シロナガス/星景写真と科学本のブログ

「暮らしの中の星空」=星景写真+サイエンスノンフィクション書評。PENTAX使い。

梅雨晴れの天の川

明日は七夕ではありますが、どうも、織姫も彦星も見えそうにありませんね。

 

それどころか、梅雨前線が非常に活性化していて、四国も含めて、広範囲で雨が長く降り続きそうです。

九州の豪雨被害が、痛ましい。

毎年のように、水害が繰り返されてしまう。気象庁も「経験したことのないような大雨」という表現で、最大級の警戒を呼び掛けていますが、この水準で降るということを念頭に治水対策を進めていかないといけませんね。少しでも被害を抑えるように…。

コロナに加えて、水害…。自然というのは御し難いとはいえ、何とも厳しい。

被害に遭われた地域の一日も早い復旧を願うばかりです。

 

この時期、梅雨の合間に、ごくまれに、非常によく天の川が見える日があるのですが、先週、タイミングが合い、県西部で天の川を撮影できたので、それを掲載しておこうと思います。

 

梅雨晴れの天の川

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PENTAX KP レンズ HD DA★ 11-18mm アストロズーム 焦点距離11mm

ISO4000 SS30秒 F2.8  アストロトレーサー、ソフトフィルター使用 ほぼ固定撮影

2020.06.27 高知県土佐清水市にて

 

南東から南の空にかけて、立ち上がる天の川中心部

これは、ちょうど日付が変わるころ合いです。

湿度は高く、水蒸気は多かったですが、空は良く晴れて、久々に満天の星空になりました。県西部に行っていたのは撮影にというわけでもなかったのですが、急遽、カメラを持っていき撮影に出ることに。なかなか得難いタイミングでした。

ただ、この日、波は、とんでもない激しさで、私もこれまでの撮影の中で、一二を争うレベルで危険を感じました。

写真でもよく白波が立っていますね。

いや、本当に危険なので、海での撮影は気を付けないといけませんね。自戒。

 

最近、海で撮るときは、事前に津波避難タワーの位置を確認するようにしています。

果たして、それによって、どれほどの避難行動が可能なのかは定かではないのですが、そろそろ、南海トラフ巨大地震も、じわじわと確率が上がっているように感じるんですよね。

海岸で撮影する頻度が高いので、気を付けて気を付けられるものでもないのですが、それでも、可能な自衛はしておきたい。海岸で撮影中という最悪のタイミングで来ないとも言い切れない。

 

夜間の撮影は、やはり、無事に家に帰りつくまでが大事ですね。ちゃんと帰ってきてこそ、写真を残すこともできる。

合言葉は「いのちをだいじに」です。

肝に銘じて、なるべくステイセーフでいきます。

 

ではまた。

 

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