シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

2018年下鴨納涼古本まつりにて

というわけで。

前回の記事でも書いたように、この間、京都へ行ってまいりました。

夏の京都は暑かった。

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高知も南国土佐といわれるだけあって暑いとは思うんですけど、京都、さすがは盆地というべきか、何か質の違う暑さですね。

そして、夏の京都といえば、そう…古本まつり、です。

 

下鴨神社で、行われる公称80万冊の古本が集う、大古本市。下鴨納涼古本まつり。

ちなみに2017年の様子は記事にしています。

 

shironagassu.hatenablog.com

 

毎年汗だくになりながら、本を探し求めるこの古本市ですが、いやー、今年も暑かった。途中なにかやばいレベルで喉が渇いて水を一気飲みしました。

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こんな感じで、とてつもない数の本が並んでいるわけですね。

これを見て回るのが、楽しくもあり、そして、大変でもある。

 

実は、今回は、先に、京都の本屋さん恵文社によって、新刊本もゲットしていたので、古本も、あまり数は求めず、質で行こうと心に決めておりました。

恵文社一乗寺店

この本屋は、コンセプトを持ってやっている感じで、いつも面白い本を置いてくれているので、古本屋に行くのと合わせて、大体寄るのです。買うか買わないかは五分五分。こういう本があるか…と納得して帰る時もある(笑)

 

ここで買ったのは、

池内了氏の科学エッセイ集「ねえ君、不思議だと思いませんか?」。前の前の記事くらいで言及してますね。言及した割に未読だったので、いい機会だと思ってゲット。池内了氏は、科学者としてはもちろんですが、こういうサイエンスノンフィクションの著作や、日本の軍事研究の広がりに警鐘を鳴らす取り組みなど精力的にやられていて、尊敬をしています。

 

思えば、この日は科学エッセイの当たり日だったかもしれない。

というのは、古本市でみつけたのが、ティーヴン・ジェイ・グールド著の科学エッセイ「がんばれカミナリ竜 上・下巻」セット。

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うむー。ハードカバーで状態も悪くない。見つけた瞬間、値段を確認する前にまずすばやく確保。

とはいえ、そんなにライバルいないかもしれませんけど(笑)そして、特段高いわけでもなかった。楽天よりは高いけど…。まあ、それは場所代というか雰囲気代というか。

たぶん80万冊のうちサイエンスノンフィクションといえるのが、体感で、そうですね…3%くらいじゃないかと思うんですよね。え、それでも2万4000冊になるな。そんなないな、実感だと1000冊くらいだろうか…。5000冊…はないような、あるのかな?うーん。

まあ、なんにせよ、それほど、幅をとってる感じはないんですよね、この分野。

やっぱり、小説とかは多いし、貴重ぽい古文書的な奴とか、あとは、芸術系の本は非常に多い気がしますね。写真の方でも何かいいのがないかなと思いながら見てたんですが、あまりいいの見つけられませんでした。

とにかく老若男女、たくさんの人が来ていて、皆さん、それぞれ思い思いに、自分の求める本を探しています。私のようにサイエンスノンフィクションを求めている人はどれだけいるだろう。いないことはないと思いますが、どうでしょうね。

 

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と、閑話休題

で、「カミナリ竜」。いや、見つけた瞬間、こいつのまわりがほのかに光って見えましたね。おお、ここにあったのか…という。

 

グールドのエッセイ集は沢山出ていて私も全部読めてないんですが、「マラケシュの贋化石」なんかは読んだことがあります。グールド、カンブリア紀の生き物を扱った「ワンダフル・ライフ」で有名ですけど、エッセイの分野もライフワーク的に取り組んでいたようで(多分、新聞や雑誌に定期的に寄稿していたんでしょう)、非常に面白い。多様な題材を進化論研究者としての視点から見るというのが一貫していて、全体としても統一感というか、グールドらしさが出ていて、良いんですよね。

 

「カミナリ竜」の冒頭が、サイエンスノンフィクション論から始まっているのがまた、素晴らしい。ツイートでも書きましたけど。

私も、ここらへんの用語の用法というか、かなり試行錯誤であれなんですけど。基本的には、サイエンスノンフィクションという呼び方をしています。サイエンスライトという時もある。

