シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

PENTAX KP ゴールデングリップカスタム完全体の件

はい。

というわけで。機材の話。…機材というか、まあ機材ではあるんですが。

いやはや、今年は、ただひたすらに11‐18mmに向けて、貯金をする計画だったんですが、ここにきて、予定外のレンズを一つ購入してしまいました。

 

うーむ。

まあ、現物を見てください。

 

PENTAX KP ゴールデングリップカスタム完全体

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ああ…、衝動買いをしてしまった。ぐああ。

買ったレンズは、smc PENTAX-DA 35mm F2.4ALというレンズ。

APS-Cで使うと52.5mmになってほぼ標準レンズになる単焦点レンズ。

 

実は、このレンズはカラーバリエーション展開されていたのですが、昨年12月にカラバリについては、終了しているんですね。

で、手に入れる機会はもうないな、と思っていたところに、リコーイメージング公式のアウトレットに出てきてしまった。

5分間悩んだんですが、ここは11-18購入計画を下方修正しても、買うべきだと判断。

store.ricoh-imaging.co.jp

(3/24現在まだいくつかカラバリ出ていますね。でも金がなくなってる…おお…そうなのか…金がなぜか売れてるのか…自分で買っといてなんですが…なんで?)

 

いやあ。

まあ、言い訳をすれば確かに標準域の単焦点レンズが欲しかったのはある。ただ、FA43mmか、HD DA35㎜ Macro Limitedかなと思ってはいました。将来的には、そのうち、いずれ、いつか…買おうかなと。

 

 

ただ、まあ、すぐにどうこうしようとは考えてなかったんですが。

 

いや、もう。はっきりいうと購入の決め手は色ですよね。金色。

私はこの前、KPのグリップを金色にしてしまったんですが、それ以来、このカラバリを手に入れる手段はないものかと、考えていたんですよね。受注が終わったので、もう中古で偶発的に手に入れるしかないかとか…。

shironagassu.hatenablog.com

 

 

それが、公式で出てくるとは…。

もう、このチャンスは逃せないなと。

あ~。遠ざかる11-18mm、まあ、しょうがない、じっくり構えて、なんとか年内から年明けぐらいには買える感じでなんとかもう。落ち着いていこう。

(ただ、まだ発売日も価格も出てきてはいないですが)

 

DA35mm。写りの評判はいいんですが、確かに実際に撮影してみると良いですね。そして軽い。うーん。昼間はこれを基本のレンズにしてもいいなあ。

ファインダーで見た像が、肉眼で見たのとほぼ一致する、まさに標準画角。

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うーん、立体感もあるし、色のりも良い。

ただ、最短撮影距離はそれほど近くはないのが弱点ですし、いろいろ機能は省かれてはいますが(クイックシフトフォーカスとか)、それでもお手頃価格で、この写りなら文句は出ませんね。

 

このレンズをキットレンズにすれば、みんな写真にはまってくれるように思います。そんなレンズ。昼間を中心にいろいろ使ってみようと思います。

チャンスを見て星にも使ってみます。

 

いやはや、予定外の出費ですが、後悔はない。

ゴールドのグリップの質感とやたら親和性を発揮してきて、カスタマイズ感がやばいです(笑)

 

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さあ…また地道に貯金していくか……。ふう。

 

 ※試作型木製グリップも作成してみた記事。

shironagassu.hatenablog.com

 

※ブルーグリップモデルもつくりました。作成録をどうぞ。

shironagassu.hatenablog.com

 

 

低ISO長時間露光について(あるいは再会の約束)

さて。

ぼちぼちと撮っております。

本当は、今日(19日)は、細い月と金星が夕暮れの空に並ぶ…という好機だったのですが、高知はあいにくの雨。春の雨がしとしとと降っております。

 

うーむ。残念。

なので、この前撮ってきた、ISO感度15分一発撮りのオリオンでもアップロードしてブログを更新しておきます。

 

See you again

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PENTAX KP レンズ HD DA 20-40mm Limited 焦点距離20mm

ISO100 SS900秒 F5.0  ソフトフィルター使用

2018.03.17 高知県四万十市にて

 

この日はだいたい、ISO3200で20秒で適正露出な感じだったんですが、西のほうにもう沈みかけのオリオンが見えたので、長秒露光一発撮りを試してみたいなと思い初めてやってみました。

繊細な写りになって、比較明合成ともまた違う味わいはありますね。

 

ちゃんと計算してやったらよかったんですが、かなり適当に時間とF値を決めてしまいました。

 

3200→1600→800→400→200→100で32倍。

20秒×32倍なら640秒=10分40秒。

ということは、900秒にするにはあと約1.4倍でいいので、F5.0まで絞る必要はないですね。F3.2か3.5くらいで大丈夫だったか…。うーむ。

 

まあ、なんとかF5.0でも写りましたが。

5分のものも撮りましたが15分くらいいくと、オリオンはいい感じですね。

なので、だいたいのあたりを覚えておこう。

ISO100、15分、F3.5。という感じで。

KPだとタイマー露光が、本体のみでできて20分まで行けるので、この長秒露光も積極的に狙っておきたいところです。

 

まあ、空の明るさにもよりますが、ISO3200、F2.8、20秒というのが、まあまあ一つの基準の露出な気はします。ここを基準に時間を長くしたり短くしたり、感度を上げたり下げたりする感じでしょうかね。

 

タイトルのSee you againには、再会の約束の意味を込めています。

冬の撮影というのは、思えば寒さとのたたかいで、撮影者と冬の星座の王者たるオリオンとはどちらかというと仲良しというよりは好敵手(ライバル)な関係のように思うのです。

この勝ち負けでは測れないたたかいを、戦い抜いたライバルと、冬の最後に、再戦を誓い合って別れるのです。「またな!」と。

 

また、春は、別れの季節でもあるので、そういう一般的な意味でも、やはり、See you againだろうなと。この冬の夜空にはもう二度と会えませんが、さよならではなく、そこは「また会おう」と別れを惜しみたい。

 

まだもうしばらくオリオンも見えないことはないですが、冬の星座は主役の座を降りて、もう春の夜空に変わりつつあります。

春らしくアークトゥルスやスピカ、しし座なんかを撮っておかないといけませんね。

 

うーむ。しかし、春は、やはり雨が降りますね。

晴れたときはチャンスを逃さないように積極的にいかねばなりませんね…。

 

 

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