シロナガス/星景と科学本のブログ

受信者としてのサイエンスブログ。星景写真、スタータイムラプスと、ポピュラーサイエンス/サイエンスノンフィクション(一般向け科学書)の書評。

鏡川にかかる月と金星

さて。

しかし、今日はよく晴れている。日中は歩くとすでに暑いくらいになってきましたね。高知市は25度ほどらしい。

今晩も、良く晴れているので、予定外だが行かねばならないかなと思いつつある、が子守り。

なので、一度寝てから(起きれれば)明け方に行こうか、という。

 

そして、おあつらえ向きにこの19:30の時点ですでに眠い(笑)

 

というわけで、この前撮ってきた高知市・鏡川と月&金星ランデブーの様子をアップしておきます。

しかし、月と金星というのは、ギリシア神話でいうとアルテミスとアフロディーテの両女神になるわけですが、まあ、月と金星の共演は実に美しい。でも、この2人(2柱?)は、仲は良くなさそうだな…どうなのかな(笑)

 

ダンスインザブルー

f:id:shironagassu:20180420191632j:plain

PENTAX KP レンズ HD DA 20-40mm Limited 焦点距離34mm

ISO3200 SS1.3秒 F10 (との表記ですが3枚のHDRのはずです)

2018.4.18 高知県高知市にて

 

最近は、高知市内いたるところで、ツツジが咲いていまして、鏡川河畔でも、ご覧のとおりきれいに咲いています。

ので、夕暮れブルーアワーの淡い光の中で、前景にツツジを入れつつ、鏡川にかかる月と金星をとらえました。

これは、PENTAX独自のホワイトバランスCTEで青みを強調しつつ、カスタムイメージ/リバーサルフィルムで。とはいうものの、ライトルームでそのまま現像したので、色が再現されたかは不明。不明というか多分されてない。残念。

 

ところで。

kagamigawaphoto.com

鏡川写真コンテストというのがあるらしい。

ふむ…。

鏡川は今回に限らず定期的に撮っているので、何か一枚だそうかと思っています。

まあ。にぎやかしです。展示してもらえるみたいなのでそれだけでいいかなと。

ただ、締め切りは6/1なのでまだ焦る時間ではない。

が、まあ。あれを出すかなというのは決まりつつあるが、まあ、もっといいのも撮れるかもしれない。前向きに考えれば。

 

フォトコンは作品制作が追い付かないので、出すのを絞りたいというのが大方針なのだが、さすがに、鏡川となると出さないわけにもいかないだろう、との判断。

でも、そんなに、良いのはたくさんは撮れませんね(笑)

去年もあったみたいだけど、去年の6月頭はまだ、2017年上半期ふて寝事件から立ち直っていないので、気づいたら終わってましたよね。

 

ということでした。

今日はいったん寝るか。そして、早く起きれたら、撮りに行こう。

確率は五分五分。

 

 

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

夢を現実にするイマジネーションの力

宇宙に生命を探すことは、人類のはてなき夢である。

この夢を現実にするために人類が歩んできた宇宙探査の歴史を、著者独自の視点で振り返り、未来を展望する。

この本は、NASAJPL(ジェット推進研究所)で、火星ローバーの開発に携わるという、宇宙探査の最前線にいる著者だからこそ書ける、意義ある一冊といえるだろう。

 

宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 (SB新書)

宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 (SB新書)

 

 

夢から現実へ

本書では、ジューヌ・ベルヌのSF小説月世界旅行から、物語を始める。直訳すれば「地球から月へ」と題されたその小説は1865年に出版をされた。

彼の空想が、現実になり、人類が宇宙へと飛び立つには、それから100年を待たねばならない。

 

世代を超えて、夢を現実にしていく力を著者は、イマジネーションに求める。宇宙というまだ見ぬ世界を、地球外生命というまだ見ぬ隣人を、想像する力。その力が、世代を超えて人類の夢を紡いでいくと、(そのイマジネーションにとらわれた一人の当事者として)著者は語る。その声には、熱がこもっている。

 

宇宙探査の最前線

ロケットによる最初の人工衛星の打ち上げから、人類による月への一歩を経て、太陽系の惑星へと探査機を送り込み、少しずつ人類は世界を広げてきた。

そして、いま、人類は、地球外に生命を探す時代に、突入をしている。地球外生命が見つかるのは、もしかすると、もう目の前にせまっているかもしれない、そんな時代を生きているのだと著者はいう。

