うむ。
というわけで、ですね。
もうそろそろK-50がラバーグリップ交換サービスを経て、帰ってきていたはずだったのですが、まだ帰ってきません。
はい。
なので、今回は、「新しい生活様式」と星景写真というテーマで一本書いてみたいと思います。
着地点も決めずに飛び出してみるスタイル。
春に棚引く雲
PENTAX KP レンズ HD DA 11-18mm アストロズーム 焦点距離11mm
ISO4000 SS30秒 F2.8 固定撮影
2020.05.14 高知県土佐町にて
田植に向けて、水が張られた棚田の上に、雲が流れていきます。
雲があることで、地上の環境光が反射して、棚田が照らされます。計算通り。
と見せかけて、ただ、もう、そろそろ撮らないとフラストレーションがたまりまくって、限界だったので、平日の真夜中に、土佐町まで行ってきたのに、曇ったというのが真相なわけですが…。
日付は、5月14日(木)から15日(金)に変わろうとしていました…。
行動変容をしつつ、日常を取り戻す
さあ、しかし、少しずつ新型コロナから、日常を取り戻していかないといけない。
人はパンのみにて生きるにあらず。
自粛すべきは自粛すべきですが、注意をしながらも、可能な形で写真を撮ることも、手探りですすめていかないといけない。音楽や映画が、人の暮らしを豊かにするように、写真も同じように役割があるように思うのです。全くの無意味ということはない。
厚労省のページで、「新しい生活様式」について見てみると、①人との間隔は2m、②遊びに行くなら屋内より屋外、③会話をするときは真正面を避ける、④家に帰ったらまず手や顔を洗う(シャワーも浴びる)などなど、コロナウイルスを念頭においた、行動変容が呼びかけられています。
これを踏まえたうえで、星景写真を撮るしかないな、と。
というわけで、大事なのは、まずは徹底してボッチで撮るということですね。
まあ、私はボッチマイスターと呼ばれても差し支えないほどの、ボッチなので、いやまあ、いつもと変わらないわけですが、ここは、いつもより注意深くさらなるボッチスタイルで行くべきでしょう。
まず現地で人に遭わないようにする。
なので、ど平日の0時に、土佐町の山の上で撮影して、次の日も仕事をするというエクストリームな撮影スタイルで行く。土日ならまだしも、平日の夜中なら同好の士もほぼほぼいません。
平日の0時に、山の中…案の定、人は一人もいませんでした。まったく、接触なし。ゼロ接触。
なので、しかし、万が一、人がいたら撤退して、別の場所に移動するしかないですね。
ソーシャルディスタンス、とボッチを良い感じに言い換えていくスタイル。
そして、遊びに行くなら屋内より屋外と言われるなら、星景撮影は必ず屋外ですしね。ここもクリア。
山の中に夜中一人でいるというのは、怖いような気もするかもしれませんが、これが意外と、怖くありません。人と会う方が実は怖い。夜中に、山の中に人がいる方が怖い。
なので、ボッチを楽しむべし。ボッチとは自由なのです。
眼の前の風景に集中していれば、特に暗闇も怖くありません。
ただ、野生動物は怖いので、食べ物なんかも持っていかない。おやつは、ガムのみ可です!
そして、家に帰ったら、手洗いもそうなんですが、シャワーを浴びる。長時間運転して疲れてますし、次の日、仕事ですからね。
シャワーを浴びて疲れをとり、ついでにウイルスも洗い流して、速やかに寝る。
いつもと、何も変わらないただの私の日常星景撮影の紹介になったわけですが…、いや、時代はボッチを求めているということですね。…逆に時代が追い付いてきて、ボッチスタイルが、新しい生活様式になってしまった感がある。
ということで、夜中に人のいない、山や海辺に行って少しずつ撮影を再開していこうと思います。
いや、そもそも、私が撮影地で人と会うのは、年に1、2回(年間50撮影のうち)あるかないかというレアケースなのでした。
行く時もボッチなだけでなく、なぜか撮影現場でもボッチ。みんなどこにいるんだ。
まあ、人類は、この宇宙で、孤独な存在なのかもしれませんしね。宇宙的視点で見ると人類もボッチ(かもしれない)。
と、少しずつ、悲しくなってきたので、終わります。
さあ、今宵も、ボッチで、星景撮影に行きましょうか。(いや今日は大雨ですけど)