シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

ペルセウス座流星群 反省会会場

さて、13日14日と極大日だったペルセウス座流星群

 

とりあえず、14日0時~3時くらいまで撮影してきました。場所は、仁淀川河口付近。でもあまり場所は関係ない感じの写真になってしまった…。

 

まあ、とりあえず。写真をアップ、そして、反省。

 

ペルセウス座流星群全記録

私が撮影できたの、という意味で全記録。えー、流れ星が写っていたのは、細かいの合わせて6/310枚でした。打率低い。

 

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右下の方に細いのが…2つ。

ペルセウス座流星群輻射点となるペルセウス座付近の空。

50mmF1.4+ISO1600で撮影した100枚のうち65枚ほどをコンポジット合成してノイズを低減して、さらに、ダークノイズも差し引いてます。

ノイズは比較的少なくなったなというのは満足ですが、いかんせん、肝心の流星が2個しか…。ああ…。

 

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これはISO3200+18mmF3.5でとったものをトリミングしています。

これが撮影できた中では比較的大きい流星でした。ちょうど、ペルセウス座の反対、西側を見ています。

火球といわれる明るい流星は、撮影できず。

うーん。

 

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これは、夏の大三角(天頂付近)を撮影したもの。

ちょっとノイズがきついですね。

ちょうど、三角形の中央を流れ星が走ってくれたのはよかったのですが。

 

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さて、ここでクイズです。どこに流星があるでしょうか?

 

ああ…、小さっ

 

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さらに難易度があがります。どこに流星があるでしょうか?

 

うわぁ。小さい…(笑)

 

反省会会場

というわけで、この夏の目標にしてきた流星の撮影

撮影自体はできたので、惨敗ではないものの、けして勝利とはいえないこの感じ。

 

流星は流れるのが一瞬なので、シャッタースピードはあんまり関係ないんですね。

つまり、明るいF値のレンズで、さらに広角で空を広くとらえられるといい感じ。ただし、画角が狭いほうが流星をとらえたときの光の筋は大きくなるのではないかなと思います。

私の手持ちは18mmF3.5と50mmF1.4…。本当は、明るい広角レンズがほしいけども、高い。どうしようかな。

 

撮る方向を決めて同じ方向でひたすら撮影すべきだったかなぁというのが、終わっての反省。コロコロと向きを変えてしまった感はある。

ひたすら同じ方向をとって、合成すればよかったかも。

ペルセウス座付近に狙いをつけて、ひたすら50mmF1.4でとったらよかった…かもしれない。

星景(星と景色)にこだわらず、星だけをとると割り切ってもよかったかも。

いやあ経験不足を露呈しました。

 

コンポジットの手法をはじめてちゃんとやってみたのはよかった。かなりノイズ消せるのはわかりました。まあフリーソフトでできるんですけどね!

撮るときにそのつもりで撮っておけば編集自体は難しくない。

これで星座を撮るのもそれはそれで面白いかも。

 

あと、撮影してる間暇だったのでシートに寝っ転がって流星を見るのはなかなかよかった。ペルセウス座の横のアンドロメダ座にあるアンドロメダ星雲を双眼鏡で眺めるのもなかなか眼福でした。

 

レンズがほしい

まあ、冬までの長期計画でなにかいいレンズを一本買い足したい。

が、明るい広角というのはお値段が高い…。

どうしようかなぁ。

 

これが明るさは少し妥協するけど、画角としては面白いかなぁと思う。

アストロトレーサーを使えばF3.5は許容範囲。しかし、流星撮影に向いているかは…。うーん。

まあ、いろいろと見てみましょう。

 

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