いわゆるポピュラーサイエンスの方が、一般的だと思うんですが、ポピュラーというと大衆に開かれたという意味は伝わる反面、何か軽い感じがして。この分野、必ずしも軽いやつばかりではないし、私が好きなのも軽いやつではないので、ちょっと抵抗があるんですよね。

書いてる方も、科学者ではない一般の読者に、知的な驚きを与えたいと思って書いていると思うので、まあ、実は何と呼ぶかは大事な気もするんです。

グールドが言うに、フランスでは、この分野の本は、ヴュルガリザシオン(啓蒙書)と、敬意をこめて呼ばれているとのことで、このフランスの感覚はいいなと思うんですけどね。

 

科学が、どんどん高度化し、ブラックボックス化していく中で、こういう一般市民と科学をつなぐ本の役割は今後も(いや、これからこそ)非常に大きなものがあると、私は、思っています。

それがひいては、科学の最前線に還っていくのではないかと。というのも、やはり、最新の科学は、非常に多額の資金を使うビッグサイエンスになってきてもいて、この民主主義の世の中で、そのビッグサイエンスを進めようと思えば、市民がそれに理解を示して、賛同していかないと、結局は、進まないだろうと思うからです。

だから、科学は科学者だけのものではなくて、人類全体の財産なんだという、サイエンスノンフィクションのあり方というのを、広めてほしいし、少しでも広まるといいなと思って書評を書いたりもしているわけです。

 

…。まあ、今年はすでに3本書いているので(昨年は年末になんとか一本)、ちょっと余裕をかましてますが、もっと書かないといけませんね。

読むのは読むのだが、書評は書くの疲れるんですよね(笑)あと、最近、社会学の本の割合も増えてきていて、とても乱読気味。

写真は写真で、時間取られるんですけど、まあ、なるべくいろいろな本を読んでいきたいですね。

 

ということで、これをまた書評カテゴリーで公開しておくという。

いや、頑張って、また、書評書きます。すいません。

 

最近、ブログを3年やってきてようやくというか、このブログがどういう検索で発見されているのか分析しているんですが、基本、写真、それも星景写真、さらに加えればPENTAXで星景写真を撮っているということで検索をされてるぽい。

逆に言えば、書評では検索されていない(笑)

もっと、がんばります!

shironagassu.hatenablog.comこれとか、けっこういい書評書いてる気がするんだが……(と謎の自画自賛)。

いや…あれですね、たぶん、本のタイトルを、記事の題名に入れとかないと検索があまり機能しないんじゃないですかね…。そんな気がしないでもない。SEO対策不足。

そう思えば、本のタイトル下手したら本文にも書いてないので、書評で検索しても出てくるはずがない…。

うーむ。…これは…困ったな。全部タイトル付け替えかな(笑)今度時間ある時にやってみます。

※あまり数がなかったのですぐに直せた。基本タイトルを本の題名に変えてみました。検索されるだろうか(半信半疑

 

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2018年ペルセウス座流星群反省会会場はこちら

さて。ペルセウス座流星群の極大日が終わりました。

まだ、もう少しは流星の多い時期が続くと思いますので、チャンスがあれば撮りにいきたいとは思いますが、いやはや、とりあえず、恒例の反省会を開いておかなければなりません。

 

今回のペルセ群は、月の条件は良い新月付近)ということで、早くから期待は高まっていたのですが、残念ながら、天気の様子がいまいちだったかもしれません。

ただ、結果的には、11~12日にかけての晩と、その翌日=極大日12~13日の晩の極大日周辺2晩の撮影に出れたので…まあ、頑張った方かなと。

 

結論から言うと、今回も、火球をとらえることは叶いませんでした。

うーむ。なので流星群では恒例の反省の弁を述べていきたいと思います。

 

「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」

 

今回の撮影結果

今回は、KPとK-50の二台体制で、撮影。12日未明の1時~4時過ぎまで、12日11時30分から翌13日1時頃までの3×2+1.5×2=のべ9時間分の撮影が出来ました。

