シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

星景サルベージその94 夜を落ちる(と、2020年のまとめ)

これが、2020年最後の更新ということになります。

今年もありがとうございました。

 

今日、発表になった地元紙のフォトコンで、佳作にはいっていたので、サルベージをしておきたいと思います。

佳作は、4回目。佳作だと、作品名と名前だけで、写真載らないんですよね(笑)この壁が超えられない…。

地元紙のフォトコンは、年4回募集だったのが、来年からは、年3回募集になるようです。なるほど、その分、質を高められると良いんですが、…まあ、頑張らねば。入選の区分も代わるようですが、どこまで紙面に載るのかな、いつか載るときが来るだろうか…。

 

夜を落ちる

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PENTAX KP レンズ HD DA★11-18mm アストロズーム  焦点距離11mm

ISO800 SS1200秒 F2.8 20分長秒露光

2020.11.14 高知県土佐町にて

 

紅葉の時期だったので、紅葉と撮ろうと思っていったんですけど、闇しか撮れなかった一枚。

いや、前回もいいましたけど、本当に、今年は、この暗さと向き合った一年でした。暗い中に、どう夜を表現するか。これも、その中の一枚ということですね。

20分の露光を、ISO800でやるという手法で、かなり無理やりに露出を稼いで、そこから現像することで、ギリギリ滝の白い流れを描写することができました。

一応、周りは紅葉していたはずなんですが、やはり、紅葉と星は、月がないとダメですね。月のある夜、晴れ、紅葉の時期と揃わないと撮れません。

 

2020年のまとめ

ということで、今年の星景撮影は、37夜ということになりました。

昨年が、50夜、一昨年が(なんと!)74夜ということだったので、一昨年の半分ということになりましたね。

今年は、コロナも勿論大変だったんですが、星撮影的には、天候不順もかなりつらかったですね。7月は結局一度も撮影に出られず。

対コロナは、撮影に関しては、元々、夜に一人で行って、ほぼ誰とも会わずに撮影して帰ってくるというスタイルだったので、あまり影響はありませんでした。

 

ただ、何を撮って、何を表現するのかということを、答えは出ないながら、よく考えた一年になりましたね。この時代に、星を撮るということの意味を、どう読み込んでいくか。COVID-19も、天候不順も、マクロ的な視点で見れば、人類の活動が地球に(破壊的な)影響を与える時代=人新世の中で、つながっているのだろうと思います。星と人類という長いコンテクストを有する結びつきを、この時代に捉えなおすこと。その結びつきを、星景写真という形で現代的に回復することで、未来へとつないでいく…。そこに未来を見据えるとすれば、この人新世とどう向き合うか、その答えもおのずと出るように思います。

写真を通して、この時代との向き合い方を表現できるように、出来る限り続けていかなければなりませんね。

 

撮り初めをいつにしようか、迷っていますが、なかなか強い寒波が来ていて、夜の撮影は寒そうです。お手入れをした、雲台の調子も見てみたいですしね。

www.umemoto.ecnet.jp

雲台のお手入れ方法に関しては、この梅本製作所のHPが大変参考になりました。

 

ということで、今年は、

第74回高知県美術展覧会 入選

第208回ペンタックスリコーファミリークラブフォトコンテスト 入賞

第140回高新写真コンテスト 佳作

という結果に、相成りました。ともすれば一人よがりになりがちな私の写真なので、こういうフォトコンを通して社会性を付与していくことは、やはり必要だなと思います。

今年は、入選したのはどれも暗い作品で、今年一年テーマにしてきた夜の暗さをある程度は表現できたのかなと思います。

撮影回数が少なかったこともあり、なかなか手広く応募ができず、質も担保できなかったのですが、少なくとも、県展と、ライフワークとして投稿している、2つのフォトコンで選に入ったので、良かったかなと。後の2つは、年末差し迫っての発表で、ギリギリ帳尻を合わせてきた一年になりました(笑)

特にペンタックスリコーファミリークラブフォトコンテストの方は、とうとう、壁を破ったので、総じてみれば良い一年だったといえるかもしれません。写真的には。

 

また、来年一年、ぼちぼちと行きたいと思います。

ではでは、皆様、良いお年をお過ごしください。

 

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