現役の宇宙開発に携わる技術者として宇宙開拓史を見るその視点は、非常にユニークだ。「無名」の技術者や科学者にも光を当てながら(おそらく自らも重ねながら)、宇宙への扉が開かれていく様を生き生きと描き出していく。

著者が語る、宇宙探査の最前線のその先、もう少し未来の構想(例えば「銀河インターネット」など)も、著者ならではの提案で興味深い。

 

平和と人類

そして、この宇宙開発史において、読者が目をそらしてはいけない事実がある。それは、初期のロケット開発が、軍事ミサイル開発と分かちがたく結びついてしまっていたという負の歴史だ。

著者も、その初期のロケット開発史を「悪魔との契約」と表現しているが、ある意味で事実を淡々と描写するにとどめている。そこに、どんなメッセージを見るべきか、それは読者にゆだねられてもいる。

 

宇宙探査がもし知的生命体との接触まで進むとすれば、それは実のところ、人類の平和的な持続可能性の上にしか成り立たないだろう。

この宇宙の無数ともいえる星々に、知的生命がいることは確実だろうと著者はいう。であるとするならば、人類がそれらと出会うには、この地球の文明を長く存続させていくしかない。こちらから送ったメールの「返信」を、人類は十分な時間をもって「待てる」のか、それが問われている。それは、ヒトの80年の人生ではけして成し遂げることはできない、世代を超えて紡がなければならない夢だ。

 

核兵器に代表されるような、人類を滅亡させうる破滅の要因をいかにおさえこんでいくのか、地球温暖化などの環境問題をどう解決していくのかという視点は外すことができない。

人類が世代を超えてイマジネーションを受け継ぎながら、未来を紡いでいけるのか。人類の地球外生命を探す長い旅路は、確かに難問を抱えているのかもしれない。それを乗り越えることができるとすれば、それは、著者のような科学者や技術者だけでなく、われわれ読者を含めた人類全体が、その宇宙へのイマジネーションを共有していけるのか、ということにかかっているといえるのではないだろうか。その最先端に立つのは科学者や技術者かもしれないが、物事は最先端だけがあって進むわけではない。最先端が重要なように、広い裾野も欠かすことはできない。

 

私も、一人の読者として、著者の熱のこもった言葉を受け止めて、イマジネーションの小さな火を灯したいと思う。それは、小さな小さな光だろうが、無意味ではないだろう。

 

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村


書評・レビューランキング

高知市五台山のツツジと木星

昨晩、13日(金)は、曇るんじゃないかと心配しましたが、意外に晴れていて、撮ることができました。

高知市五台山では、ツツジが咲いていて、これと星を撮ろうということで行ってきました。ツツジの季節は、桜と比べれば長いでしょうかね。

桜はあっという間に咲いて、あっという間に散っていった。

 

それはそうと、D-FA★50mmの発売延期が正式にアナウンスされましたね。うーん。

夏ごろになるそうですね。

ということは、おそらく、これによって、11-18mmの発売も伸びそうな予感ですね。それぞれ、別のリソースをもってやっているとは思えない。いや、それとも、独立のチームみたいにしてやっているんだろうか…。いや…??

 

まあ、気長に待ちましょうか。どちらにせよ貯金せねばならないし。

しかし、50mm単焦点での性能の詰めより、超広角ズームの方が絶対調整難しいと思うんですが、大丈夫なんだろうか、ということは心配ですね。

頑張ってもらうしかない。

news.ricoh-imaging.co.jp

 

ツツジ咲く丘で

f:id:shironagassu:20180414185815j:plain

PENTAX KP レンズ DA 10-17mm 焦点距離10mm

ISO6400 SS30秒 F6.3  アストロトレーサー使用

2018.4.13 高知県高知市にて

 

パンフォーカス星景での作例。

今回は、F値は6.3にしてみました。

 

(↓パンフォーカス星景については、こちらも参照。)

shironagassu.hatenablog.com

 

 

中央に見える明るい星は木星で、光度は-2.4等級くらいのようです。やはり惑星はずいぶんと明るい。

これだけ明るいと、エッジ抽出モードでもピントが出ているのがわかります。黒い点になって見える。ので、どこに星を置くか、構図決めもやりやすい。

 