うーむ。こう書くと、けっこう時間は撮っていますね。人事は尽くした気がする…。

 

実は、私は、今回は、ホームである高知を離れて、関西は某所、古都・京都におりました。(毎年恒例の下鴨神社古本市にも行ってきたのでそれも後日何か書くかもしません)

 

なので、関西周辺で撮影できるスポットをということで、ひたすら、スマホから雲の予測と、星空指数を見続けることに。刻一刻と変わる予報に翻弄されながら、移動に、片道2時間ぐらいは覚悟しようと心に決めて、条件のいい場所を探し続けました。

が、どんどん悪化する関西の雲予測と星空指数。まあ、高知も良くなかったみたいなので、これはもうしょうがないのですが…。で、捜索範囲を広げた結果、福井県東尋坊が晴れているのではないかという結論にいたりまして…。人生初福井。

11~12日の晩(1日目。到着は1時なので実質12日未明)は、当初覚悟していた片道2時間を大幅に上回る片道3時間弱の移動時間をかけて移動をしてきました。遠い…しかも、まったく知らない道なのでさらに遠く感じましたね。

 

東尋坊、北は海だし、暗さは十分…と思っていたのですが、いやまあ、悪くはありませんでしたが、日本海特有の漁火の灯がこうこうとついていまして、若干、明るかったですね。

帰り道は高速道路を一部しか使わず 、琵琶湖沿いを走って帰ったんですが、これがかなり風光明媚でした。

 

1日目

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PENTAX KP レンズ  HD DA 15mm Limited 焦点距離15mm

ISO4000 SS60秒 F4 アストロトレーサー使用

2018.8.12 福井県坂井市東尋坊)にて

 

記録では3:58とありますので、薄明が始まり、空が青く染まり始めています。

北西の空に沈もうとする、夏の大三角の下。水平線近く、漁火の上に、流星をゲット。

薄明の中、天の川が薄く残っています。 

 

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PENTAX K-50 レンズ  DA 10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm

ISO2500 SS61秒 F3.5 

2018.8.12 福井県坂井市東尋坊)にて

 

上が2:03、下が3:18です。

というか上の写真のどこに流星があるのか、見つけられた人は逆にすごい気がしますが、中央のやや右寄りに縦に短いのが写っています。短い…!

下の写真は、見えますね。中央上やや右付近に、これも縦向きの流星がひとつ。

 

精査した結果、もう少し細かいのも写っていましたが、さすがにモニターでも確認できないだろうということで割愛。

うーむ。撮れたは撮れたのだが…。大きなのをゲットすることが出来ませんでした。

 

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そして、今回の一番の問題作。これ両方、同じものですね。そこそこいいのが写ってるように見えます…。が!これは流星ではなく、人工衛星ですね。残念…!

 

人工衛星による太陽光の反射と流星の見分け方は難しいんですが、ひとつはインターバル撮影で連続した前後の写真に、同じ角度で似たような線が写っていないかどうか。

というのは、人工衛星は、流星と違って、1~2分かけてじわっと光るので、その途中でシャッターが切れることが多いのです。

2番目の見分け方は同じ理由から、流星の途中で途切れているように見えるかどうか。流星はたいがい一瞬の出来事なので、ほぼ間違いなく細い→太い→細いという状態で写ります。これが、細い→太いで終わってたり、逆に太い→細いになっていたりすると人工衛星の可能性がかなり高まります。

ただ、私がこれまで見た流星で最長のものは2~3秒かけてひらひら落ちてくるようなのもあったので、そういうのの途中でシャッターが切れた場合というのも可能性としてはなくはない…ですが、ほぼありませんね。(ただ、国立天文台のサイト=後掲によると、10秒程度の超長経路流星というのもあるらしい…見たことないけど。願い事言えますね)

