シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

PENTAX KP ウッディグリップエディション タイプ=ウィルダネスの件

うむ。

というわけで、梅雨も明けたわけです。先日、久々、丸ひと月ぶりに、星を撮りに行ってきましたが、月が大きくて、ろくに撮れませんでした。

が、楽しかったですね。

また、ぼちぼちとリスタートしていかねば。

 

そして、今日は、タイトルの件を、終わらせておかないといけない。

 

KP ウッディグリップエディション タイプ=ウィルダネス

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野趣あふれるカメラに。

 

shironagassu.hatenablog.com

 

この、前回の記事の続きです。

雨が降り続ける中、やることがなくなった私は、4つ目のKP用グリップをつくることに。

長雨が降るたびにグリップをつくるという謎の奇習

晴天祈願の意味があるのか、雨乞いの儀式なのかはわかりませんが、とにかく、長雨とともに、グリップをつくるという習わしになっています。

 

というわけで、今回は、拾ってきた木材でつくりました。

ウィルダネスとは、荒野のこと、ですが、ニュアンス的には人の手の入ってない原野を表す言葉ですね。

まさに、木の質感をそのまま生かし、人の手の入らない原野のような、仕上がりに…。

自分で作っておいてなんですが、何だろうこれは。…。

 

今まで4つ作ったグリップの中でも最も癖の強いのが出来ました。

いや、まあ、よく考えると、それぞれ癖しかないけども。

 

しかし、このグリップをつくっている間に梅雨も明けたので、晴天祈願は、天に通じたようです。

仏像を彫るようなものですね。

 

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このように、グリップベースを利用して、取り付けています。

 

グリップベースはこのリンクからどうぞ。

make.dmm.com

 

グリップの癖が強いのはともかくとして、非常にかっちりと取り付けることができました。

ベース側に穴が3つ空いていまして、木ネジで木材と固定することが出来ます。

私は2.4mm×10mmのもので固定。

がっちりとくっつきました。

良きかな。

 

木製用グリップベース公開のおかげで、木製グリップの敷居がだいぶ下がったのではないかと思います。

世は(なぜか、本当によくわからないのですが)、空前のKPグリップブームです。私のタイムラインだけかもしれません。私の観測可能な範囲の宇宙では、謎のグリップブームが来ている。

 

ぜひ作ってみてください。

 

よし、多分次からは、星の写真に戻れる…ような気が…する。

ただ、今日が満月かな、しばらく月が大きいな…。

 

ではまた。

雨が降るのでまたグリップをつくり始めた話 前編

というわけで、タイトルの通りなのですが。

そうです。また、KPのグリップをつくり始めてしまった(笑)

何故前編かというと、まだ完成までこぎつけていないからです。

 

いや、全く星を撮れない。

ちょっと驚異的な長梅雨となっています。

ネタが枯渇して、もうグリップをつくるしかなくなったわけですね。

追い込まれたYFH。

 

これまで、3つグリップをつくっていますので、4つ目

だいぶ、職人感が出てきた。

 

木材を拾いに海へ

というわけで、今回は、木製グリップ作成の再挑戦をしようということで、まずは、材料となる木材を探して、海辺へ。

流れ着いている流木から良いものがないか探し出してきました。

 

下の写真を見るとわかるように、昼間はまあ、雲は多いもののそこそこ晴れていたんですけどね、夜はまた雨でした。

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写真で見るとそこそこ良い感じの青さですけどね、実際、割と夏っぽい暑さで、泳ぎにきている方も何組かおりました。

 

そして、しばらく、海辺で物色していると、なかなか、いい雰囲気の木材を発見。

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何故なのかはわからないが、謎の黒い木材。たたくと割と堅い。

これは行けそう。ということで、確保!

 

今回はグリップベースを使うことに

そして、今回は、Ryo(@kanade_snowlit)さんが公開されているグリップベースを使わせてもらうことにしました。

make.dmm.com

 

木製グリップの裏側の処理が、本当に、凸凹していて、めんどくさいのですが、そこをショートカットできるベース素材です。ありがたい。 

以前つくった時は、パテを盛ってそれを削ることで何とかしました。

 

というわけで、現在グリップベースが届きまして、下のような状態に。 

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こう…異素材を組み合わせるので、今回は、素材感を大事にした仕上げにしようと決意。素材感を大事にと言う方向性だけ決めて、また、ライブ感で削ってしまった。3時間くらい削って、上のような形に。

 

拾ってきた木材は、表面は黒いのですが、内部は細かい木目で、木の風合いが生きています。

なので、一部上面を削り、斜めにしてグリップ感を増しつつ、木目を出すことに。

そして、ごつごつした木肌と、表面の黒さ、節などはそのまま生かして、木材の質感を最大限に生かす方向で調整をしています。

 

後は、グリップベースを塗装しないといけない。

そして、木ネジでの固定。

私の手持ちのスプレーに黒があるのと、銀もあるのだが…どちらが良いか…。

迷うなあ…。

異素材感を存分に出すためには、銀もありではないかと思うのですが…。いや、ここはやはり、黒だろうか。悩む。

 

というわけで、後編に続く。晴れた日にでもスプレーを吹いてしまいます。

 

以前のグリップ作成記事

shironagassu.hatenablog.com

shironagassu.hatenablog.com

shironagassu.hatenablog.com

shironagassu.hatenablog.com

shironagassu.hatenablog.com

shironagassu.hatenablog.com

こうしてみると、グリップをつくりまくっているみたいですが、同じ奴の塗装替えなども含まれています(笑)

 

いやしかし、KPのグリップ作成は面白い。

PENTAXは、現在、APS-Cカテゴリのフラッグシップ機を開発しているわけですが、ミドル機として、KPⅡのラインもぜひ検討してもらいたい。

もちろん、グリップ交換式で。