ああ…9月が終わります。
そして、また台風が来ています。進路予想上にある地域の方は、警戒を強めてください。いや、うちか。今回の台風、日本列島に沿うようにカーブしてきてますね。これはダメだ。
もうこれはいよいよ写真論でも展開するしかないかとあきらめかけていたら、昨日の夜だけ不意に晴れてしまいました。
ということで、昨日、久々の晴れ間で雲がない(月はある)夜になりまして、ただ、仕事が終わったのも遅くてあまり遠出はできそうになかったので、7月末から温めてきたところに、撮影に行ってきました。
行ってきたのは、7月末に高知市中心部にオープンした図書館・オーテピア。
でかすぎて困ると愚痴をこぼしつつ、実は非常に足しげくかよって、サイエンスノンフィクションも、写真論の本も、仕事用の本も、ついでにCDなんかも、色々かりまくって、使いこなしつつあります。
週2くらいのペースでいきますね。
ここで、撮らねばと思っていたのですが、いよいよ、タイミングが来たということで、建物を撮るときに試してみようと思っていたPENTAXの構図微調整機能のテストと合わせていってきました。
知の箱舟
PENTAX KP レンズ HD DA 15mm Limited 焦点距離15mm
ISO800 SS10秒×300枚 F6.3 カメラ内比較明合成。構図微調整機能使用
2018.9.27 高知県高知市にて
オーテピアの全貌。向こうに見えるのは、追手前高校の時計台ですね。ちょうど時計台の真上くらいに北極星があっての1時間の星ぐる。
ただ、ここはおそらく高知で最も光害がある市街地中心部なので、さすがに、多くの星は写りませんでした。
カメラ内合成の利点をいかし、いくつかのカスタムイメージ現像を試して、これは最終的にリバーサルフィルムを適用したもの。
PENTAXの構図微調整機能、センサーを動かして、構図を調整する機能なのですが、副産物として、ティルトシフトレンズのシフト機能のように、建物のパースを調整できる…のです。そのはずなのです。
実は、これは、めいいっぱい下側に微調整をすることで、パースを強調しています。
いや、こっち側には効いたのだが…。
微調整比較
構図微調整なし。
構図微調整、上側最大。ほんとうはこっちに動かすと、建物の上すぼまりがおさまって、シフト的効果が出るはずだったのだが。
何度見比べても出ず。近すぎたのか。無念。
構図微調整、下側最大。わかりづらいですが、よく見ると、裾広がりになって、パースが強調され、超広角風味の表現に。こっちは、なぜか効いた。
まあ、これもこれでありか。オーテピアのでかさが強調できる。
ということでこれを採用。滝とかそういうの撮るときにこういう風にして迫力を出せる可能性もある。どうだろう。
うーん。なぜ、2番目が機能しなかったのか。
被写体(オーテピア)に対して近すぎたのかな、と思ってはいるので、今度、別のところでも試してみましょう。
とりあえず、これまでいれてなかったけれど、メニューから呼び出せるようにショートカットに入れておきました。
構図微調整面白い機能ではある。まだ、使いこなせてないが…。
PENTAX ペンタックス デジタル一眼レフカメラ KP ボディ ブラック
- ジャンル: デジタル一眼レフカメラ
- ショップ: カメラの大林楽天市場店
- 価格: 85,644円
発売から一年半、ずいぶん価格がこなれてきたKP。世はフルサイズミラーレス戦争の様相ですが、どれもフルサイズだけあってお値段が高いので、なかなか。レンズも高いし。まあ。
それはともかくKPはこの構図微調整のふり幅がもしかすると小さい可能性はある。小型機なので。
ああ、あと、ようやくiOS版のImage Sync ver.2.00(PENTAXの内蔵Wi-Fi操作用アプリ)がリリースされました。
これ使い勝手が悪かったのだが、今度はどうなんだろう。とりあえず、ダウンロードはしたけど、まだ未使用~。今度試してみないといけません。写真の転送にしかつかってないけど、本当は撮影時のリモコン代わりにも使える…。それも試してみなければ。
というわけで。
次は多分10月ですね~。
一年早いな…。やばいな。