シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

ダイアモンドの中の火星

ふむふむ。

10月になりました。

日々が過ぎるのは早い。

9月の最悪天候期を抜けて、少しずつ冬に向けて天候が安定してくるといいのですが、まだ…少し引きずっている感じはしますね。

 

しかし、先日、久々に良い星空を堪能しましたので、それを更新しておきます。

もう、夜半前には冬の星座が昇ってくる季節になっているんですね。

 

そして、今年は、その冬の星座=冬のダイアモンドの中に、ひときわ目を引く赤い火星が輝いています。

これは、色々と撮り甲斐がある気がしますね。

 

ダイヤモンドの中の火星

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム 焦点距離 11mm

ISO6400 SS30秒 F2.8 アストロトレーサーType2使用

2022.10.01 高知県にて

 

東の空から昇ってくるのは、冬の星座群。

今年もこの季節が来たのかと感慨深いですね。

明るい星が多くて、とても見栄えのする領域。

特に、オリオンは今シーズンの初撮影でした。

例年より少し遅いでしょうか。

このところ、夜半頃、街中でもオリオンが見えていたので、撮らねばとは思っていたんですが、機会がありませんでした。

 

この写真で、ちょうど真ん中に見える赤っぽい星が火星です。

今年は、先ほど述べたように、この冬の星座群の近くに、火星が居座っているようです。

ベテルギウス(オリオン座)や、アルデバラン(おうし座)などの赤い星も多い領域なので、火星との共演は美しい。

上の写真でも、プレアデス星団の青さや、カストルポルックス(ふたご座)の色の違いなどが楽しめます。

 

まだ、シリウスプロキオンが出ておらず、冬のダイアモンドは完成していませんが、今年は、この冬の星座と火星の共演を色々と撮ってみないといけませんね。

 

火星は明るく、街中でも見えると思いますので、夜半前ごろに見上げてみてください。

ではまた。

 


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