うむうむ。
11/8(火)、日本各地で皆既月食が見られました。
こちらの方では、雲一つない晴天に恵まれて、色々と撮影することができました。
ので、次回を撮る私に向けて、撮り方のメモを残しておきたい…。
絶対、忘れているから…。
次回、日本で皆既月食が見られるのは、2025年9月8日ぽい。
3年後か…、いや、絶対撮り方忘れてるので、その時の私に向けてやはり残しておかないといけない。
月食まとめ
PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA11-18mm アストロズーム 焦点距離 14mm
ISO3200 SSは絞り優先で自動制御 F2.8 カメラ内比較明合成
2022.11.8 高知県にて
月のインターバル撮影をして、月が減光し赤みを帯びて、また明るくなる過程を、一枚の写真にしてみました。想定通りうまく行けたと思います。
インターバル間隔 3分
中央重点測光 絞り優先モード SS限界10秒 露出補正-3.0
ISO AUTO 上限3200
焦点距離 14mm(換算21mm)
こういう設定で撮り始めました。
実際のSSは1/6秒から始まり、最長で0.5秒まで伸びました。
ISOはAUTOにしていたのですが、上限3200に張り付いていました。
しかし、思ったよりも、露光時間は伸びなかったですね。
街の明かりの影響の方が強いということですね。
今回この絞り優先自動露光がしたかったので、車などが正面からはいってこない場所を選びました。
しかしながら…これなら全部0.5秒で行っても大差はなかったかもしれませんが、まあまあ。
絞り優先モードにしていたことで、途中測光していたのか、1分毎ぐらいに謎の動作音(絞りが動いている?どうだろう?結局何が動いていたのかは謎のまま)が聞こえて、3分間隔のはずなのに、シャッター切っている?と激しく不安でした。
が、不安に耐えて回し続けたところ、結果的には、やはり、シャッターが動作していた音ではなかったようです。
4時間行くつもりで、14mmにしたのですが、3時間程度で寒さにやられて諦めたので、少し広すぎて、最後トリミングしています。
ただ、月のかけ具合は、ちょうど左右対称程度になって、ちょうどいい具合で終われました。完全に、偶然ですが(笑)
最初と最後の方は、白く飛んでいますが、ここは、あえて飛ばそうと思っていたので、これはこれで、明るさの変化が良く分かる気がしてありではないかと思っています。
全体に露光を合わせつつ撮るのも、今度やってみたいですね。
KPでも撮影
PENTAX KP レンズ HD DA55-300mm PLM 焦点距離 300mm
ISO800 SS1/250秒 F8 カメラ内比較明合成
2022.11.8 高知県にて
こちらはKPで。
インターバル間隔 2分30秒
SS1/250秒 F8 ISO800
焦点距離300mm(換算450mm)
ということで、APS-C300mmで撮ると、2分半のインターバルで行った場合、月がちょうど1個分ほど移動し、最大8つ分まで入るようです。
ただ、7つのほうがちょうど良いかもしれません。
わずかに光が残る状態から、真っ赤な皆既月食に変化していく時間帯ですね。
こちらは露出は大幅に増えて、
SS1/15 F6.3 ISO6400
になりました。
こう考えると、大きな光度変化がありますね。
こちらはアストロトレーサーType1を使いました。
SS10秒 F8 ISO400
厳密に言うと、アストロトレーサーは恒星基準のため、月の動きには正確には対応していないのですが、10秒程度ならそれなりに追尾してくれていますね。
月の左下に見える、青っぽい小さな星がどうも今回月に隠れる天王星だったのですが、隠れる瞬間は撮れていません。
バタバタしてたらいつの間にか終わっていました(笑)
こちらは、SS1/15 ISO100から始めてISO200、400、800、1600、3200までの5枚をHDR合成して全体のディテールを出してみました。
明るい部分と暗い部分の真ん中の青っぽい部分は、ターコイズフリンジなんだろうと思うんですが、半信半疑です。
多分そう。
というわけで。
この日は2台体制で、色々撮ることが出来ました。
これだけ条件の良い(撮りやすい)皆既月食は、なかなかないかもしれない。
3年後の私は、ほぼ間違いなく撮り方を忘れていると思うので、これを見て記憶を呼び覚ましたいと思います。
ではまた。