さて、年が明けました。
実は、私は、毎年やっている残すべきRAWファイルの選抜作業…2021年分をさぼってしまっております。宿題を抱えたままの年越し。何とかせねば。
そして、「藤井旭の天文年鑑」で毎年お世話になってきた、天文写真家・藤井旭氏が昨年末お亡くなりになってしまいました。ご冥福をお祈りいたします。
これ、イラストも多く星景的に使いやすくて重宝していました。
大変残念です。
今年もこの本から、星景的に外せないものをピックアップして、年はじめの更新としておきたい。
今年もよろしくお願いします
1月 C/2022 E3 ZTF彗星
1月から2月にかけて北の空で、明るく(5等星くらいに)なっているようですね。
これは、どこかで撮っておきたい。
1月初旬はまだ少し暗そうです。
2月 夕方の西空=月・木星・金星の接近
2/22に、夕方の西空に、明るい惑星と細い月が揃うようです。
撮れれば撮りたい…。
3月 夕方の西空=木星・金星が大接近
3/2に、大接近するようです。これは双眼鏡で見たらきれいでしょうね。見ておきたいですね。
4月 部分日食
4/20、ごくわずかにかける部分日食がみえるようです。
14時ごろ…ただ、しかし、高知はその北限に位置していて、ほんとうにちょっぴりのようです。見えるかな…。どうかなあ。
5月 半影月食
5/6の深夜から明け方にかけて、半影月食があります。
地味に月が暗くなる半影月食。撮ったら、割と分かるかもしれません。
ただ、明け方か…辛い時間帯。
6月 金星と火星とプレセペ星団の接近
6/13ごろを前後して、金星が、かに座プレセペ星団に近づきます。20時ぐらい。
火星は6/2ごろにプレセペに接近…ふーむ。
うまく撮れたら面白そうですが…。
7月 金星が最大光度
7/7だそうです。この頃は、宵の明星として西の空にあるようですね。
相当目立つでしょうね。
8月 ペルセウス座流星群
夏と言えばこれ、8/13の17時が極大のようです。
月明りもなく、最良の条件とのこと…さて、晴れるといいですが。
9月 金星が最大光度
9/19、今度は、明けの明星として東に回った金星が、最大光度に。
10月 部分月食
10/29、夜明け前、5時頃、西の空での部分月食。…うーむ、ちょっぴり本影に入るようです。明け方は辛いがさて…。
11月 冬の流星群シーズン
11/6ごろ、おうし座流星群南群、11/13ごろ、おうし座流星群北群、11/18ごろ、しし座流星群がそれぞれ極大。
この頃に撮りにいくと、もしかしたら、流星が写るかもしれませんね。
意識しておきたい。
12月 ふたご座流星群
12/15の朝4時ごろに、ふたご座流星群が極大。月明りがなく最良とのこと。
これは晴れれば絶対に良く流れますね。
うーん。外せない。どこで撮るか、考えねば…。
というわけで。
このほかにも色々と、見るべき天文現象があるので、ぜひご入手ください。
ではまた。
今年もよろしくお願いします。