シロナガス/星景写真と科学本のブログ

受信者としてのサイエンスブログ。「暮らしの中の星空」をテーマにした高知県内の星景写真、スタータイムラプスと、ポピュラーサイエンス/サイエンスノンフィクション(一般向け科学書)の書評。PENTAXで撮影しています。

明けの明星、最大光度 2018

うーむ。

お天気が崩れて、今週は、ずっと雨の予報です。困った。

まあ、週末が晴れてくれれば良いんですけど。

 

一番気になるのは流星群冬シーズン・最大の花形=ふたご座流星群のお天気。

12月14日(金)の晩から翌朝にかけて…が極大日。長期予測で見ていますけど…。どうだろう…。

今のところ、ベストとは言えない空模様の気がします。というか曇る??

雲が多い中の撮影になるのか、日をずらして極大日を避けなくてはならないか…。

ただ、長期予測は振れ幅も大きいので、バタフライ効果でうまい事劇的に晴れてほしいのですが、…。こればかりは、どうしようもなく、ただ、待つのみ。

 

というわけで、先日、12月2日(日)早朝、明け方の空に移っている金星が見頃を迎えて最大光度になっていますので、撮ってきました。

 

明けの明星と天守

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PENTAX KP レンズ SMC 50mm  焦点距離50mm

ISO640 SS10秒 F2.8 アストロトレーサー使用

2018.12.2 高知県高知市にて

 

11月は紅葉を求めて右往左往したところ、自動車の走行距離が、かなり増大してしまい、ガソリン代目的補助金が途中で打ち切られるという憂き目にあいまして。

なので、今月は基本的になるべく遠出はやめておこう、というバイアスが働いて、近くの景色に目を向けています。ただ行くときは行かねばならない。が、まあ無理をせず。無理は無理すべき時にする。

 

制約があり、思うようにはいかないのですが、それはそれで、その枠内でどうするかが大事だろうと。全部自由にできるのなら、ニュージーランドのテカポで3年ぐらい納得するまで撮影するんですが、実のところ、求めているのも(もし求められているとすれば求められているのも、おそらく)そういうことでもない。

それを不自由。ととるか。自分の立ち位置があり、だからこそ、やるべきことがある…と考えるか。

 

それは写真一般にも言えることだと思います。

写真は基本的に目の前にある光景を、自然の力(科学)をもって写し取ることしかできないので。その制約を破ろうとは思わないし(破ろうと思えば割と破れるのも事実)、破っても意味がないだろうとも思います。制約があるからこその写真、という立場に立ちたい。スタンスが違うという方もいるでしょう。それもまたひとつの考えで、尊重はしたいが、私は、私の立場も明確にしておきたい。

というのが、今の到達点。まあ、まだまだ不勉強なので、また変わるかもしれませんけどね。

と、軽めに写真語りを入れつつ。

 

さて、話を戻して、金星最大光度。-4.7等というのは、やはり圧巻で別格。女王の…いや、女神の風格。ヴィーナスの名は伊達ではない…と。

国立天文台に、あの明るい光は何でしょうと、問い合わせがくるそうですね。そういう時は惑星の可能性があるとのこと。

 

www.nao.ac.jp

たしかに、見慣れていないと、この明るさは、何か人工物と思うかもしれない。

クロスフィルターを久々につかって、がっつり、クロスってみました。クロスがでかーい。

 

事前予測通り、ほぼ、思った位置に、思った時間に昇ってくれたので良かったです。

ただ、画角は、当初つけていった35mm(換算53mm)では少し画角が広すぎて(木が入ったり)、50mm(換算75mm)に付け替えました。一応予測の範囲内。持って行っていたということは。ふふふ。

まあ15、20-40、35、50、と必要になりそうなレンズは全部持って行っていたというのが事の真相です(笑)予測範囲が広い…。

いつも登りなれた高知城(頂上)への道のりでしたが、やたらカバンが重く、上についたころには普通に汗ばんでいた。

…いや、今年、少し暖かいですかね?

私が冬の寒さに馴れたのかと勘違いしてましたが、いや、暖かいでしょう、これ…?

 

実はアストロトレーサーは最短露光時間が10秒なのですが、換算75㎜だと、ちょっと長い。地上景が少しぶれます。ネットの解像度ならあまり問題を感じませんが…。いわれると少しぼやけている気がしてくるでしょう?

焦点距離が長くなっていくと、このアストロトレーサーブレ許容時間が、相対的にもよりシビアになる感じはしてます。

500ルールで換算15mmだと、固定撮影で星が点像で写るのは33秒とされるわけですが、アストロトレーサーを使ってこの倍くらいまで伸ばしても良い感じはします。

で23mmだと、1.8倍くらいかな…と(つまり22秒を40くらいまでは伸ばせる)。

30mmだと、1.6倍くらい(つまり27秒なんだけどそれが設定できないので30秒くらいかな…と。できれば20秒に抑えたい)、75mmまで長くなると1.2か1.1倍くらいかな…というのが大体の見積もり。ただの経験則なのでもう少し詰めてみないといけませんけどね。

このアストロトレーサーがもう少し細かく時間指定できるようになると星景での使い勝手が増す気がする…のだが…。どうだろう。せめて5秒刻みに…!その機能アップデートは、それほど難しくなさそうな気がするけど…。

まあ、ちゃぶ台をひっくり返すようなことをいうと、実のところ50mmは開放F値1.4と明るいので、1.4で撮ればISOにもよりますが、十分固定撮影できてしまうので、アストロトレーサー使わなくていいんですけどね(笑)

 

今、高知城は、ライトアップイベント「チームラボ 高知城 光の祭」もやっているので、お時間ある方はそちらもどうぞ。というか。21時半ごろまでそのイベントで、高知城の公園に入るのに有料チケットがいります。

一番上の広場も、たまご型のライトアップ用ライトで、占領されてました。私が行った時間帯は、明け方なので入場規制はなく無料で大丈夫。卵乱立の端っこで、静かに撮影。

↓こういうやつ。

www.teamlab.art

このたまご型のライト、いつだったか、京都の糺の森でも見かけたので、あれもチームラボだったんだなぁ…。まあ、機会があれば私も一度くらい見に行ってもいいかなぁと思いつつ。ライトアップ系イベントは星撮りとしては、あまり相性良くないので足が向かないかもなあとも思いつつ。

でも、チームラボ、人気ですよね。きれいだと思います。うむ。

 

まあまあ。明け方の金星、明け方は早起きしないと見れないので見づらいですけど5時ごろか6時ごろですかね。南東の空を見上げてみてください。しばらく金星の見頃が続くと思います。

 

ではまた!

 

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