今年の夏には火星が最接近するので、それもパンフォーカスで撮ってみないといけないと思いつつ。

夏の花…か、何がいいだろうか…。

また考えておきましょう。

 

というわけでした。

まだしばらく、五台山のツツジは見えるのではないかと思いますので、ぜひ、昼間行ってみてください。

 

しかし、…11-18がどうなるかわからない状況では、まだまだ、こいつに頑張ってもらうしかない。解放はパープルフリンジが強く出ますが、F5.6なら画質も満足ができます。 そこは、高感度で推して参るストロングスタイルでなんとか。

 

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

星景サルベージその29 束の間の楽園

うーむ。

なんかですね、KPのファイル名のカウントが1周回ってまた1からになったので、気になってシャッター回数を調べてみたんですが、約10800という結果に。うーむ。ちょうど半年で1万回。

これは、割と早いな。思ったよりも多い。年間1万くらいかと思っていましたが、どうやら年間2万レリーズのペースのようです。

http://exif.regex.info/exif.cgi(Jeffrey's Image Metadata Viewer)ここで、調べています。

 

一応、KPは公式にシャッターユニットの耐久テストは10万回クリアと発表しているので、ひとつの目安はこの10万回でしょう。

このペースでいくと、5年。

まあ、そう考えるとちょうどいいくらいのペースかもしれない。

一応延長保証もはいっているので、どこかで、不具合が出るなら修理も何とかなるでしょう。たぶん…どうだろう。

 

あとKPは電子シャッターも使えます。星景を撮るときは、メカシャッターである必要はないし、ミラーショックも軽減できシャッター振動もないので、積極的に電子シャッターを使うことでシャッターユニットの寿命を伸ばしたいところです。

※後日試してみると、アストロトレーサーと電子シャッターが併用できない。なので、メカシャッター使っていくしかないですね。

 

まあでも、動きものを撮るわけでもなく、そんなに連射しないのですが、年2万ペースなので、動きものを撮る人は、年間3~4万とか簡単に行きそうですね。

 

と、それはそうと、サルベージです。

春のうちに出しとかないといけない感じなので。

あっという間に春が終わりますね。

 

束の間の楽園

f:id:shironagassu:20180410191015j:plain

PENTAX KP レンズ HD DA 20-40mm Limited 焦点距離20mm

ISO5000 SS30秒 F2.8  アストロトレーサー使用

2018.3.23 高知県香南市にて

 

ツイッターでも出したものですが、その時とは、現像方法を変えています。

shironagassu.hatenablog.com

この記事でたどり着いたように、カスタムイメージのリバーサルフィルムをあてて、まずTIFFに書き出しています。

ちなみに、以前の現像がこちら。

f:id:shironagassu:20180410191456j:plain

これは、元は同じRAWです。現像の方向性は同じなんですが、暗いところはより暗く、コントラストが強くなっています。それがカスタムイメージ/リバーサルフィルムの特性。悪くない。

とりあえず、しばらくはこの方向性でいってみたい。リバーサルフィルムベースで、細部をLightroomで仕上げるスタイルで。

 

この日は、このカメラの背後から半月そこそこの月が地上を照らしていて、花の咲き具合もベスト、天候もクリア、そして週末、というまれにみる星景日和でした。

この景色は、本当に少しタイミングがずれたら、撮れなかったので、そういう意味で束の間の景色です。そして、できれば、短い春の儚さが伝わるといいなあと思いつつ現像してますが、まあ、どうでしょうね。

 

これは、東を向いて、昇るスピカとからす座が写っていますね。春の星々ですね。

 

というわけで、サルベージでした。

ではまた。

 

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

星景サルベージその28 月夜と影

今日は、金曜日なので撮りにいきたいのですが、子守り&くもり(韻を踏んでますね)です。なので、サルベージ。

明日は晴れそうなので撮りにいこう。先週は満月だったのと関西に行ってたので撮らなかったので。

 

実は、先日、パソコンのマザーボードが突然死しました。まだ買って一か月なので完全な初期不良交換で対応してもらえましたが、最近、パソコントラブルが続くので、写真のバックアップもより強力に、例えばクラウドしないといけないかなあと考え始めました。

どうするか、よく考えてみよう。

 