で、3点目。色がついているかどうか。これは上の2つの条件と合わせての判断になりますが、流星の場合、緑やピンク(赤)に発光している時があります。これは、酸素やマグネシウム、窒素などが反応しているためのようです。禁制発光というメカニズムのようですが、私は詳しく理解していません。流星が飛び込んだ時の摩擦熱で、周りのガスが発光していると思っていたらいいのではないかと思います(間違っているかもしれません)。まあ、大事なのは、人工衛星の反射光は、この色がついていないということです。

ただ、カメラの設定でこの色が、うまく出ない時があるのも事実なので、ここは補足条件ということですね。ただ、逆に色がついている場合は、前の二つの条件を満たしていても、ごくまれな長経路流星であると判断していい気はします。

 

つまり。流星か、人工衛星かは。

①インターバル撮影の、前後のフレームで判断する。

②軌跡が途中で途切れていないか。

③色はついているか。

 

 

人工衛星が太陽光を反射して光るのとは別に、大気圏に落ちてきたのなら…それはもう流星といっていいかもしれません。かなりの大火球になるはずです…(笑)

ちなみに、飛行機と流星は、飛行機の軌跡を写真で見た場合に点滅のパターンを伴っている(翼の先でライトが明滅している)し、太さが変わらないのですぐに見分けがつきます。

www.nao.ac.jp

 

しかし、これ、現地で確認した時、完全に流星だと思っていたので、帰って精査した時の落胆ぶりたるや…。いやはや。

そのショックは、唯物論者なのに、徳を積むためマニ車を回し始める始末でしたので、察してください。

まあ、せっかくなので、気が向いたら、RTしてください。冬のふたご座群に向けて、徳をためておきます…(笑)

 

マニ車とは。

マニ車 - Wikipedia

中にお経が入っていて、これを回すとお経を唱えたという扱いになって功徳が詰めるというありがたアイテムです。

 

2日目

実は、この日は天候がダメだろうと、はなからあきらめていた(なので前日に往復6時間走った)のですが、22時頃空を見ると晴れているじゃないか……。うわあ、行かないといけないな、ということであわてて準備をして撮影に。

ただ、この日は、子どもの星空観察もかねて、ということになりまして、遠出もできないので京都市内での撮影になりました。街中なので明るいし、子連れだし無理はしないということで逆に気軽な気持ちで。

 

shironagassu.hatenablog.com

昨年、ペルセ群で惨敗した京都市の宝ヶ池に行ってきました。が、結果的には、今年最大の流星はここでゲットすることに。今回は、朝日の写真をトップ絵にしなくても良かったので、まあ、頑張った方です。

 

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PENTAX KP レンズ  DA 10-17mm FISH-EYE 焦点距離10mm

ISO4000 SS8秒 F3.5 

2018.8.13 京都府京都市にて

 

街灯が明るいため、シャッタースピードは8秒と、極端に短くなっています。となると撮影枚数が増えるのですが、それを全部RAWで記録できるほど、SDカードの容量がないので、もうJPEGで。

上が今回一番の流星で13日0:29、下はベガの方に向けて1:03の流星でした。

少し雲が出つつもなんとか。上の今回一番の流星は、明るさ的には火球とはいえませんが、それでもなかなかの明るさで、写真にもきれいに色が出ています。

子どももこの流星といくつかは見えたようで、それが何よりでした。星空案内人としての役目を果たせたと思います(笑)

 

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PENTAX K-50 レンズ  HD DA 20-40mm Limited 焦点距離20mm

ISO2500 SS10秒 F2.8 

2018.8.13 京都府京都市にて

 

これは0:47とあります。緑から赤へ、淡く色がついているのがわかります。恐らく右から左へ向けて流れたものと思われます。

上の1:03の流星もこの画角で写っていてしかるべき方向でしたが、おそらくインターバル撮影がシャッターを閉じてた2秒の間に流れたんでしょうね…。不運。

 

反省の弁

うむ。今回も火球を捉えることはできませんでした。

今回は、火球を見ることもできなかったので、そもそも写らないのは道理なのですが、流れていなかったわけではないでしょうから…ね。

 

