シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

風の強い夜に

うむ。

この前、勢い余って、一眼レフカメラ「J limited 真田紐ハンドストラップ」クラウドファンディングに参加してしまいました。

ubgoe.com

 

見てたら、これは、なかなか本物の風格があるのではないかと。まだ、本数に若干の余裕があるようです。

しかし、メインで使ってる三脚より高いのは、目をつむっておこう。

 

6月あたりに発送ということなので、楽しみに待ちたいと思います。

 

というわけで、更新です。

先日、撮ってきた一枚を。

 

風の強い夜に

f:id:shironagassu:20220411191809j:plain

PENTAX K-3 MarkⅢ レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム 焦点距離 12mm

ISO6400 SS30秒 F2.8 アストロトレーサーType2

2022.04.02 高知県にて

 

春は、よく雲が出ますね。

この日は、とても強く風が吹いていて、ストラップがはためくので、アンカーリンクスが珍しく発動して、ストラップを取り外して撮影をしました。

 

そのおかげで、良く白波が立ってくれたと思います。

そらの黒い雲と対照になってくれました。

 

雲が多く、なかなか星が見えない時間帯が長かったですが、少しずつ雲が流れていっていたので、インターバル撮影をして待つことに。

そういう意味では、撮影者の意図は反映できない、自然に任せた待ちの姿勢での一枚でした。

でも、この待つということが大事なのかもしれないと思います。

 

「何かが起きるのをじっと待つ忍耐力が必要なんだ。だって何かは出てくるんだから、どうしたってね。たいていの場合、物事の進み方を速くしようと思っても、手立てがない。待つことに悦びを感じるのでなければならない。」(セバスチャン・サルガド「わたしの土地から大地へ」より)

 

写真家セバスチャン・サルガドの著作の一節。

非常に実在論的な感覚だと思います。日々何かが起こる世界の中で、その瞬間を待つのが撮影者だというわけでしょう。

 

うむうむ。

しかし、これは、ダメか…帰ろうと思ってから、最後の悪あがきのインターバルが、なかなかしぶとい。

これをするのでなかなか素直には帰れません。

この日は、まだ星が出てきたので良かったのですが、つい先日などは、全然、何も起こらず、厚い雲を撮り続ける羽目になりました。

いつもうまくいくとは限らない。

 

が、しかし、最後のインターバル、やってしまうんですよね。

ということでした。

 

ではまた。

 

 

にほんブログ村 写真ブログ 星景写真へ
にほんブログ村


星景写真ランキング