シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

ふたご座流星群2021をそこそこに反省する

さて、師走の一大イベントであるふたご座流星群極大日も終わりました。

これが終わると、一気に年末感が出てきますね。

私は、まだ、もう少し撮りに行かねばならないとは思いつつも、三脚、雲台、カメラ、レンズと撮影機材をマルっと清掃をしてしまい、明らかに年内店じまい的な雰囲気を出し始めていますが、いや…もう一回くらいは、なんとか。

 

というわけで、そこそこに反省しておきましょう。

ふたご座流星群2021。

うーむ、そこそこというのは、そこそこの奴は撮れたので、まあ、よくやったかな、という。

 

ふたご座流星群2021

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PENTAX KP レンズ smc DA 10-17mm Fish-Eye 焦点距離 10mm

ISO6400 SS20秒 F5.6 アストロトレーサーType2使用

2021.12.13 高知県にて 

 

21時5分の撮影。

現地到着が20時30頃でしたので、セッティングして、インターバル撮影を始めてから10~15分ぐらいで、流れたことになります。

そして、なぜかF5.6まで絞っています。

この流星は、なかなかの明るさだったので、よく写ったんですが、さすがにF5.6まで絞ると流星は写りづらい。

いや、今までやったことなかったので、一回やってみようかな、と思いまして…。

この日は月があったので、ISOをなかなか上げづらかったのですが、絞れば上げられるわけで、…絞ってISOを上げる方が良いかもしれない、という仮説…だったんですが、やはりなるべく明るいF値にして、なるべく高いISOにした方が良いですね(笑)

 

今回は、この流星が一番の大物。

冬のダイヤモンドの横に、流星ということで、狙った通りの絵になったので、上出来でしょう。10mmでここまで写っているということはかなりの流星だったはずですが、目視はしてない…残念。

 

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これは、F4で撮影。少しわかりづらいですが、しし座の脇に流星が流れました。

10-17mmは開放F値は3.5なんですが、開放だと特に端の方の描写が甘くなるので、若干絞りました。

 

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この4枚は、K-3markⅢでの撮影。ISO8000まで上げて、露光時間を8秒ほどにしたので、枚数が多い。

結果、KPとK-3markⅢあわせて、4.5時間×2で9時間分、1650枚を撮影しました。

そこでもっと細かいのも含めれば22の流星が写りましたかね。

目視で数えたのは71となりました。

 

反省点

今回は、レンズは10-17と11-18という広角コンビだけで、あとは、何かの時のアストロトレーサーType3用にと、55-300mmPLMだったので、レンズのチェンジという策は使えず。

あと、やはり月が大きかった

半月過ぎの月があり、ちょうど月が沈んだ頃には、もう帰らないと仕事に差し障るということで、一番いい時間帯の撮影ができませんでした。平日でなければ…。

それに、月が大きかったので、K-3markⅢ、ISO12800による流星撮影を考えていたんですが、そこまで行くと、露光時間4~5秒になって、K-3markⅢだけで撮影枚数が2000枚超えそうだったので諦めました。

 

ただ、何とか、最初に出した奴を撮れたことで、形にはなったかなと。

 

ふう、今年も、無事にふたご座流星群を撮影することができただけで、えらい。

今年も残りわずですね。

 

そろそろ、今年のまとめの記事も考えておかねば…。

 

ではまた。


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