シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

2023年の星景メモ

さて、年が明けました。

実は、私は、毎年やっている残すべきRAWファイルの選抜作業…2021年分をさぼってしまっております。宿題を抱えたままの年越し。何とかせねば。

 

そして、藤井旭天文年鑑で毎年お世話になってきた、天文写真家・藤井旭氏が昨年末お亡くなりになってしまいました。ご冥福をお祈りいたします。

これ、イラストも多く星景的に使いやすくて重宝していました。

大変残念です。

今年もこの本から、星景的に外せないものをピックアップして、年はじめの更新としておきたい。

 

今年もよろしくお願いします

 

1月 C/2022 E3 ZTF彗星

1月から2月にかけて北の空で、明るく(5等星くらいに)なっているようですね。

これは、どこかで撮っておきたい。

1月初旬はまだ少し暗そうです。

 

2月 夕方の西空=月・木星・金星の接近

2/22に、夕方の西空に、明るい惑星と細い月が揃うようです。

撮れれば撮りたい…。

 

3月 夕方の西空=木星・金星が大接近

3/2に、大接近するようです。これは双眼鏡で見たらきれいでしょうね。見ておきたいですね。

 

4月 部分日食

4/20、ごくわずかにかける部分日食がみえるようです。

14時ごろ…ただ、しかし、高知はその北限に位置していて、ほんとうにちょっぴりのようです。見えるかな…。どうかなあ。

 

5月 半影月食

5/6の深夜から明け方にかけて、半影月食があります。

地味に月が暗くなる半影月食。撮ったら、割と分かるかもしれません。

ただ、明け方か…辛い時間帯。

 

6月 金星と火星とプレセペ星団の接近

6/13ごろを前後して、金星が、かに座プレセペ星団に近づきます。20時ぐらい。

火星は6/2ごろにプレセペに接近…ふーむ。

うまく撮れたら面白そうですが…。

 

7月 金星が最大光度

7/7だそうです。この頃は、宵の明星として西の空にあるようですね。

相当目立つでしょうね。

 

8月 ペルセウス座流星群

夏と言えばこれ、8/13の17時が極大のようです。

月明りもなく、最良の条件とのこと…さて、晴れるといいですが。

 

9月 金星が最大光度

9/19、今度は、明けの明星として東に回った金星が、最大光度に。

 

10月 部分月食

10/29、夜明け前、5時頃、西の空での部分月食。…うーむ、ちょっぴり本影に入るようです。明け方は辛いがさて…。

 

11月 冬の流星群シーズン

11/6ごろ、おうし座流星群南群、11/13ごろ、おうし座流星群北群、11/18ごろ、しし座流星群がそれぞれ極大。

この頃に撮りにいくと、もしかしたら、流星が写るかもしれませんね。

意識しておきたい。

 

12月 ふたご座流星群

12/15の朝4時ごろに、ふたご座流星群が極大。月明りがなく最良とのこと。

これは晴れれば絶対に良く流れますね。

うーん。外せない。どこで撮るか、考えねば…。

 

というわけで。

藤井旭天文年鑑」から、ちょっとだけピックアップです。

このほかにも色々と、見るべき天文現象があるので、ぜひご入手ください。

 

ではまた。

今年もよろしくお願いします。

 

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