シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

アストロトレーサー新時代、開幕。

というわけですね。

忙しさ&曇りで撮りにはいけてないんですが、こいつが来てしまいました。

O-GPS2!!!!

 

 

PENTAXの新しいGPSユニットです。

24日発売のところをちゃんと24日に届いてきました。

依然として、品薄感はあるとのことなので、欲しい方はお早目の発注が良いかもしれません。

 

そして、ツイッターでは宣言をしたのですが、改めて。

 

The new era of ASTROTRACER!!

アストロトレーサー新時代の始まりを、ここに、宣言する!

 

 

こういう風なシンプルな外装で来ました。最近のPENTAXのアクセサリーは全部このタイプですね。

 

左が、旧式のO-GPS1、右がO-GPS2。(以前、Fさんに頂いたシューカバーホルダーを装着しています。)

皆さん言われているように、マットな仕上げに変更されています。

 

というわけで、撮れていませんので、改めて、アストロトレーサーとは何ぞやということをまとめておきたいと思います。

 

アストロトレーサーとは何か

PENTAX機が使えるアストロトレーサー、一言でいうならば星追尾機能ですね。

星が日周運動で動くのに合わせ、手振れ補正機構の応用でセンサーを移動させて、星を点で写すという機能ですね。

 

今回、O-GPS2になって、精密キャリブレーションの時間が非常に短縮されたことで、利便性が向上しました。精密キャリブレーションの具合だけ、駐車場で試してみたんですが、確かに、くるっとやるだけの0.5秒で終わるときもあれば、5秒程度はかかるときもありますが、どちらにせよ、O-GPS1の時の最短30秒よりは大幅に短縮されています。

 

現在、アストロトレーサーはType1、2、3と三種類あります。(2と3は今のところ、K-3markⅢ限定)

このうち、GPSユニットを使うのは、Type1と、Type2です。

Type1は、センサーを恒星の移動速度で動かして、星を完全に点像にします。Type2は、センサーを恒星の移動速度の半分で動かすことで、星もそこそこ追尾しながら、地上のブレを抑える、という機能です。

Type3は、画像解析により星の移動量を計算してセンサーを動かすというカメラ・スタンドアローンで動作するモード。なので、広角や地上がある景色は苦手で、星景に使うのには不向きなのですが、望遠レンズで星だけを狙う時は、こちらの方が精度は高いです。

 

アストロトレーサーの特徴

まず、そもそも、星追尾の必要性があるのか、ということなのですが、星を点像で写そうとすると、広角でも露光時間を10秒以下に抑える必要が出てきます。

【参考記事】

www.kenko-tokina.co.jp

 

ISOと開放F値にもよりますが、PENTAX純正のレンズに、F1.4クラスの広角レンズはないので、ISOをなるべく高めるとしても、10秒露光で撮るのは、露光量不足の可能性が大です。特に、暗い場所で地上のディテール描写も含めて撮る場合などはなかなか厳しい。

アストロトレーサーを使うことで、これを30秒程度に伸ばしても、星の動きをキャンセルすることが可能になるので、3倍の露光量にすることができます。

これは1枚撮りの場合ですね。ちなみに30秒以上は、Type2を使っても、地上のブレが少しずつ大きくなるので、伸ばしても40秒程度かなと思います。

ただ、10-17mmフィッシュアイズームは別で、あれなら、1分程度の露光でも地上ブレがあまり気になりません。

 

1、設置が楽

この部分が、さらに、精密キャリブレーションの短縮で楽になりました(なったはず)。これは、低い労力(ローコスト)で、いつでも、使用できるということですよね。

※追記 ようやく、先日テストができて、20回ほど、精密キャリブレーションをしてみました。処理終了まで3秒~5秒ほどという体感。O-GPS1よりも早くはなっていますね。

 

北極星が出ている必要もないので、設置については、楽、極まりない。

このローコストによって、ローリターンな撮り方が可能になります。

長い露光をかけるのではなく、前述したように30秒程度にとどめる撮影。私は、ほぼ固定撮影と呼んでいますが、固定撮影より少しだけ露光時間を伸ばすというわけですね。

ローリターンなのですが、少しの差で、地上が黒つぶれではなく、ディテール感が出てきたりするので、かなり大事です。

 

shironagassu.hatenablog.com

 

2、軽い

今回、O-GPS2になって、電池込み重量が2g重くなりました。が、それでも63g。軽さは健在です。そして、小さい。撮影用カバンに、スッと入れておけます。これは非常に大きな長所です。

 

3、構図の自由度が高い

基本的に、精密キャリブレーションを済ませれば、後はどのように設置しても良いのが、アストロトレーサーの自由度です。

三脚に据えるわけですが、非常に低い位置から撮影することもできますし、斜めにしてしまっても構いません。

これは、アストロトレーサー独自の機能性ですね。

どんな設置方法からでも、星追尾をします。

 

4、Type2の地上ブレ抑制

現在、私は、アストロトレーサーはほぼほぼType2での使用となっています。

私は、1枚撮りの星景写真撮影を中心にしていますので、地上がブレすぎると作品の完成度が下がってしまいます。

Type2が来たことで、私が「ほぼ固定撮影」でやりたいことが、できるようになっています。

 

と。

あらためて、アストロトレーサーについて、まとめておきましょう…。

 

いやしかし、撮らないといけないのですが、7月10日までは、毎度のことですが、仕事が忙しすぎて、全く暇がありません。

ぜひ、参議院選挙には足をお運びください。

 

ではまた。

 

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