反省点1、撮影時間はどうか。

いやはや、三大流星群の筆頭ペルセ群で、新月の条件で、極大日付近に、のべ9時間の撮影時間を撮ったので、これは短いとは言えない…とは思いますが…。移動に計6時間使ってますのでね(笑)これを移動2時間ぐらいまで抑えれば、あと4×2カメラののべ8時間は時間が伸ばせたわけですから、そういう意味では、時間の使い方が難しかったか。あ、いや、行きは夜だけど、帰りは朝なので、行きの3時間のうち2時間だけか使えるとして、2×2カメラで4時間のプラスという計算になりますかね。

ただ、晴れたところにいかねばならなかったわけで、走ったことに悔いはありません。日本海で初星景撮影ができたこともそれはそれでよかったと思います。

 

反省点2、場所。

上に関連して。そもそも高知にいるなら、私の手元にある門外不出の星景ノート(これまでの星景撮影の全記録が綴られている。主に高知県内)が火を噴くところなんですが、県外だと何の役にも立たず。

事前情報がほぼない中で、天候予測も踏まえながら場所を探すのはなかなか困難な作業でした。

一日目は、過剰な移動距離が撮影時間を圧迫し、2日目は、そもそも光害地で暗い流星は見ることはできませんでした。そういう意味では、反省点はある。まあ、しかし、限られた選択肢の中では、ベストを尽くしたか…。

 

反省点3、カメラとレンズの組み合わせはどうだったか。

1日目は、KP+HD15mmLimited(F4)、K-50+フィッシュアイズーム(F3.5)。うーむF値が暗いのは気にはなりますね。

ただ、どちらも一応流星をとらえてはいるので写らないということでもないでしょう。

2日目は、KPにフィッシュアイズームを、K-50には、F2.8のリミズームをつけました。これも一応両方写すことが出来たので、間違いというわけでもなかったでしょう。

うーん。

 

しかし、やはり、ここは、KP+フィッシュアイズームの方がISOを上げられる分、画角と高感度が両立して、流星を写す確率は上げられる気はします。ただ、そうすると、かなり大きいのが流れないと、小さくしか写らないんですよね。

なので、もう片方のカメラ(K-50)は、F2.8の20-40か、F2.4のDA35、またはF1.4のSMC50mmということで、画角は狭いが当たるとでかいというオッズを上げる運用が正解かもしれない。後になるほど、オッズが高い賭けになりますね。

 

フィッシュアイズームが2本あると、空のやばい範囲をカバーできますが、まず流星群の時しか使わないので、さすがにその出費は無理かな…(笑)

中古だと…26000円くらいか…、うーむ、しかも難あり品だな、これ。いやいや…。おとなしく11-18mmを待とうじゃないか。DA12-24mmが99度の画角らしいので、わからないけど11mm(APS-C)なら、105度くらいの画角にはなるんじゃないでしょうかね。…どうなんですかね。

 

反省点4、運。

これは、私の唯物論的思考にとって最大の鬼門。

運とか言われても困る。が、今回も純然たる運が足りないのもまた事実。

これを何とかするには、力技しかない。とにかくのべ撮影時間、撮影範囲を増やすしかないわけで、カメラをさらに増やして4~5台体制にするか、全天球カメラを持つか…。

全天球カメラは、やはりこれになるでしょうね。リコーだし。スタンダードモデルSCならF2.0でISO1600、ハイエンドのVならISO3200まで上げられます。これなら明るい流星の撮影もおそらく可能でしょう。うーん。価格も目が飛び出るほど高いというわけではない。…が、しかしなあ…。予算的に、11-18貯金をこれ以上取り崩すわけにはいかない。落ち着け。

 

とりあえず、運に関しては、マニ車まわしときますんでね、気が向いたら、上に貼ったツイートをRTして、皆さんの徳を分けてください…。

目指すは、冬のふたご座流星群。今年は、こちらも条件わるくありません。(夜半前に月が沈む) 。極大日も金曜日です。冬なのでノイズ限界ISO感度も一回りあげられます。

 

今回のペルセウス座流星群の評価としては、よく頑張りを見せ存在感を示したが、勝ち点は取れなかったというところでしょう。次につながる敗北ということで。

 

以上、反省の弁でした。

 

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