シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

牧野植物園で「夜の植物園」2017年

高知県立牧野植物園の夜間開放「夜の植物園」がありましたので、今年も行ってまいりました。

 

 ちなみに去年のものはこちら↓

shironagassu.hatenablog.com

 今年も、クイズ初級編、上級編とありまして、どちらも解いて、景品をいただいてまいりました。今年もアングレカム・セスキペダレについての質問があり、答えは「ダーウィン」でした。ダーウィン好きとしては、間違えるわけにいけません。

 

今年は、牧野博士を探せという企画もあって、園内を牧野富太郎に扮した職員が歩いているので、見つけてクイズに答えると景品がもらえるというもの。

しかし、見つけたのですが、残念ながら、私たちが到着した目の前で景品が終わってしまいました。残念。

 

というわけで、夜間開放、夜しか咲かない花の数々を撮ってきましたのでアップ。カメラを手にした人も多く、三脚構えて本格的に撮る人や、それいったい何mmの望遠なんだという見るからに大口径ハイエンドレンズを構える人までかなりガチな人もいました。

月の出ている夜なら、三脚持って行って、花と星景(月景?)写真を撮るのもいいかもしれないですね。邪魔にならないように…。牧野植物園では、秋に観月会というイベントもあるんですけどね。そちらなら撮れるかも…。

 

夜にしか咲かない花々

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こちらは夜咲きのスイレンの花。

8時ごろから野外で咲いていました。

 

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こちらも夜咲きスイレン。品種名がレッドフレアというようで、その名の通り、暗闇に深紅の花を咲かせていました。

ここは照明が暗く、周りが全く写り込まなかったので、逆に雰囲気がある写真になったかもしれません。

 

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これは、パラグアイオニバスの花。

二晩にわたって咲くらしく、一日目は白い花、二日目はピンク色の花を咲かせるそうです。こちらは温室の中にあります。

 

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こちらも、温室の中。

ガリバナという日本の南西諸島にも自生する種類だそうです。

白いのは多数のおしべのようです。一晩で散ってしまうようですが、また次のつぼみが翌日咲くとのこと。

 

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こちらは、オオマツヨイグサ

今回は幸運に恵まれて、このオオマツヨイグサが咲く様子を目の前でみることができました。周りの光を感じて、暗くなると咲くという習性があるようです。

膨らんだつぼみの状態から、最後は2~3秒でふわっと咲くんですね。

動画に撮れたら素晴らしかったのですが、そんな急に咲くとは思ってなかったので…。

来年覚えていたら咲くのを待って、動画が撮れるといいですね。

 

写真はすべてPENTAX K-50 レンズTAMRON 90mm MACRO 焦点距離90mm

ISO400~1600 SS1/30秒 F2.8 

2017.08.20 高知県立牧野植物園にて

 

というわけで、今年も、夜の植物園は楽しませてもらいました。

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2017年下鴨納涼古本まつり

このブログは、一応、星景と科学本のブログということになっていて、サイエンスノンフィクション(ポピュラーサイエンス)の書評をのせなければならないことになっているのだが…!

 

全然、書いてないんですよね、書評。

困った。

読んでないわけではない。ちょっと、読むスピードが遅めになっているのだが、読んでいないわけではないのです。ただ、書評を書くところまでいかない。

 

が、この前、京都で、古本を仕入れてきたので、その話をしてお茶を濁したいと思います。

書評カテゴリだが、厳密にいうと書評ではないという。

いや、なんとか、近々、書きます。きっと。…

 

下鴨納涼古本まつり

というわけで、京都は、下鴨神社糺の森(ただすのもり)にて、毎年お盆の時期に行われる、「下鴨納涼古本まつり」に今年も行ってまいりました。

遠方なので毎年行けているわけではないですが、かれこれ4度目かな5度目かな?

毎年、盆地の京都は暑く汗だくなのですが、今年は、曇り空だったのがよかったのか思いのほか涼しく、いつもより消耗せずに回れました。

 

この古本市。もう30回目らしい由緒正しいもので、京都では、ゴールデンウィーク(春)と秋にある古本市と並んで三大古本市とよばれているそうな。

ちなみに、ゴールデンウィークの古本市にはいったことがある。

秋の方も、行ってみたい。

秋の京都は、被写体も多そうだな。うーむ。

 

というわけで、下鴨納涼古本まつり。公称80万冊の古本が集うそうです。

本も多いが、人も多い。

この中を、サイエンスノンフィクション系の面白そうなやつを求めてさ迷い歩くわけです。

これが、まあ、けっこう、病みつきになります。

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とはいえ、ありとあらゆる種類の膨大な本の中で、サイエンスノンフィクション系といえるのは、それほど多くはありません。

書店ごとにけっこう、ばらばらにおかれているので、目を皿のようにして探さないとみつかりません。

通うにつれて、少しずつ慣れてきて、目を本のタイトルの上をすばやく滑らせながら、自然科学っぽい感じの雰囲気を感じ取って見つけるというスタイルです。(本をディグる感じです)

80万冊ですから、一つ一つ見ていたら、日が暮れてしまいます。ある意味時間との勝負です。

 

一つの棚を見るのに10から15秒とかそういう感じでどんどん進んでいきます。そんなスピードで見てもわからないだろうと思われるかもしれませんが、これが、けっこうわかります。

ジャンルの近い本は、まとめておかれることも多いので、自然科学っぽい雰囲気を感じ取って目を止めたら、その周辺にいろいろ同ジャンルのものがあるということもあります。

まあ、「宇宙」という単語に反応したらなんかスピリチュアルな奴だったりと失敗もありますが(笑)

 

今回は、科学を題材にしたフィクション1冊を含む、計5冊をゲット。

夏の空の下、本がずらりと並んでいる中から発掘してくるのがいいのです。という変なこだわり

 

なかなか、筆が重いのがあれですが、読んで、また、書評を書こうと思います。きっと…。

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