月夜と影

f:id:shironagassu:20180406204859j:plain

PENTAX K-50 レンズ DA 10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm

ISO1600 SS30秒 F3.5 

2015.12.31 四万十市にて

 

3年前の写真を今の現像の仕方で再現像したら、何か良いものができるのではないかと思いやってみた一枚。

f:id:shironagassu:20180406205315j:plain

こちらが、三年前に現像したもの。

うーむ。

テイストは違いますね。

 

そもそも、完全に同じ写真じゃないのが話をややこしくしているような気もしますが、もう一度現像するのはめんどくさいので、このままいきます(笑)

 

現在の現像は、まずカメラに付属の現像ソフトであるデジタルカメラユーティリティ5でリバーサルフィルムのカスタムイメージをあててTIFFに現像しておいてから、lightroomで細かく調整していくというスタイル。それで場合によってはPhotoshopを使う感じです。

追記※カメラ内現像とデジタルカメラユーティリティの現像ではノイズの処理の仕方がどうも違うようです。カメラ内現像の方がISOの高い画像の処理は、きれいになるような気がします。ノイズが粒状感のあるサラサラした感じになるので、あとからのLrでのノイズ処理でもうまく軽減できます。デジタルカメラユーティリティのほうは低ISOの処理はいいんですが、高ISOのノイズは強調されてしまってどうもいけません。

ここら辺は使い分けないといけませんね。

 

逆に、低いISO(少なくとも100では確認)の場合に、カメラ内現像をするとなぜかわからないのですがバンディング(グラデーションが縞状になる現象)が起こってしまう。何か解決策があるのかもしれませんが、こちらはデジタルカメラユーティリティで処理するとバンディングは出ません。

 

なので、低ISO(100~どこまでなのかは今後調査しなければ…)はデジタルカメラユーティリティで、高ISO(少なくとも6400~、3200とかもどうかは今後の調査対象)はカメラ内現像でという感じでしょうか。

 

うーむ。

今回の現像、…全体的に、メリハリはついたか。パリッとはしている。しかし、それも良し悪し。必ずしも、コントラストが高いから良いとも限らないが…。

難しい。

ここら辺は自分の評価軸をしっかりもたないと。

 

ただ、現在の現像は、方向性は明確になってきてはいる。

星景には、心象風景を投影したいというのが大テーマ。

でその際の心象というのは、明るく美しいものではなくて、夜に付きまとうような不安や孤独感や弱さのようなものを描きたいというのが、一つの今の方向性にはなってきています。

まあ、撮る物自体を積極的に暗く汚いものにしようということとはまた違うんですが、きれいなものを撮ったとしても、そこに夜だからこそ付随する寂寥感のようなものを出していきたい。

※もう少し付け加えるなら、そういうある意味でネガティブな感情を乗せながら、芯のところに優しさがあるような表現が理想です。アルデンテ構造のような。それは両立するものだとも思うし、究極的には両立をさせた時点でようやく完成する気もする。先は長い。

 

 

そういう味付けの現像にはしているつもりです。

つもりは、そうなんですが。

まあ、どうでしょうね。

どうだろう。

道半ばです。

 

というわけで、サルベージでございました。

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

PENTAX カスタムイメージのお話

はい。というわけで、今年も三カ月が終わり、新年度に入ってしまいました。

月日が流れるのが早い。

まあ、何とかやっております。

 

f:id:shironagassu:20180402162336j:plain

このまえ、リコーイメージングスクエア大阪に、K-1markⅡを触りに行ってきました。とりあえず、手持ちリアレゾがどんなもんなんだろう、と思い。

確かに、手持ちでリアレゾできますね。

手持ちなので、かなり手振れはしていると思うんですけど、それを逆に利用して、合成用の4枚を撮るようです。不規則に揺れているはずなのに、いったいどんなメカニズムなのか。4枚連続で撮る感じは、HDR合成に似ていますね。その後の合成処理がしばらく時間がかかる(ここで時間をかけて、何か計算して、位置合わせをしてリアレゾ処理しているんでしょうね)感じはあるので、連打はできないな、と。ここぞという場面、いざという時に使う感じでしょうか。

その後届いたペンタックスリコーファミリークラブの会報誌を見ると、三脚を据えて通常のリアレゾができるならその方が画質は良い、とのことのようです。

なるほど。

 

