シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

DxO DeepPRIME XD 検討会

はい。

ワールドカップが始まってしまいまして、写真を撮りにいけておりません。

寝不足です。明け方のドイツ対スペインが、見応えあり過ぎた。

やばい。

 

ワールドカップ終わるまでは、星の撮影には行けないかもしれない。4年に一度だから…しょうがない。

今も、セルビアカメルーンのものすごい打ち合いを見ながら、ブログを書いています。(先ほど、終わり、3-3というすごい試合でした)

 

と、言い訳をしつつ。

 

今回は、これを、どうするかを考えねばならない。

 

DxO DeepPRIME XD

現在、ブラックフライデーセール中のDxO PhotoLab6に搭載されている、新たなノイズ除去アルゴリズムDeepPRIME XD

 

これが、星景用途でどうなのだろうと。

今までは、DeepPRIMEだったのですが、XDがつきました。

XD は Extra Detail (エキストラディテール) の略だそうです。

 

なので、いつものノイズ除去比較用画像をノイズ除去してみます。

元はこれ。

で、船のところだけ拡大してみます。

こういう感じで、輝度ノイズも強く出ていますし、ところどころホットピクセルも出ています。ノイズ除去アルゴリズムにかけるにはおあつらえ向きです。

 

そして、これを、DeepPRIME XD(左)とDeepPRIME(右)で比べます。公平を期すため、両方ともデフォルトのまま処理にかけました。

これ、両方とも船のノイズは綺麗に消えてますね。

そこだけ見るとどちらでも、良さそうに思えますが…。

 

XDの方は、船の表面のホットピクセルをより目立たない形に処理している。

それに加えて、特筆すべきは、光星の処理ですね。

旧式DeepPRIMEはノイズと共に微光星が消されかけていますが、XDは、ノイズを消しつつ、微光星を救い出してきています。

 

ただ、逆に、XD、光星を消さない代わりに空に出たホットピクセルは残してしまっていますね。これは、画像の右上端を切り抜いてきたもの。

ここの領域がなぜか、ホットピクセルまみれだったのですが、XDは、夜空のホットピクセルは星判定したのか、ホットピクセルを消していません。

うーむ…。

これは…。

悩ましい。

確かに星のディテール感は一段増しなのですが、ホットピクセルが残る…か。

ただ、K-3Ⅲなら、ここまで、ホットピクセルは出まくらないとは思うので、そこをどう考えるかですね。

 

そして、そうそう。大事な事を書き忘れていた。

XD化により、処理時間が、かなり増えてしまっています。

うちのPCはビデオカードがないんですよね。低スペックPCには、ちょっと荷が重い処理なのも、マイナスポイントではあります。

ただ、まあ、処理にかけて、忘れたふりして別のことをしていれば、いずれ終わってはいるのですが…。

 

く。

ブラックフライデー…。

もしかしたら、期間少し伸ばしたりしてくるのがDxOの常とう手段ではないかとは思いつつ、しかし、どうせ課金するなら、この期間中ですよね。

 

残り時間はあまりないですが、少し悩んでみます。

課金すべきか、見送るべきか、それが問題だ。

 

ううーむ。

ではまた。


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