普段はOFFなんですよね。
久しぶりに使うと、シャッター切った後も、動作が固まるので、え?壊れた?とビビるという(笑)
なので、USERモードに入れておくと、便利ですね。
さて、期間中に撮影できるかな…。
ということで。
ではまた。