PENTAX 一眼レフ K-1 Mark II ボディ  15996

PENTAX 一眼レフ K-1 Mark II ボディ 15996

 

 

 

と、表題の件。スクエア大阪に行った時に、カスタムイメージのお話を聞いてきたので、ちょっと自分用にまとめておきたいと思います。まとめてもいいのかな、ダメだったら誰か教えてください。

 

PENTAXカスタムイメージについて

どのメーカーのデジタルカメラにも基本的にはついていると思うのですが、風景用やポートレート用など写真の仕上がりを変える色調のプリセットがあります。

PENTAXにももちろんあって、カスタムイメージと呼ばれています。

これを使いこなすと、カメラ内現像でも色々と完成度の高い色合いが出せそうです。

Lrで一から色を調整していくのは、毎回毎回、色味が変わるし、なにせメーカーが集団的につくったものよりもどうしても劣る傾向になるので(もちろんセンスの良い人はいるでしょうけども)、ちょっとカスタムイメージ活用したいなと。

ニコンはピクチャーコントロール、キャノンはピクチャースタイルというようですね)

 

カスタムイメージは(最新の機種で)13種類あるとのこと。

1、鮮やか

PENTAX基本の色。最初の設定がこれになっています。

※基本、これ。鮮やかは、どんな場面でも使っていける感じはある。ただ、赤い色などの色飽和する場面はナチュラルとかがいいのかもしれない。

 

2、ナチュラ

鮮やかより彩度やコントラストを押さえて、濃い色がつぶれにくくしているらしい。一番基になる基準の色らしいですが、ペンタックスらしさをあえて残しているそうです。ペンタックスらしさってなんだろうか…緑の発色だろうか…。まあ、無味ではなく味付けはしてあるナチュラル。すっぴん風メイクみたいなものなんじゃないでしょうか。

※赤や黄色など強い色を飽和させたくない時に有効…かも。

 

3、人物

主に人の肌をきれいに写すことを目的にしたモード。これはわかりやすい。対人用です。

※人を撮るとき様。肌色用。

 

4、風景

読んで字のごとく風景用。グリーンを濃く、黄色も鮮やかに写るそうです。

※風景撮影用。特に緑がある場面で有効。

 

5、オートセレクト

オートセレクトは、この上記「4つ」の中から、カメラがシーンに合っていると判断したカスタムイメージを選ぶそうです。全部から選ぶわけじゃないんですね。というわけで、この上の4つが、PENTAXの基本のカスタムイメージになります。

 

6、雅(MIYABI)

これも、基本的には風景用のカスタムイメージとのこと。マゼンタを強くすることで青色を濃く(つまり青空を濃く)、新緑の色=明るめのグリーンを鮮やかに、写すことができるようです。

※主に風景用。風景にするか、雅にするかは、状況によって変わりそうですね。新緑の季節にベストマッチらしい。ちなみに、桜は雅で撮ると青い空の前に薄いピンクが際立ってよさげでした。

 

7、ほのか

全体的に彩度を落としたカスタムイメージ。ハイキーで淡い発色になります。さらに露出補正をプラス気味にするのも効果的とのこと。

※幻想的な雰囲気の写真になる。花などには相性が良さそう。ノスタルジックな街並みとかも、良いか。あまり使ったことないけど、使うと面白いかもしれない。

 

8、ポップチューン

原色を強く出す。特に青と黄色が強調された華やかな印象に。

※人工物などのビビットな色合いを強調したい場面で。

 

9、フラット

PENTAXらしさをあえて消したレタッチ前提の調色。そのまま使うといわゆる眠たい画像になる。

※レタッチ用。ただ忠実な色再現を求める時も使えるとのこと→その際は、フラットの彩度を+1に、コントラストを±0にするといいとのことでした。赤色などが忠実に出るそうです。

 

10、銀残し

映画で良く使われる現像手法「銀残し(ブリーチバイパス)」をデジタルで再現したもの。彩度が低く、暗部が暗い(締まった)コントラストの強い画像に。

金属の輝きや重さの表現にいいらしい。(ちなみにゴールデングリップカスタムを撮る時にK-50のカスタムイメージ銀残しを使用しています)

 

11、リバーサルフィルム

彩度が高く、シャドーがしまった仕上がりに。影が暗くなり立体感があるハッキリとした写真になるようです。

※晴れた日の風景用な感じだろうか。特に人工物を含む時はこれが良いか?

