うーむ。
雨がち。
台風がどうなるか。今回は、高知からは離れていますが、この週末やはり天気は崩れる。
まあ、ぼちぼちとチャンスを狙いながら、行くしかない。県展も始まるので、見に行ったりとか、本を読んだりとかしながら。
とりあえず、こないだ唯一のチャンスに、斜面を上り下りしたことで筋肉痛になりながら撮ってきた奴を一枚はっておきましょう。インドア体質が極まっている!
目次
ユーザーモード 3選
ということで、今日は、雨の合間の機材話。KPのユーザーモード登録について。
基本的には、このK-1のスペシャルサイトの山岳写真家・村田一朗氏の設定にインスパイアされて設定したものです。
KPの場合は、5つのユーザーモードが登録できます。私は星景用としては3種類設定することにしました。
USER1 STARRYSCAPE
ISO4000、F4.0、40秒、
カスタムイメージ・フラット、ホワイトバランス・蛍光灯W
2秒セルフタイマー
アストロトレーサーON
各種補正、ノイズリダクションはOFF
RAWファイル保存
星景用基本設定。ISOはまず4000で様子を見て、露光が足りそうなら下げたり、足りなさそうなら上げたりと柔軟に。
40秒というのは、15mmでアストロトレーサー使用時に前景があまりぶれないかなという時間の目安。
F4.0も15リミテッド用の設定。ここもレンズによって上げ下げ。
高知の空の暗さだと、4000、F4、40秒というのはまあ、適正露出かな、と。
空が明るすぎる場合は、後から空だけ現像時に露光を落とす場合もあり。
カスタムイメージは、RAWファイルで保存しておけば、あとから当てることができるので、とりあえずフラットを指定して、全面的にLightroomで色作りするときもあるし、カメラ内現像するときもあります。
USER2 LONG_EXPOSURE
ISO200、F4.0、20分、
カスタムイメージ・フラット、ホワイトバランス・蛍光灯W
2秒セルフタイマー
アストロトレーサーOFF
ローパスセレクター(TYPE1)ON
各種補正、ノイズリダクションはOFF
RAWファイル保存
長秒露光用。インターバル合成(比較明)もいいけども、一発撮りも良いということで、割と使います。星の色モアレを回避するため、ローパスセレクターON。大事。
アストロトレ―サーを切るのも忘れない。
ここぞという時用ではある。取り出すと時間かかるので。
ISO200なので、輝度ノイズはほぼない。状況によってはここを100にしたり、400にしたりして、露光時間を調整。
ただし、長時間シャッターを開きっぱなしにすると、どうしても赤や青のホットピクセルが現れるのは避けられないので、それは、現像時に丁寧に取り除きます。修行にも似た完全なる手作業。
20分の露光は、北に向けてもいいし、オリオン座なんかに合わすのも良い。というかオリオン座と長秒露光がとてつもなく相性が良い。
USER3 INTERVAL
SO4000、F4.0、40秒、
カスタムイメージ・フラット、ホワイトバランス・蛍光灯W
インターバルの動作は1撮影間隔で42秒、86回=約1時間分、2秒セルフタイマー
アストロトレーサーOFF
ローパスセレクター(TYPE1)ON
各種補正、ノイズリダクションはOFF
RAWファイル保存
インターバル撮影用。後で比較明合成するつもりで。
なので星モアレ対策に、ローパスセレクターON。
インターバルの動作は「撮影間隔」に設定して、露光時間の設定より2秒多くなるように設定しています。これが1秒だと、なぜか何枚か毎に詰まるんですけど2秒なら間違いなくOK。
KPはアストロトレーサーインターバルができるのだが、後で比較明するなら、アストロトレーサーOFFにしとかないと、星が途切れてしまうので、これを自動でOFFる設定にしとくのが大事。たまに切り忘れるんですよね。
という3つの星景用モードを登録しています。
これを設定して以来、すごく便利です。
特に日常撮影してから、JPEGになってるのを戻し忘れたり、各種補正を切り忘れたりしないのが助かります。
逆にUSER5には、各種補正ONのJPEG記録、ホワイトバランスオート、カスタムイメージもオート、シャッタースピード速め、連射設定になって、動き回る子どもの日常スナップ用設定に切り替わるようにしています。
まあ、時間があるときは、自分で設定しなおしてもいいしね。
とにかく柔軟なカスタマイズができるのが、KPの強みでもあるので、これを使わない手はないですね。自分用にカスタマイズしてみてください。
というわけで機材話で時間を稼ぐ。
晴れてくれぇ…。
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