高知県立牧野植物園の夜間開放「夜の植物園」がありましたので、今年も行ってまいりました。
ちなみに去年のものはこちら↓
今年も、クイズ初級編、上級編とありまして、どちらも解いて、景品をいただいてまいりました。今年もアングレカム・セスキペダレについての質問があり、答えは「ダーウィン」でした。ダーウィン好きとしては、間違えるわけにいけません。
今年は、牧野博士を探せという企画もあって、園内を牧野富太郎に扮した職員が歩いているので、見つけてクイズに答えると景品がもらえるというもの。
しかし、見つけたのですが、残念ながら、私たちが到着した目の前で景品が終わってしまいました。残念。
というわけで、夜間開放、夜しか咲かない花の数々を撮ってきましたのでアップ。カメラを手にした人も多く、三脚構えて本格的に撮る人や、それいったい何mmの望遠なんだという見るからに大口径ハイエンドレンズを構える人までかなりガチな人もいました。
月の出ている夜なら、三脚持って行って、花と星景(月景?)写真を撮るのもいいかもしれないですね。邪魔にならないように…。牧野植物園では、秋に観月会というイベントもあるんですけどね。そちらなら撮れるかも…。
夜にしか咲かない花々
こちらは夜咲きのスイレンの花。
8時ごろから野外で咲いていました。
こちらも夜咲きスイレン。品種名がレッドフレアというようで、その名の通り、暗闇に深紅の花を咲かせていました。
ここは照明が暗く、周りが全く写り込まなかったので、逆に雰囲気がある写真になったかもしれません。
二晩にわたって咲くらしく、一日目は白い花、二日目はピンク色の花を咲かせるそうです。こちらは温室の中にあります。
こちらも、温室の中。
サガリバナという日本の南西諸島にも自生する種類だそうです。
白いのは多数のおしべのようです。一晩で散ってしまうようですが、また次のつぼみが翌日咲くとのこと。
こちらは、オオマツヨイグサ。
今回は幸運に恵まれて、このオオマツヨイグサが咲く様子を目の前でみることができました。周りの光を感じて、暗くなると咲くという習性があるようです。
膨らんだつぼみの状態から、最後は2~3秒でふわっと咲くんですね。
動画に撮れたら素晴らしかったのですが、そんな急に咲くとは思ってなかったので…。
来年覚えていたら咲くのを待って、動画が撮れるといいですね。
写真はすべてPENTAX K-50 レンズTAMRON 90mm MACRO 焦点距離90mm
ISO400~1600 SS1/30秒 F2.8
2017.08.20 高知県立牧野植物園にて
というわけで、今年も、夜の植物園は楽しませてもらいました。