 

12、モノトーン

モノクロになる。詳細設定で、カラーフィルターを適用したりもできる。イエローのカラーフィルターを使うとコントラストが上がるなど、モノクロフィルムにカラーフィルターをかけた時に出る効果を再現しているみたいです。

※モノクロ写真なので、どんな場面でも使える…か。

 

ニコンのページですけどカラーフィルターの効果が分かりやすかったので引用。

フィルター効果・Y/O/R/G [モノクロームのみ]

イエロー、オレンジ、レッドは基本、風景用で順にコントラストが強くなるぽい。

緑は、唇の色などを落ち着ける(暗くする)感じでポートレート用ということらしい。

 

他にも赤外調とかあるみたいなんですけど…。どういう効果なのか…また、調べておきましょう。 モノクロも深いな。全然知識がない。

モノクロ星景用の設定も考えないといけなさそうです。

 

13、クロスプロセス

フィルムの特殊な現像を再現したカスタムイメージ。色がかぶる。初期設定は、撮るごとにかぶる色がかわる「シャッフル」に設定されているとのこと。たしかに、RAWにこれをかける毎に色味が変わる。他に「プリセット」と「お気に入り」という設定もできるらしい。これは…何か、難しそうだ…。

※いつ使うんだろう……。アートか?現状、使いこなせそうにない…。

 

そして、このカスタムイメージはそれぞれ、彩度や色調、コントラストなどを細かく調整できます。ので、自分好みのカスタムイメージづくりもできる。

ちなみに、最後に撮った一枚は、RAWファイルがバッファに保存されているので、これに新たなカスタムイメージをかけて新規保存することもできる(もちろん、RAWで保存しておいて、後からカスタムイメージをかけることもできる)とのことでした。

あと、カスタムイメージでは、シャープネスもいじれるのですが、輪郭の強調なので、現在のローパスフィルターレスの機体なら、十分解像しており、強くしない方が良いだろう、とのことでした。なるほど。

 

ちなみに、私は、KPのファンクションダイアルは、カスタムイメージを入れてます。

入れてるけど、あまり、活用できていなかった。ちょっと、今回のお話を聞いて、カスタムイメージ積極的に使ってみたいな、と思いました。

 

星景用カスタムイメージづくり

で、ここまでを、長い前置きとして、では、星景用にはどういうカスタムイメージが合うのか??

ということになるわけですが。

 

カスタムイメージのパラメーターを色々いじれるので、星景用といえるカスタムイメージをつくっておきたい。

そして、基本の色味を統一してみたい。という。

 

私は、基本的に、Lrで調整していて、毎回、なるべく似た傾向になるようにはしているんですが、あまりうまくいかないし、言うほどきれいにもならないんですよね。

Lrでプリセットをつくれるといいんですけど、メーカーが調整をしたものをベースにした方が、満足のいく色が出るような気がするんですよね。現像で迷子になった時に、カスタムイメージを適用するとバシッと色が決まったという経験も結構あるので…。

あと、実はずっと気になっていることに、LrでKPもカメラキャリブレーションできるはずなんですが、何がいけないのか、…できないんですよね…。何でだろう。

↑うむ。どうやら真相はKPのカメラキャリブレーションは対応されてないということらしい。できないわけだ。

 

なので、カスタムイメージをカメラ内RAW現像か、バンドルされてるデジタルカメラユーティリティ5でTIFFに書き出ししておいて、少し調整する感じにしようかとおもっています。主にLrの部分補正とノイズ処理には全面的に頼りたいが、色味は、PENTAXぽさを残したいという感じで。

(※ちなみに、デジタルカメラユーティリティ5で現像するときも、カメラ内で設定したそれぞれのカスタムイメージの設定データをもったRAWになっているそうで、いじったカスタムイメージがそのまま使えるそうです)

TIFF書き出しからレタッチを微調整にとどめればそれなりに一貫した色合いになるかな。どうかな、と。

 

で、カスタムイメージの選択なんですが、オートセレクトで選択される4つの中からいじってしまうと、オートセレクトの時に困るので、8、ポップチューンか、9、フラット、もしくは11、リバーサルフィルムのどれかをベースかな、と。

 

うーん。これは全体を見ると、リバーサルフィルムが星景用には、良いような気がしませんか??

