シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

DA55-300mm PLMのファーストインプレッション

というわけで、DA55-300mm PLMを少し使ってみたので、それについて書いておきます。

まだ、星には使っていません。もしかすると、あまり星に対しては使わないのではないだろうかとも思っています。何せ、300mm側のF値は6.3と暗く、星を撮るにはネックになりそうです。

 

まあ、しかし、昼間使うレンズとしては、非常に満足できるレンズのように思います。

以下、写真をいくつか、出しながら、ファーストインプレッションを書いておきたいと思います。

 

ファーストインプレッション

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K-3markⅢに55-300mmPLMをつけて、短時間ですが、スナップ撮影をしてみました。

 

まず、このレンズ、非常によく写る。

寄ってもいいし、もちろん、遠くを撮っても良い。良く解像してくれています。

優等生ですね。

 

K-3markⅢに搭載されている、ハイライト重点測光を使っています。

これによって、一番ハイライトの部分を基準に、そこが白飛びしない範囲で、露光が調整されます。

なので、暗めの写真になりがちなんですが、暗部にもよく情報が記録されています。

4枚目などは、ビルの左上が、明るく、撮った写真そのままでは、街の部分はかなり暗く写っていたのですが、JPEGでも十分持ち上げることが出来ましたね。

これは、レンズのインプレッションというより、K-3markⅢのか…。

 

レンズとしては、撮っている時は歪曲収差を感じていたんですが、撮った写真を見てみるとそういうこともなく、割と直線は直線に写っています。

これまであまり意識したことはなかったんですが、眼鏡によって、自分の視界自体がゆがんでいるようで、これが歪曲収差を感じさせているようです。

これは、やられた。

なので、レンズとしては、歪曲収差、良く補正されていると思われます。

 

AFは、もちろん、このスナップ撮影でも、不満はなかったですが、ちょうど、子どもの運動会があったので試してみました。やはり、早いですね。

動いている被写体にもスッと合う。まあ、腕の問題はあり、なかなか、うまく撮れないところ(特に、子どもが斜めに走ったりすると)もありましたが、おおむねピントはあってました。

AFも非常に軽快

 

とても優等生なレンズですね。

中古も含めて検討すれば、この値段で、この写りが実現できるというのは、非常にコストパフォーマンスは高い。中望遠から、超望遠までカバーするということで、使い道も多く、一本あって損はないレンズと言えると思います。

 

いつか、チャンスがあれば星にも使ってみようとは思うのですが…。

どちらかというと、には、一度早い目に使ってみなければなりませんね。今まで持っていたサードパーティー製の70-300mmは、月を撮っても、画質面で全く満足できるものではなかったので…。少し楽しみです。

 

よし…。こんなところで。

ではまた。