シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその96 星の港

さて…。

暖かい。暖かいを通り越して、暑い。

え、夏か?

昼間少し歩くと、普通に汗が流れます。

今日は、高知では、実際に26℃まで、気温が上がったようです。

ヤバい。

 

この土日は、お天気が悪く、せっかく咲いている桜が撮れていない。ので、マジでネタがないな、と思っていたら、ペンタックスリコーファミリークラブの会報誌が来たので、サルベージをしてしまいます。

 

星の港

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PENTAX KP  レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム 焦点距離 11mm

ISO4000 SS20秒 F2.8 固定撮影

2020.10.23 高知県土佐市にて

 

そう、前回に引き続き、実は、今回も掲載されてしまいました。

完全に想定外ではある。出来すぎ。

 

shironagassu.hatenablog.com

ちなみに、前回は、これでしたね。

10連敗からの2連勝とはね。いやまあ、想定してなくて完全に油断していた。

入賞…。ということ。

入選ではないのかな、前回は入選だったような気がするんですが、まあ、同じ区分だと思います。

 

タイトルは、非常にシンプルに「星の港」としました。

港で星を撮ったというあまりにもシンプルな題…なのですが、港というのは、船出、旅立ち、そういうものを連想しますね。

それは、一方では、希望が込められた行為でもありますし、他方では、別れのイメージでもあります。

 

この日は、月が出ていて、自動車を止めてから現場まで1㎞くらい歩いたんですが、現場に着いた時には、月がほぼ山に沈みかけていまして、この構図に決めた後、数枚しか撮れませんでした。

そういう意味では、逃げていくようなイメージをなんとか、掴まえた形です。

実は、手前の小さな船は、完全には止まり切っておらず、波に揺れて、わずかにブレているのですが、ギリギリ許容範囲だったかもしれません。これ以上ブレたら使えないところでした。

大きく、月の残光でハイライトが入った港の金具を入れたのは写真的な賭け所で、これによって、奥行き感を強め、遠近法を強く効かせることで、写真に確固とした主観(視線)を挿入しています。

主観が挿入されることで、ある種のナラティブが生まれています(あるいは生まれてしまうというべきか)。それは、最初の題名の話に戻ると、おそらくは、別れの物語だろうと思います。ここから旅立っていく。ロープをほどくようにして。いつかは戻るとしても。

選評では、この金具を入れたことを評価していただいたようでありがたかったです。ここは、賭けでした。

 

ふう。

12戦2勝2分8敗。予選通過したのは引き分けにカウントして負け数を減らしてみました(笑)

いや、まあ、勝ち負けで表しているのですが、写真は、勝つか負けるかではないでしょう。世界にイメージが氾濫する中で、たまたま、そこに撮影者がいて、あるイメージが撮られたという結果には、等しく価値があると思います。

ただ、しかし、まあ、フォトコンテストに出しているからには、ずっと選外で良いというわけにもいかないだろうと、そこはベストを尽くす必要があるのかなとは自戒しつつ。

 

余談ですが、この日は、KPの背面液晶が不具合を起こしてチルトすると真っ白になってしまった日ですね。この撮影をしていた時は、まだギリギリ存命だった気がします(笑)

 

まあ、何にせよ。

想定外でしたが、良かった。次もベストを尽くしましょう。

いや、もう、すでに、〆切が近く次のは送ってしまったんですけどね。

次回のは、初めて、ラスター印刷でプリントしてみて、落ち着いた見た目は非常に良かったんですが…、それが評価されるかどうかはまた別の問題。

さて、どうなるか。

 

ではまた。

 

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