星景写真の時に、重要になるのは、「黒のしまり」のような気がします。私は、Lrで現像してるとついつい安易に増感してしまうんですが、陰影がきれいに表現されるためには、特に地上の黒い部分が黒く表現されるのが大事かもしれない。空も、白浮きするよりは、暗く濃く表現された方が見栄えが良さそう。

リバーサルフィルムなら、星の色彩や、地上風景の色合い、夕景と月などを撮るときはその赤いグラデーションもきれいに出る気がする。どうだろうか。

 

リバーサルフィルムを、しばらく星景用カスタムイメージとして使ってみましょうか。そして、リバーサルフィルムは調整できるのはシャープネスだけになるらしい。パラメータをみるとマゼンタとグリーンがほんの少しだけ彩度高めな調整のようです。雅ほどではない。雅はかなりマゼンタとグリーンが強いです。

ふむ、そうか…リバーサルフィルムは基本いじりようがないんですね。ほかのカスタムイメージは細かく設定できるんですが…。

シャープネスの設定だけいじってもいいんですが、エクストラシャープネスは線が細い代わりにノイズがある場合それが目立つらしいので星景とはあまり相性がよろしくなさそう。なので、結論としては素のリバーサルフィルムでいくと。あ、じゃあ、ファインシャープにしとくか。それだけ変更しとこう。

リバーサルフィルムのファインシャープ化。

 

そして、リバーサルフィルムを適用した写真がこちら。

f:id:shironagassu:20180402191456j:plain

f:id:shironagassu:20180402191513j:plain

…なんかいい気がするぞ。リバーサルフィルムでTIFFファイルに書き出した後、Lrで細かく調整しています。

上は月がないときの天の川、下は、月が画面の外にある時の様子です。月があるときは空は青くなりますね。でもなかなか良い青な気がする。

 

ちなみに、ポップチューンベースのもの。

f:id:shironagassu:20180402191614j:plain

ポップチューンは、ハイキーな設定なので、少し星空にメリハリがなくなる。そこをいじることもできますが、上のをみるとリバーサルフィルムでいい感じがしますね。天の川のメリハリが違う。

 

ちなみに、星景撮影時のホワイトバランスは、だいたい白色蛍光灯Wということに決めています。ここも色味に大きく影響するので統一したい。空が青みがかった(でも個人的には青すぎない)色温度4200Kの画像に仕上がります。

 

というわけで、星景用カスタムイメージは、リバーサルフィルムでいける!ということが結論のような気がする。

しばらくこれでいろいろ撮ってみます。

 

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング

星景サルベージその27 あの星が沈む前に

うーむ。

何か、色々と撮っているのですが、編集が追い付かず、出せておりません。

 

これは、先日、地上部と空の合成の手習いとしてやってみたものですが、記録もかねてアップしておきます。

 

あの星が沈む前に

f:id:shironagassu:20180328180245j:plain

PENTAX KP レンズ TAMRON 90mm MACRO 焦点距離90mm

ISO200 SS10秒 F8.0  空はソフトフィルター使用、地上部はフィルターなしの2枚を合成

2018.03.10 高知県高知市にて

 

金星と水星が夕暮れの空に並んでいます。

街に明かりが灯り始め、金星が沈むまでの間はそれほど時間はありません。

 

この時は、なかなか良い撮影場所が見付からず、あせりましたが、手早く、数カットを撮影。この後も、何カットかとりましたが、撮影をしているとあっという間に金星は山のむこうに沈んでしまいました。

 

地上と、空を別々のものを合成しましたが、そんなに難しいことはしていません。

適当にフォトショップの投げ縄ツールで選択しておいてから、境界線をぼかして、マスクして、くっつけただけです。

が、とりあえず、どこでくっつけたかあまり判別できないですね。

なのでまあ、よろしいかと。

それよりも、地上部の夜景の彩度と明瞭度をどうしたらいいのかがすごく迷いました。経験不足。

 

色々出来る事を増やして、最終的に取捨選択するのが理想ですね。

うーむ。

まあ、サルベージでした。

 

桜と金星というのを狙っているんですが、なかなか満足いくものが撮れない。

いやはや、もう高知の桜終わりそうです。早い。

 

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング