シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

生命大躍進展でハルキゲニアに出会う

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というわけで、愛媛県美術館で開かれている「生命大躍進」展を見に行ってまいりました。のでレポ。

4月までの開催だったので、これはいかねばならぬということで満を持して。

会場内撮影可だったので、いろいろ撮影してきました。

 

主に前半部に見どころ

前半部が特に見どころで、「生命大爆発」といわれるほど種が多様化したとされるカンブリア紀の部分が、特にお勧めな感じでした。

ここの化石は、実物も多く見ごたえあり。

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現在は、ナメクジウオ系譜にそのつながりを残すピカイア。脊索という脊椎の前身のようなものがあったようです。

右側部分は触手構造のようなものがあるみたいですね。

 

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これが今回もっとも驚かされたハルキゲニアの実物

一言でいうと、小っさ!

小指の先ほどの大きさでした。

私の頭の中ではせめて、手のひらか手首くらいまでのサイズ感だったのだが、これは、衝撃的に小さかった。

これが見れただけでも大満足。

ハルキゲニアはちっちゃい。

マイ・リトル・ハルキゲニア。

うーん。覚えておこう。

 

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そして、これが、カンブリア最大のスターともいえるアノマロカリス

こちらは、頭の触手部分。

これを見て、奇妙なエビを意味するアノマロカリスと名付けられたようですね。

たしかに、エビに見える。

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そして、これが、何とも有名なアノマロカリスの全体像を示す化石。

これ図鑑で見たことあるぞ。

これが実物か。

まさに眼福。

ありがたいことです。

ここら辺で、だいたい、当初の目的は果たすことに。これが見たかった!

ちなみに、アノマロカリスについては、想像よりは小さかったですが、許容範囲内の大きさでした。

両手で包み込めるくらいのサイズ感。

飼うには少しでかいか…(笑)

 

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これはもう少し時代が下ってオルドビス紀にあらわれたウミサソリ

これは、でかい。

2m弱はあったのではないかと思います。

こんなのがいる海は泳ぎたくないですね。

 

ここら辺からは…メモがないわけで…

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レポをするといいながら、ここら辺からはなんだかよく分からなくなってきております。メモがない。

日曜日ということもあり、なかなか人が多かったので、落ち着かず。

親子連れも大変多かった。

まあ、よいことですけどね。

 

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これはカスモサウルスというのの全身骨格のレプリカ。その頭部。

首の後ろにフリルがついているんですが、写真で撮れてないですね。肝心なところが。ああ…だ、だめだろう。

 

あとは、ここから、胎盤を初めて獲得したネズミのような哺乳類ジュラマイアであったり、人類の直接の祖先かとの声もあった(今は、否定されている)初期の霊長類「イーダ」などの展示が見どころでしょうかね。

 

私は、博物館へいくと必ず、音声ガイドを借りるんですが、今回は、人が多い中でゆっくり聞けず大変残念でした。平日行ける方は平日の方がおすすめかもしれません。

 

しかし、とにかく、カンブリア紀の実物化石は必見です。

ぜひとも。

 

shironagassu.hatenablog.com

 以前の記事も参考に。

 

ああ、それと、レンズが欲しい病がとうとう発作をおこし、前回はまだまだ焦らないとか言ってたんですが、買っちゃいましたレンズ(笑)

HD PENTAX-DA 20-40mm。

今回の写真もこれで撮っております。

まだ、星空写真をとっていないので撮ったら改めて何かレビューするかもしれません!


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