うーむ。
ふたご座流星群極大日の天気をひたすら気にする日々。
長期予測が少し良くなっている気がする。
さて。…ねえ。特に準備することもないので、待つしかないし、予報を見てもまだ確度が高くないので、あまり意味もないのだが、そうは思いつつも、気になりつつ。
というわけで。
気を紛らわすために、サルベージしておきましょう。
水の惑星
PENTAX KP レンズ HD DA 15mm Limited 焦点距離15mm
ISO 1250/2000/4000 SS 50/40/50 秒 F4 アストロトレーサー使用
2018.7.21 高知県高知市 /8.3 高知県須崎市 /9.4 高知県土佐市にて
この夏、大接近していた火星と水辺の風景をテーマに3枚組写真にしてみました。
無事にいつもの通り選外だったので、少し現像をしなおしてのサルベージ。
2018年の火星は7月31日が、一番の最接近でした。
2年2ヶ月周期なので、今度接近するのは、2020年の9月末か10月頭ごろですかね。
この3枚は、カメラ内現像でクロスプロセスを使い、ブルーに青被りさせています。
ああ、ちなみに、それぞれの写真で一番大きく写っている星が火星です。
カメラ内現像が充実しているのもPENTAXのカメラのひとつの特徴ではある。
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- ジャンル: コンパクトデジタルカメラ
- ショップ: ムラウチ
- 価格: 170,964円
おお…久々にみたら、無印K-1がだいぶ手の届きそうな値段になってきている…。K-1Ⅱはまださすがにそこそこするけど…。
と閑話休題。
タイトルは、応募時とは少し変えて、「水の惑星」としました。
この言葉は、長い間、地球の代名詞だったわけですが、広い宇宙をみれば、いわゆるハビタブルな系外惑星が見つかり始めているし、そもそも、火星を詳しく調べることで、そこにかつては海があったということも分かってきている。
何かしら特別だと思ってきたこと、もっと踏み込んでいえば、人間中心主義的なバイアスから開放されて、普遍性へと至る道筋がそこにあるというか。
科学は、ある意味で、人間や自然の神秘性というものを少しずつ剥がし解き明かして来たのではないかと思うのですが、それをもって、では、世界が小さくなったのかというと、そうではない、逆だろうと。
むしろ広く深く世界を認識するようになってきたというのが、人類の歴史の本質なのではないかな。と。
そんなことを想いながらの、組写真。
この組写真だけでそれを伝えることはできてないわけですが…、いや、私の力に対して、テーマがでかすぎる…。のだが…、いや、しかし…。まあ、そういう、ギャップの中に、いわば弁証法的に、私たちは歩むしかないわけです。
だいたい、話がでかくなる病。
また、送りましょうかね。選外になるとしても。
良いか悪いかはともかくも、現実として我々は(いや、少なくとも私は)ギャップの中を歩むしかないのです。
それは、しかし、悲しいことではない。
という、何かよくわからない人生訓みたいになって、この記事を終わります。たぶん、写真のことだけを言っているのではないのでしょう。まあまあ。
サルベージでした。
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