このブログは、一応、星景と科学本のブログということになっていて、サイエンスノンフィクション(ポピュラーサイエンス)の書評をのせなければならないことになっているのだが…!
全然、書いてないんですよね、書評。
困った。
読んでないわけではない。ちょっと、読むスピードが遅めになっているのだが、読んでいないわけではないのです。ただ、書評を書くところまでいかない。
が、この前、京都で、古本を仕入れてきたので、その話をしてお茶を濁したいと思います。
書評カテゴリだが、厳密にいうと書評ではないという。
いや、なんとか、近々、書きます。きっと。…
下鴨納涼古本まつり
というわけで、京都は、下鴨神社の糺の森(ただすのもり)にて、毎年お盆の時期に行われる、「下鴨納涼古本まつり」に今年も行ってまいりました。
遠方なので毎年行けているわけではないですが、かれこれ4度目かな5度目かな?
毎年、盆地の京都は暑く汗だくなのですが、今年は、曇り空だったのがよかったのか思いのほか涼しく、いつもより消耗せずに回れました。
この古本市。もう30回目らしい由緒正しいもので、京都では、ゴールデンウィーク(春)と秋にある古本市と並んで三大古本市とよばれているそうな。
ちなみに、ゴールデンウィークの古本市にはいったことがある。
秋の方も、行ってみたい。
秋の京都は、被写体も多そうだな。うーむ。
というわけで、下鴨納涼古本まつり。公称80万冊の古本が集うそうです。
本も多いが、人も多い。
この中を、サイエンスノンフィクション系の面白そうなやつを求めてさ迷い歩くわけです。
これが、まあ、けっこう、病みつきになります。
とはいえ、ありとあらゆる種類の膨大な本の中で、サイエンスノンフィクション系といえるのは、それほど多くはありません。
書店ごとにけっこう、ばらばらにおかれているので、目を皿のようにして探さないとみつかりません。
通うにつれて、少しずつ慣れてきて、目を本のタイトルの上をすばやく滑らせながら、自然科学っぽい感じの雰囲気を感じ取って見つけるというスタイルです。(本をディグる感じです)
80万冊ですから、一つ一つ見ていたら、日が暮れてしまいます。ある意味時間との勝負です。
一つの棚を見るのに10から15秒とかそういう感じでどんどん進んでいきます。そんなスピードで見てもわからないだろうと思われるかもしれませんが、これが、けっこうわかります。
ジャンルの近い本は、まとめておかれることも多いので、自然科学っぽい雰囲気を感じ取って目を止めたら、その周辺にいろいろ同ジャンルのものがあるということもあります。
まあ、「宇宙」という単語に反応したらなんかスピリチュアルな奴だったりと失敗もありますが(笑)
今回は、科学を題材にしたフィクション1冊を含む、計5冊をゲット。
夏の空の下、本がずらりと並んでいる中から発掘してくるのがいいのです。という変なこだわり。
なかなか、筆が重いのがあれですが、読んで、また、書評を書こうと思います。きっと…。